12/11(火)の記録です。
先日の筑波2000走行で
86での今年の走り納めをしましたが、
私自身の走り納めとして、
以前から計画していた、
AP御殿場での
カート走行に行ってきました。
ここは公式カートレースも行われる比較的大きめのカートコースです。
カート場が主催するレンタルカートプランもあり、
通りすがりの方でも気軽にカートが楽しめるようになっていますが、
一般的なレンタルカート、
ビレルN35-Xだと、
この広いコースだと物足りないんですよね。
ストレート途中でエンジンは吹けきってしまい、コース幅も広いので
1ラップまるまるノーブレーキで周回出来てしまいます。
※ヘルメット貼り付けカメラの為、激しくブレますので、
長時間視聴は酔ってしまう可能性があります、ご注意ください。
ここのレーシングガレージの一つ、アステックさんは
私の良く行くAZ山梨レンタルカート場も運営している会社であり、
このAP御殿場でも
独自のレンタルプランを展開しています。
通常のレンタルカート+αの位置付け性能のスポーツカート、
競技仕様のレーシングカート、
この2種類をレンタルできます。
私も以前からレンタルスポーツカートは何度か利用させてもらっていました。
※ヘルメット貼り付けカメラの為、激しくブレますので、
長時間視聴は酔ってしまう可能性があります、ご注意ください。
体力と集中力、費用を考えると、半日走行20分×3本が最適ですね。
料金も通常の走行会並みにしますが、
メンテフリー・燃料費込みのレンタル走行でこれだけ走れれば
ボリューム的には充分です。
メットとグローブ・レーシングスーツもレンタルできるようですが、
これはやはり自分にフィットした物を自分で用意してきた方が快適でしょうね。
という感じで、今までは私の技量を考え、
スポーツカートしか借りた事が無かったんですが、
今回は無謀にもレーシングカートを申し込んでしまいました。^^;
そして場所が御殿場という事で、比較的エリアの近い
UZURAさんをお誘いしたところ、快く承諾して下さって
私の休み(平日走行)にもご都合を調整して下さいました!
ありがとうございます。^^
誰かと一緒に走ると楽しいというのは、最近の走行で再認識した事でしたので。^^
本来は先週の火曜の予定だったんですが、
天候が思わしくなかったので、前日に電話して、1週間延期してもらいました。
アステックさん・UZURAさん、ありがとうございます。^^
そして迎えた当日は晴天。^^
午後からの半日走行プランでう、13時までに現地入りすれば良いので、
午前中は所用を済ませ、近所のカインズで買い物をしてから道志みち経由で向かっても
12時頃には充分に間に合いました。
このあたりは混雑せず気軽に来る事ができて良いですね。^^
UZURAさんは、今回はメインカーのランクルでご登場。
いま一体、車を何台所有されているんでしょう・・・
そして来年は何台増えるんでしょう・・・w
羨ましい限りですね。^^;
走行前準備も自分たちが着替えるだけなので楽ちんです。
カートも既に2台用意されていました。
レーシングといえどセルスタート式なので、
エンジン始動と乗り降りは楽で良いですね。
このAP御殿場は、平日は基本的にレーシングカートのフリー走行枠です。
途中でレンタルの時間が入らない限りは、
コースイン・コースアウトは自由です。
今回のレンタルプランにおいては、20分ごとに区切られ、
20分経過すると、一度ピットに戻されます。
それでなくても20分連続のカート走行は相当の負担ですので、
途中で戻って休んでも自由です。
早速カートに乗り込み、コースイン。
慣熟走行でウェービング走行しようとしたら、
最初のコーナーでいきなりスピンしましたw
ブレーキもかなりシビアなので、
ちょっと強めにブレーキを踏みこむとタイヤがロックして一瞬でスピンします。
カートの場合はリヤにしかブレーキが無いので、
横Gが少しでも残っていると一気にリヤタイヤが出てしまうんですね。
いわゆる乗用車で走行中にサイドブレーキを一気に引いた状態に近いかもですね。
そして何より違うのはエンジン。
2スト独特の乾いたエキゾーストがとても心地良いです。
ストレートでアクセルを開けていくと
気持ち良く上まで回り、加速も付いてきます。
これは良いですね。
病みつきになりそうです。^^
その所以かコーナリングスピードも高いので、激しい横Gにさらされながら
ステアリングも細かく修正し続ける必要があります。
スリックタイヤとは言え、音もなく滑りだす事もあるので
油断するとあさっての方向にカートが飛んでいきます。
上のスポーツカート走行動画でも5:25秒あたりからプチクラッシュしています。^^;
カート走行でのクラッシュは身体にもダメージが及ぶ事も多いですね。
私は、クラッシュでは無いんですが、
横Gがかかるコーナーで縁石にガンガン乗り続けていたら
バケットシートによる打撲で肋骨に軽くヒビが入ってしまい、
数ヶ月は咳やくしゃみの度にズキズキと痛みに襲われた事がありました。
それからは
カート用のプロテクターを常用して、
さらにわき腹には厚めのクッションスポンジを仕込んでいます。
これでも、今回の走行後はわき腹が少し痛くなるくらいです。
自分専用のカートなら、適正サイズのバケットシートを入れれば
走行中に身体が不必要に動いてぶつかる事はないんでしょうが、
レンタルだと仕方ないですね。^^;
私のサーキット走行の装備は、元々
カート用のヘルメットに
カート用のシューズです。
カート走行時にはメットのバイザーを全閉するのが基本ですが、
全閉するとバイザーの内側が曇ります。
カート用のメットは通気性が良いとはいえ、
ミラーシールドバイザーは曇り防止加工はされていない模様。
一応ここに来る前に寄ったホームセンターで
メガネの曇り止め液を買って、内側に塗布しておいたので
多少はマシになりましたが、
バイザーは微妙に隙間を開けながら走行しました。^^;
この辺りは何とかならないのかな・・・
ともあれ、今回の走行動画です。
これはカートに慣れてきた2本目の走行です。
※ヘルメット貼り付けカメラの為、激しくブレますので、
長時間視聴は酔ってしまう可能性があります、ご注意ください。
上の2つの動画に較べて、速度域が全く違うのが判ると思います。
動画は無駄に長いですが、一応3:10秒 ・ 7:30秒あたりでスピンしています。
ひそかに期待されいてるかもしれませんが、クラッシュはしていませんよ、一応。^^;
UZURAさんとも近くで走らせて頂きましたが、
カートだと体格差が影響してしまうんでしょうかね。
ストレートでの加速の伸びも違うようでした。
他のレーシングカートもコースに出たり入ったりしていて、
マシンのセッティングなどに来ている方々がいらっしゃったようです。
同じレーシングカートとはいえ、何百ラップ・何千ラップと走り込まれている方々で、
カートもドライバーに合わせた専用設計なので、
ストレートの加速は同じくらいでもコーナーごとに一気に離されてばかりでした。
まあそもそも競おうというのが間違いですね。
カートはバックミラーが無いので、定期的に後ろを振り返るしかないですが、
いきなり後ろにピッタリ付かれている場合も多く、
広い場所で先を譲る事を心がけていました。^^;
そんな感じで走行を1本目・2本目と重ね、
3本目はお互いの走行を撮影する為に、コースインをずらしました。
コースが近いからと望遠レンズで無く、標準ズームレンズを装備していましたが、
これがちょっと失敗。
まだ広角過ぎて、あまりスピード感の無い写真になってしまいました。
そんな中でUZURAさんに私のカメラで何枚か撮影して頂きましたが、
走行写真を撮って下さいましたので、ぜひ使わせて頂きます。
足が短いとか肩幅広いとか腹がボテっとしているとか突っ込みを入れられそうですが、
上半身は先ほど書いたように、プロテクター&クッションを中に着こんでいるので
そう見えるだけですからね! (何の言い訳?)
足が短いのは・・・それは仕方のない事です・・・w
それにレーシングスーツも一番安物の為、
一見ツナギにしか見えない(以前指摘された事があります)ので
今度ちゃんとした物を買おうかな・・・
何か話が脱線してしまいましたが、
そのような感じで3本目は入れ替わりの走行。
しかしこの時は15時をまわり、山あいに陽が隠れてしまい、
一気に気温が下がりました。
タイヤも温まらず、走行風で身体が冷えてきます。
シングルレイヤーのスーツに、作業用のグローブではろくな防寒機能も無く、
寒さで指先がかじかんで、身体の動きも徐々にぎこちなくなり、
集中力も無くなってきたので、
3本目は半分位の時間で走行を切り上げました。
今回は初めてのレーシングカート走行でしたが、
当初の予想通り、それなりに走らせる事ができても、乗りこなすにはまだまだ程遠い現状でした。
高速コーナーでもビビってしまいアクセルを踏みきれませんでしたし、
ヘアピン進入も強めのブレーキが踏めず、かなり手前からダラダラとブレーキを残し続けたまま。
カートのスペックが今まで乗ったものとは段違いですね。
遊園地のゴーカートを1だとすると、
通常のレンタルカートで10。
スポーツカートで30。
今回のレーシングカートで70、というくらいの違いでしょうか。
MOA的数値化比較ですw
ドライバーに合わせたマシンセッティングでどれだけ100に近づけるかでしょうね。
この挙動のダイレクト感とシビアさは、サスペンションの付いている乗用車では
決して味わえない物ですね。
そして本物のレーシングカート乗りの方々は
このコースをこのような速度域で走られているようです。
これもモータースポーツとはいえ、私には想像がつかないレベルの世界ですね・・・
そういえば、この動画の途中までトップ快走、2位フィニッシュの方はあの方ですねw
レベルは全く違えど、この体験がメンテフリーで気軽に楽しめるのであれば、
この走行費用でも充分に価値があるものだと思いますね。
御殿場も比較的近いですし、
今後も利用していきたいです。
このAP御殿場は時期によってコースレイアウトが変わるので、
次はもう一つのレイアウトで走ってみるのも面白いかも。
以上、素人なりのレーシングカート体験レポートでした。^^;