23.10.04 岡山国際サーキット ～ロガー解析編～

データロガーの解析に慣れて
くると勘所が分かってくるので
ささっと終わるようになりますね。。

先ずは、苦手の前半高速区間からです！
基本動作ができている前提になりますが、
ここからはボトム速度を上げないとタイム
アップは望めません・・・

ボトム速度が落ち過ぎている一因は、
ブレーキを踏んでいる時間が長いこと。
バネレートも高いので、もっと短時間で
スパっと荷重を移してアクセルをしっかり
踏んで行かないといけません。
シンプルにそれだけで、１つのコーナにつき
0.3秒として、ヘアピンまでの約1秒の短縮が
可能です。。

レースの最終ラップで、往生際が悪いので、
タイヤを冷却してグリップを回復したところで
ヘアピンで最後の勝負を仕掛ける為に、、
集中していたら、BBで52秒台が出るくらいに
前半セクタータイムが改善していたので、
やっぱりかと思い知らされました。。
高速区間のボトム速度感覚が、まだ戻って
いないようなので、速い車と一緒に走って
養う必要がありそうです。

続いては、一般的には、技術の差が出やすいと
言われる後半の中低速区間です。その理由は、
恐らく、速い車についていこうとしても、
気合いでは、どうにもならない技術を必要とする
区間だからの気がします。特にブレーキリリースの
荷重移動曲げができないと、絶対に曲がり切れない
ので、ヘアピン/レッドマン/ホッブス等は地味に差が
付きやすいように思います。

もちろん、マイクナイト進入で3→4速シフトアップ
による荷重移動曲げ、リボルバー進入等の低い縁石を
使って車を曲げる小技等も重要です。

この辺りは、ミニサーキットである程度の技術を
養ってきているので、びわさんとしては、得意区間です。
しかし、ボトム速度コントロールについては、、
まだまだ甘い箇所が、前回の走行でも見えていたので、
今回は強く意識を持って、高いバネレートに合わせた
短時間弱ブレーキとスパッと荷重移動曲げを意識する
ことで1秒ほど短縮できました。。


基本動作は、ある程度養われてきているので、
あとは、バネレートやタイヤグリップに合わせた
反応速度のアジャストとボトムコントロールが課題
ですね。。ハンドルを切る際のタイヤの重さは感じ
取れるようになってきているので、これを頼りに、
あとRMSレカロシート＆レールの剛性が高いことで
荷重移動が分かりやすいので、判断及び操作に確信を
持てるようになったことが大きいですね。

1つずつ、確実に前に・・・

びわ