最近、個人的にフィルムブームが来ています。
デジカメにオールドレンズを付けて遊ぶのを楽しんでいましたが、そもそも投影素子自体がオールドになってしまいました(汗)
先週、まだ現像していないフィルムが4つもあったので近所の写真屋さんに現像に出しました。
いままではすべて紙にプリントしてもらっていましたが、今回はデータCDに焼いてもらいました。
これで欲しい写真だけプリントできるし、ネットにアップするのも簡単です。
1年以上前に撮り終え済みのフィルムもありましたが、幸い現像できました。
ということでいくつかあげてみたいと思います。
まず、春にCBRで出かけたときの一枚。
桜が咲いていた時期でした。あまり詳しいことは覚えていませんが、この写真はNIKKOR85mmF1.8で撮りました。
他にもCBRを撮った写真が10枚以上あったのですが、ほとんどピントが合っていませんでした、、、(ほぼ全て前ピン状態)
これはおそらく使っていたカメラ(ニコンEM)のファインダーがずれている?からだと思うのですが、ピントさえ合っていたら結構いい感じに撮れていたのに、という写真がありました。
その後、柳ケ瀬公園の桜を撮りました。
曇っていたこと、フジカラー100のフィルムだったので暗めの写りですね。桜の花のはかなさが良く写っていると思います。
たぶんですがF1.8開放で撮っていると思います。美しいです。
二重線ボケが出そうで出ていません。いやな二重ボケを上書きするくらいのボケ量があるのですね。これは良いです。
雨上がりの矢作川の河原で撮った一枚です。
これも開放F1.8で撮ってるかもしれません。
CBR全体にピントを合わせたのだと思いますが、リアの一部にしかピントが来ていません。地面を見ると、ピントが想定よりも前に合っているのがわかります。
ピントの合っている一枚。
夕日に照らされてバックで輝く草木がいい色だしています。
ちょっと自信ないのですが、これは50mmF1.8で撮っていると思います。
別の日、今度はシルクロード。
これもピント合っていませんが、なんだか独特の雰囲気があって良いかなと思います。
桜が満開。
絞りも開放!と言いたいところですが、真っ昼間なので2,3段絞ってると思います。EMはシャッター速度が1/1000までしかないので(しかも絞り優先のみなのでSSは勝手に決められてしまう)
続いて電車ですね。
これは割と最近撮ったものです。
矢作川の橋のところで、レンズはNIKKOR180mmF2.8です。
おそらく欲張ってF4くらいまで開いて撮っています。
でも列車の後ろの方がボケてしまっていますね。いつものAPS-Cデジカメの感覚で撮るとこうなってしまいますね。
こんどは50mmF1.8で風景と絡めた一枚です。
やっぱりピントが前目になっていて残念な事になっています。
晴れた日にまたリベンジしてみたいですね。
もう一枚は名鉄。
6000系は今も現役ですが、なんだか登場当時の写真のような味が出ました。
お盆にJAで買ったガウラを180mmで狙いました。
ピントはやっぱり外れているんですがね、、、
しかしフィルムの粒子感やデジタルとは違った色収差の感じがたまらないですね。
昨年のフレンチブルーミーティングの時に会場で撮った一枚です。
20年前に撮りましたって言ってもわからないですよね。
(そういえば今年のFBMは残念ながら中止ですか…)
その帰りに碓氷峠の鉄道文化むらで撮ったEF63です。
一般の人でも講習を受けることで機関車の運転ができるのですが、たまたまその車両が走ってきました。
駐車場の隅に群生していたコスモス。
こんな写真を撮った記憶はありませんが、その時に「撮ろう」と思って撮ったわけですね。一年の時を経て思い出しました。
上の3枚は昨年EMに常用していたトキナー28-80mmの安物ズームで撮ったはずです。
やはり先の単焦点で撮った写真の方が画質が良いですね。フィルムだと本当にわかりやすいです。
秋に撮った写真です。
これは白黒フィルムではなくてカラーネガフィルムで撮った写真です。
このような写真ならデジタルでも撮れる?と思いきや、フィルムで撮ったと言われれば「確かにフィルムだ」と思えるような。フィルムとデジタルでは色味に関係なく全く違った雰囲気があるような気がします。
昨年の12月、天浜線撮影MTGの時にもフィルムカメラを持参していました。
これはオートニッコール135mmF3.5という古いレンズで撮ったのですが、めちゃくちゃシャープな写りです!
しかもこのレンズは非Aiレンズなので、EMには使えないレンズです(知らずに無理やり付けてしまっていた)
しかしなぜか露出がバッチリ決まっていました。すごいなw
「写ルンです」で撮った写真もありました。
これは新潟県の笹川流れで撮った写真です。
写っているクルマは3台とも新しいクルマですよね。それが古く見える、というほど簡単な話でもないのですね。
被写体を選んで、フィルムで撮ってこそ良さが出るのかも。
桃太郎は流れてしまいました。
写ルンですのレンズはプラスチック非球面レンズ一枚構成らしいですが、この写りもいいですよね。
もちろん高精細ではありませんが、暖かくて見ていて疲れません。
矢作川で撮った新幹線。
700系を見に行ったのですが、N700系は写ルンですで適当に撮っていました。
薄暗い夕方ですが、ちゃんと写真になっています。
晴天の昼間から光の少ない夕方まで固定露出でこなせるってすごいですよね。
写ルンですは失敗写真がとても少ないです。焦点もピントも露出も固定で、誰が何をとっても失敗しにくい露出設定になっているからです。
そんな中でも失敗している写真を。
これは新潟駅の「きらきらうえつ」号です。
さすがに夕方の屋根付きの駅構内で電車を撮ると真っ暗になりますよね。
子供のころはこういう露出アンダーな写真をよく撮っていたものです。
糸魚川でみた頸城アルプスと姫川です。
この景色を見たときにしばらく橋の上から見とれていたのですが、この感動を写真に残したいと思ってとっさに写ルンですで撮っていたようです。
”スマホよりも先に写ルンですが出てくる”、そんなの写真好きとして良いのではないですか(笑)
本気で撮るなら一眼カメラが良いですが、記憶に残す写真を撮るなら写ルンですが適任かもしれませんね。
最後はモトグッチ最後のツーリングでネッビアさんに撮っていただいた一枚(笑)
フレーミングが完璧ですね。今更ながらネッビアさんありがとうございます。
これも良い思い出の一枚です。
このあとエイプ、ベスパを手放しましたが、最後はやっぱり写ルンですで またがった姿を撮ってもらうようにしています。
今回は過去の写真を並べてみましたが、フィルムは一枚一枚の写真に秘められた思いが多くて楽しいです。
シャッターを一回切るごとに「本当に撮って良いか?」一度考えます。
その結果撮るわけですから、それは慎重になるし思い入れも強くなりますよね。
ちなみに24枚撮りフィルムが一本約700円、現像にも約700円、プリント1枚40円なので、写真一枚に100円くらいかかります。
なかなか金がかかるんですが(笑)
ホームセンターで期限あと1か月のフィルムが半額で売っていたので、買ってしまいました。。。
あと1か月以内に80枚くらい撮らなければならないので、なんか撮りに行きたいと思います。
しかしいま使っているニコンEM、とても気に入っていますが、ピント合わせが難しいので使いづらく感じてしまいます。。。
うーむ、新しいフィルムカメラかぁ…(~_~;)