RCが納車してから約2ヶ月が経過しました。
(TOP写真は茨城県の農道にて)
依然として通勤メインの使用用途ですが、
伊豆ドライブや筑波サーキットまでの往復、FSW方面など、
色々なシチュエーションでロングドライブする機会も増え、
RCの事がわかってきたので、
このあたりで一度まとめてみたいと思います。
●レクサスRCハイブリッド 個人的インプレ(燃費編) 当記事
●レクサスRCハイブリッド 個人的インプレ(快適装備編) 今後記載予定
●レクサスRCハイブリッド 個人的インプレ(走行性能編) 今後記載予定
この記事では燃費に関して個人的な見解を書いてみます。
※まだまだ無知ゆえの拙い文章ですが、
思ったままを書いてみますので、
誤解や補足がありましたらご指摘頂ければ幸いです。
この手の車で燃費を気にするのは無粋かもしれませんが、
ハイブリッド車という事で、
多少なりとも自分の運転に左右される所はありますから、
良いに越した事はありませんね。
今後の維持費という意味でも重要だと思っています。
RC系の中で、ハイブリッドモデルのこの300hは
唯一のレギュラーガソリン仕様。
エンジン2L直4+ハイブリッドモーターアシスト。
パワーや運動性よりも静粛性、快適性を重視したモデルです。
カタログ値はJC08モードでリッター23kmとの記載。
勿論それを鵜呑みにするつもりはありません。
みんカラのユーザー燃費記録データを見ると、
リッター平均15~16km位。
そのあたりが妥当なところかな・・・と思っていました。
昨年8月にRCを試乗した際、担当営業さんに話を聞くと、
「いや・・・そんな燃費は稀な事で、
実際は良くてリッター7~8キロ位です」と正直に教えて下さいました。
無論、その地域の交通状況、
ドライバーの運転の仕方やアクセルの踏み方にも左右されるので
一概に括る事はできませんね。
私の場合、RCと同クラスのハイブリッド車に乗った事が無い為、
車格は全く違いますが、ハイブリッド繋がりという事で、
サブカーとして所有しているアクアとの比較で書いていきたいと思います。
・街乗りに関して
通勤等市街地での使用のみだとリッター8~9km。
車重が1740kgもある為、発進はかなりモッサリという印象です。
基本Ecoモードなので、それもあるかもしれません。
街中で信号ダッシュやガンガン飛ばすつもりもないので、
Ecoモードで充分です。
穏やかで交通の流れを妨げない周りに合わせたペースでの
走行を心がけています。
ハイブリッド車に乗られた方はわかると思いますが、
アクセルの踏み具合によって、
EV走行状態、エンジン走行状態と変わりますよね。
車格は違いますが、同じハイブリッド車のアクア基準で考えると、
アクアの場合はアクセル開度のおそらく10~15%位が
EV走行維持状態だと思います。
RCの場合はその領域がさらに狭く、5~10%位?
アクアよりも明らかに狭いです。
それ以上踏み込むとエンジンが始動し、EV・エンジン併用走行に
切り替わります。
アクアの場合は車体が軽いぶん、EV走行域のアクセル開度でも
そこそこ加速し、後続車に迷惑のかからないレベルでの
信号待ちからのゼロ発進が可能です。
しかしRCだとやはり車重がネックなのか、
ゼロ発進からの巡航速度までの加速には
EV走行のみだと結構時間がかかります。
後続車のいない状態であれば時間をかけてゆっくり加速できますが、
後ろにいる状態ではちょっと無理ですね。
結構煽られるレベルだと思いますw
勿論Ecoモードでもしっかりアクセルを踏み込めば
最初からエンジンを始動させてしっかり加速してくれますが、
燃費重視の運転という観点からは、
上記のような印象を受けました。
・高速道路走行に関して
高速道路巡行でどんどん燃費が良くなっていきますね。
勾配の有無にもよりますが、
おそらくリッター17~18km位行くんじゃないかと。
まだエンジンオイルは納車後一度も変えていないですが、
もう少し距離を乗って、オイル交換したら
さらに良化する可能性もありそうですね。
アクアの場合は高速道での速度域はEVモード稼働領域外で
燃費が落ちる傾向がありました。
アクアではよく長野までドライブに通っていたんですが、
その時はリッター約12~13km位。
高速道では基本エンジンとEVの併用状態での走行ですが、
RCの場合は70~80km/hの速度域でも
EV走行のみの領域がありますね。
アクアではせいぜい60km/h位までなので
その違いもありそうです。
元は同じトヨタ系のハイブリッドではあっても、
より高速巡行に適した設定・制御になっているんでしょうかね。
レクサス車のハイブリッドは燃費よりも
動力性能重視のハイブリッドアシストになっていると、
営業さんから説明を受けた事があります。
・ワインディングに関して
これもいかにEV状態を維持できるかによりますが、
おなじみの道志みち基準で考えてみます。
道志みちは南関東近隣在住の方はよくご存知だと思いますが、
その道中に1・2箇所位しか信号の無い、距離にして40km超の長い道路。
生活道路でもありますが、交通量は少なく、
前方に車が詰まる事が無ければ
流れの良い快適なルートでもあります。
平均燃費リッター20kmのアクアで、
道志みち登り(往路)でリッター17km位、
道志みち下り(復路)でリッター32km位とかなり違います。
復路は部分的に登り勾配がある区間が多少あるものの、
基本的には下りなので、
アクセルはほとんど踏みません。
基本EVモード維持で、満充電の際にはエンジンがかかりますが、
アクセルを踏まなければほぼガソリン消費は無いですよね。
その違いかと思われます。
そしてRCの場合は、
道志みち登り(往路)でリッター7km位、
道志みち下り(復路)でリッター18km位。
区間ごとの正式なデータで出した訳ではありませんが、
おそらくその位でしょうかね。
燃費の良さとと走行性能の高さはなかなか比例しないですよね。
比例する稀有なケースがあったとしても、
車両価格がバカ高いとか・・・
出費をあまり気にせず気軽に出かけられるというのは
なにげに重要な要素だと思うんです。
そのあたりを全く気にしないというお金持ちの方は別でしょうが、
私の場合はとても気になってしまうレベルでしかないので・・・^^;
RCのモデルを選択するにあたって、
私は最初からハイブリッドモデルしか考えていませんでした。
私の今求める車の用途においては、
この300hがベストと決めていましたから。
燃費関連に関してはこの位で。
続きは、快適装備編・走行性能編で書いていきます。