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マスターの75と106のブログ一覧

2018年08月16日 イイね!

【北海道周遊8】旅のサンセット

【北海道周遊8】旅のサンセット

間が開いてしまいましたが、北海道のブログはこれで最後です。




7月22日、

寝て起きて、朝になっていました。


秋田港へ入港するときに、姉妹船とすれ違い。




秋田港で降りていくクルマが多かったです。




1時間の寄航で、割とすぐに出航。




次は新潟港。




を出航したところでした。



港を離れるフェリー、




それをカモメたちが追いかけてきました。




美しい編隊で飛ぶカモメにみとれ、




美しい日本海にみとれ、、、

甲板で結構長い時間過ごしました。






そして夕方になりました。

太陽が日本海に沈んでいきます。






そういえば、北海道にいる間は日の出も日の入りも見れませんでした。

日本海側で宿泊した時に夕日が(一度くらい)見れるだろうと思っていたのですが、なんだか天気に恵まれなかったので夕日を見ることは出来ませんでした。




しかし、この帰りのフェリー、

その忘れ物を届けてくれるかのように、すばらしいい夕日を見せてくれました。















丸い太陽が海に沈んで行き、最終的には線のようになって点になって消えるという今まで見たこと無い沈み方を見ることが出来ました。


この旅で一番か二番に感動した瞬間でした。


旅の最後を、このような感動で締めくくってくれました。











夜が明け、敦賀港に5時半に到着しました。






まだ朝早い時間なので、涼しいうちに愛知へ向かって走行。

ここまでくれば地図を見なくても帰れます。(と、たかをくくっていたら大垣で道に迷うという、、、)







走り出して、すぐにセミの鳴き声が聞こえてきたとき、

「ああ、本州に帰ってきたんだ」と感じました。


北海道で寒さに凍えたとき、少しうらやましいと思った本州の猛暑、

戻ってからいきなり37℃で暑かったのですが、それは”本州”らしさという風に捉えられました。









7月23日、 無事 家に帰還しました。


走行距離は約3600km、一日200kmを目標に進んでいきました。


バイクと人の負担を考えなければ、日400kmは進めるんですが、無理せずに、またよい景色があったら寄り道できるように、余裕あるペースで走りました。


宿泊は、とほ宿 5泊、
旅館 1泊、
ライダーハウス 3泊、
キャンプ 9泊、


という感じでした。旅館はほぼ当日決めていたので、キャンプの割合が高くなってしまいました。
旅の後半は、旅人との交流を求めて宿に多く泊まりました。

旅人が多い北海道では、とほ宿等の民宿に泊まったほうが旅が楽しくなるように思いました。


北海道ならではのロケーションのいいキャンプ場もあるので、好みや天候に合わせて決めるのがいいかなと思いました。





一度も洗車しなかったモトグッチ。


タンクは汚れ、




ホイールは錆び、




足回りにはホコリが積もっていました。






本当によく頑張ってくれました。

すばらしい思い出を作れたのはコイツのお陰です。

お礼の気持ちをこめて洗車しました。













今回の旅、北海道を一周したいという目標はありましたが、そのことに何の意味や目的があるのか、自分でもわかっていませんでした。


何となくやってみたいと思っただけなのです。

旅の途中で、なにか意味を見出せるのかな、と思っていました。



旅を終えてみて、北海道の旅の何がよかったかというと、結局は

”たくさんの人に出会えた”

ということです。



宿で夜中まで話したこと、昨日のことのように覚えています。

すれ違い際にYAEHしたバイクの数、、、数え切れません。



私にとって北海道とは、そういう”モノ”も求めて行く場所になりました。



理由ってあとから付いてくるものなんですね。







今回訪れることが出来なかった場所、天候が悪くて見れなかった姿など、色々と悔いもあります。








しかし、今ならこう考えることが出来ます。








また行けばいいや。




2018年08月08日 イイね!

【北海道周遊7】 寄り道帰り道さらば北海道

【北海道周遊7】  寄り道帰り道さらば北海道

7月19日、

宿を出たらとりあえず、ツーリングマップルでおススメになっていた、羊蹄山(ようていざん)の外周を一周しました。





一周したものの、羊蹄山から雲が去ることは無く、仕方ないので移動。








洞爺湖を目指して南下。


サイロ展望台で一休み。




大型バスでやってきた観光客で常ににぎわっていました。




湖の反対側に行ってみました。







近くで見ると、美しい色をした湖。

綺麗な色です。







時刻は2時半、ちょっと早いですが、移動はヤメ。


湖畔の仲洞爺キャンプ場で泊まることにしました。





なんだかんだ、ひとりでのんびりするのも大好きな私。

やっぱりキャンプもしたくなりました。





木に囲まれた涼しげなサイト。

そしてなんといっても、湖のすぐ横にテントを建てることが出来ます。




このロケーションは他のキャンプ場よりも断然上!





この景色を眺めながら、豊富牛乳とおにぎりを食べ、好きな音楽を聴きながら、ツーリングマップルを見て旅の軌跡を地図に書き込んだりしていました。





そして、ここで帰りのフェリーの予約を取りました。

行きが太平洋だったので、帰りは日本海から帰ることにしました。


新日本海フェリーの敦賀行き 寄航便。

最終の行き先は敦賀ですが、途中に秋田港と新潟港に寄航します。

週に一度の便がたまたまあったのでそれにしたってだけです。

直行便なら20時間で帰れるんですが、寄航便は30時間もかかります。



フェリーに乗るのは21日。あと2日で北海道に別れを告げます。

もっと旅を続けたい気もしましたが、キリが付いた所で終わらないと、キリがなくなってしまうと思ったので、きっぱり帰ることにしました。


また来ればいいんだし。





のんびり3時間ほど過ごしました。


夕方になってから、サイト横にある温泉に浸かり、夜になったら洞爺湖のホテル街で打ちあがる花火を見て、、、


静かに立つ波の音を聞きながら寝ました。











7月20日、

朝、音がまったくしないなと思ってテントの外に出てみました。



すると、






まったくの静寂、水面は鏡のように静かになっていました。


霧で向こうの中島すら見えません。





荷物をまとめて出発、湖畔の細い道を通っていきました。




霧がかって幻想的な洞爺湖を眺めながら。



なんとも清清しい。



次はR230、R276と交通量の多い道を進んできます。


人気の道の駅、フォーレスト276大滝へ。




売店ではきのこをたくさん売っていて、一杯100円の「きのこ汁」が人気だそうです。

他の食べ物もかなり充実していて、好きなものを選ぶことが出来ました。

おいしそうだったので、きのこ汁と炊き込みご飯を、朝ごはんにいただきました。





次は支笏湖へ。

湖がとても綺麗でした。

ぜひ写真を撮りたかったのですが、湖畔で停まるチャンスが無く、この展望台から一枚。




この辺りにはまたいつか訪れることが出来るでしょう。



道道117号へ入ると、いくつかの滝がありました。




そのひとつ白扇の滝。



確かに、大きな扇子を広げたような滝でした。




岩を流れる川。

この水の透明さ、伝わりますでしょうか?

全く透明な川でした。





恵庭までやって来ました。





道の駅 花ロードえにわ でちょっと一休み。

恵庭まで来ると、だいぶ栄えた街にやってきたなと感じました。

ここから大都市 札幌までは割りとすぐです。

宿を決めて、帯広方面に向かいました。




R274を通っていき、道の駅 夕張メロードで夕張メロンのアイスを食べ、




石勝樹海ロードを通っていきます。

交通量の少ないすばらしい快走路でした。




100km以上に渡っていくつかの峠を越えていきました。





日勝峠の頂上から見た十勝平野はとてつもなく広大に見えました。

是非とも写真を!

とおもったらPAを通り過ぎてしまい、、、あれよあれよと山を下って結局宿のすぐ近くまで来てしまいました、、、







最後のお宿は、こもれび さん。






周囲は家の一軒も無い大草原、その中にぽつんとある一軒の宿。

道路に面していない宿なので、車の音なども一切聞こえてきません。

まさに大草原の中の宿。



おいしい夕食に、地元の野菜や牛乳、お手製のお漬物や様々なお酒。
食べ物にこだわりのあるお宿でした。


居合わせた関西弁のお二人さんは友人同士だったとか。

そんな偶然もあるんですねぇ~



ここのお宿にもライダーが6人も!

それぞれ本州の各地から来ているんですが、やっぱり北海道が好きみたいですね。

各町の見所やおススメスポットや距離感覚が、ガイドブックのように頭に入っているみたいで、すごいなと思いました(笑)








夜、星が見えるかなと思って外に出てみました。

残念ながら、雲で星は見えませんでしたが、なんだか懐かしい田舎の匂いがしました。


私のおばあちゃんの家もかなりのド田舎にあるんですが、なんだか夜の暗さとか空気感とかが思い起こされるようでした。







朝になると、宿の横の木に蝦夷リスが現れるよ、と聞いて、

マジか!それは見たい!


と思ったのですが、






寝て起きたら、リスのことなんてすっかり忘れていたような、そんな覚えがありますね。。。








7月21日、

帰りのフェリーに乗る日がやってきました。






宿を出発する前にエンジンオイルの量を確認したのですが、ゲージに着かない(!)



宿を出発して、ガソリンスタンドへ向かいました。


鶴沼でオイル量を確認した時にもオイルが減っていて、その後のスタンドでエネオスの0w-50番を足してもらいました。


同じように足してもらおうと思って最寄りのスタンドへ行きましたが、50番のオイルは置いていませんでした。



仕方ないので帯広のオートバックスへ向かいました。


その途中にイエローグローブがあったのでよってみると、なんとバイク用の20w-50を売っていました!


流石に感動!


長距離移動するときにはエンジンオイルを持ち歩いた方が良い、という教訓を得ました。

特に硬いオイルを必要とする車種ならなおさらですね。







300mlほどオイルを補充したら、狩勝峠へ。





長い登坂車線を一気に登って頂上へ。





展望台からは十勝の平野が見えました。





天気もそこそこ良くて、大展望でした。






牧草ロールを一挙に運ぶトラック。

あれ一つで高くて5000円だそうです。


お土産に最適ですねー😁






山を降りたら道の駅 南ふらのへ。




大人気の富良野は道の駅も満車!

スペースでないところに停めちゃいました。



茹でトウモロコシを売っていたので食べました。




甘くて美味しいのですが、

流石に丸々一本となると、食べるのに時間かかりました。




続いて快走路に誘われてかなやま湖へ。



ラベンダー畑がありました。










次は二風谷へ。




この地はアイヌの文化が残る地だそうです。


文化博物館にも入ってみました。



館内にはアイヌ文化の紹介や、道具、衣類の展示がありました。


アイヌの人々が どれほど木を利用しているか、そして どれほど木を大切なものだろ思っているか。

良く分かりました。



本当にあらゆるものを木で作ってありました。




外には住居がありました。








壁には藁が敷き詰められています。

これで北海道の寒さをしのいでいたのでしょうか。





博物館を出て、



道の向こう側にはアイヌ料理のお店が、、、

やってるかわからなかったので入らず。。。





苫小牧へ行く途中に平取町という街があったので、食事処を探して寄ってみました。

役場の駐車場は駐車フリーだったのでバイクを置いて街を歩いてみました。



目の前にあった食堂へ。




ここのトンカツ、とても美味しかったです。




脂身までおいしいのは初めてです。


使っている肉、米、野菜などは全て地元産だそうです。

いいですね〜そういうこだわり、好きです。








店を出たら、苫小牧東港まで直行。


途中にポニー農場などあって(さすがサラブレッド街道)最後まで北海道を感じさせてくれました。




そして港へ。




敦賀行きのライラック。



受付をしてから乗船まで1時間ほどあったので、売店で土産を物色しました。


白い恋人、ロイズの板チョコ、イカの干物と、薄いものを選んで(大きいものはカバンに入らないため)買いました。



ちなみにフェリーの中でも白恋などは売っていますので急いで買う必要はないですけど…
(名古屋駅でも売ってるとか…笑)




乗船待ちのバイクたち。




それぞれのライダーとバイクに、旅のストーリーがあったのだろうと思います。


バイクの汚れが物語っています。




乗船が始まり、荷物を置いたら甲板へ。




すぐ横は原発が…






すっかり暗くなった7時半、





船の汽笛とともに出港。






離れて行く苫小牧、、、





離れて行く北海道の地、、、













ありがとう、って言ってる自分がいました。




あれ、誰に言ったんだろう?









続く、、、





Posted at 2018/08/08 22:56:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | 北海道 一周の旅 | 日記
2018年08月06日 イイね!

【北海道周遊6】 クロスロードしよう

【北海道周遊6】 クロスロードしよう

7月17日、

朝早くに宿を出ました。




道北にいた頃は寒くて寒くて、Tシャツにパーカーを2枚着込んで、それから上着を着たりと、厚着をしていたんですが、それでも震えながらバイクにまたがっていました。


道央から道南に入ろうかというこの地区まで来れば、かなり温暖だなと感じてくるものです。

温度にして15度くらい違うので当然なんですがね。



まずはこの地区のシンボルとなっている親子熊の石を見に行きました。




んん??コレが熊石??

と微妙に思ってしまいましたが、角度を変えてみると、、、





おお!!確かに熊の親子がじゃれ合っているように見えます。

本物の熊には遭いたくないですが、、、





このあとも海岸を進んでいったのですが、途中から強烈な霧と雨に襲われ、写真を撮っていませんでした。

レインコートを装備しますが、根室で雨に遭った時に穴が開いていて、もはや使い物になりませんでした。



江差にホームセンター(イエローグローブ様)があり厚手のレインコートを買いました。

それ以降はレインコートの中まで濡れることは無く、雨降りでもそこそこ快適に走ることが出来ました。




R228に入り、追分ソーランラインを通りました。

海よりかなり高いところを走っていくので、(晴れていれば)気持の良い快走路でした。

それが松前まで続いています。




松前の道の駅で休憩。


松前はマグロが有名なようだったので、刺身定食をいただきました。



すごくやわらかい食感でおいしかったです。


本当は地元の食堂に行ってみたかったんですが、雨も強くなってきたので断念、、、




続いて福島町の青函トンネル記念館へ。




青函トンネルは夜行列車で何度か通りました。あの長いトンネルの建設にはさぞ苦難があっただろうと思いまして、この施設で色々と見てみたくなりました。

青函連絡船の事故から、トンネルの建設、それが新幹線開通に繋がるまでの歴史を見ることが出来ました。

黒部ダムと同じで、トンネル内での水難事故が多数あったようですね。




その後は函館市内へ。

この日の宿は、函館クロスロードさん。





函館のフェリー埠頭ちかくにあるお宿です。



私が付いた時には既に他の旅人の方々が到着していて、談話室に集まっていました。

私もその輪に入れてもらいました。


私は話すのはニガテなんですが、旅人の方はいろんな話を聞かせてくれて、とても楽しかったです。

バイク旅の方が3人、チャリダーの方が1人、ご夫婦の方が1組。海外の方もいらっしゃいました。



皆さん北海道はベテランのようで、いろいろな旅の苦労話が飛び交っていました。

自転車の旅は本当に苦難があるようです。


クルマが猛スピードで追い越していくと吹っ飛ばされそうになるとか、暗くて狭いトンネルが恐怖だとか、路肩を走ると石を踏んで頻繁にタイヤがパンクするとか、、、

予想以上に過酷な旅をしているということを知りました。




宿主さんから「道南いさりび鉄道」のことを聞けたので、朝早く起きて見に行くことにしました。



見るだけのつもりだったんですが、、、

切符を買って七重浜から函館まで2駅間乗車しました。








この界隈はキハ40の天国でした。








首都圏色が一番か、、、いやJR北海道色も独自なので良いなぁ~


なんて思ったんですが、いさりび鉄道オリジナルの濃い緑色のカラーが一番いいなと思いました。






いさりび鉄道は、しなの鉄道みたいに国鉄やJRの旧カラーを実装してるところに好感が持てます。




ピカピカの733系。

美唄で見た721系とは違ってかなりゴツいですね。


スーパー北斗はいつの間にか車両が新しくなっていました。



キハ261、はじめは変な色だなあと思ってみていましたが、目が慣れてくると非常にカッコよく感じます。

途中に運転台を挟まない7両編成の気動車は美しい。



七重浜に戻り、宿に戻りました。


出発の支度をして、お土産にあふれた素敵な宿を後にしました。







7月18日、

北海道周遊の旅にも終わりが見え始めてきました。


後は太平洋沿いに苫小牧まで行くだけです。



しかし、、、


しかし、まだ終わりにしたくない。そんな想いがありました。

時間に縛られない旅、寄り道はいくらでも出来ます。





まずは恵山岬の方へ向かって走って行きました。


鹿部に近づいてきた所で海が見えたので停車。





引き潮なのかな?
海底らしき岩がむき出しに。

岩が波によって削られて、なんだか複雑な形状をしています。




まだひたすらに太平洋沿いを進行。

道の駅で作戦を練りました。。。

そして決めた行き先は、ニセコ!

長万部から海沿いを外れ、陸地に入っていくことにしました。



長万部まではR5号。

トラックなどの交通量が多く、道は穴ぼこだらけ。




まったく楽しくない海岸を進みます。





長万部でお昼ご飯。



駅近くの浜形水産へ。




名物のかに飯をいただきました。




味の付いたカニとご飯、もっともっと食べれそうでした。おいしかったです。




R5号をそのまま進んでいきますが、長万部からはニセコに向かって内陸を通っていきます。

トラックなど交通の流れはR37号に変わるので、ここからニセコまで、静かなワインディングロードになります。




同時に雲が晴れ、晴れになってきました。



昆布と言う地名が見えてきたら、そろそろ宿に到着です。



この日はニセコ旅物語さんに泊まりました。



こちらも、とほ宿のひとつです。


木の温もり感じるロッジでした。
ここもバイクの方、そしてチャリダーの方、夫婦旅行の方々がいらっしゃいました。


宿主さんを中心に、面白い話題が尽きませんでした。

23時まで全員で談笑の後、就寝。






朝は6時半に起き、宿主さん主催のミニツーリングへ参加。


ニセコパノラマラインを岩内の方へ向かって上って行き、神仙沼のPAまで20分ほど走りました。



展望台からは、運がよければ雲海が見れるかも、、、



とはいかず、単に晴れていました~




山を下っていき、温泉の沸く沼へ。





沼からブクブクと熱湯が沸いていました。
触った感じ42℃くらいかな?




朝食をいただくまでの間をツーリングで過ごせました。
楽しい企画だと思います。



宿を出発する旅人たちを、皆で送ります。

よく聞く話ですが、北海道のどこかで会った人に、別の旅先でまた会う。と。



こうやって旅人宿でめぐり会った人たちに、また会えるときが来る、そんな気がしました。




「クロスロード」に「旅物語」、それは旅人の宿の名前としてふさわしい言葉ですね。






目的地が全く決まらないまま、私も走りはじめました。




続く、、、

2018年08月04日 イイね!

【北海道周遊5】 旅人に求めるもの

【北海道周遊5】 旅人に求めるもの

7月13日、

朝は雨が降っていたので、昼までずっと寝ていました。







1時ごろに目が覚め、まずは昼飯。


ツーリングマップルを見て、近くに美唄名物のとりめし屋の しらかば茶屋 というのがあったので行ってみました。




こういう炒めご飯的なのは大好物なんです。

超好きな味でした。




その後は鉄道に乗りたくなったので、奈井江駅へ、、、






特急停車駅の美唄(びばい)まで行ってみました。




見たこと無い形式の切符、、、


やってきた普通列車で美唄へ。




流石 寒冷地の列車。

3つある扉全てに仕切りが設けられています。

冬の北海道はドンだけ寒いのかと逆に気になってしまいます。






美唄でカムイやライラック、臨時列車のフラノラベンダーなどを見ることが出来ました。




721系、なんかイイですね。



カムイ、ライラックを見れて満足。特に、元スーパー白鳥の緑色の車両が役を失わずに、北の地で活躍していることがうれしかったです。


しかし、多くの学生が特急通学しているのには驚きました。





その後 奈井江へ戻り、キャンプ場へ戻りました。





7月14日、

晴れの予報に期待しながらキャンプ場を出発し、R275、R337を小樽方面へ進んでいきます。




対向車にやけにバイクが多いなと思っていたんですが、どうやら札幌から富良野の方へ向かうライダーが多いようです。


ここへ来るまで北海道のナンバーのバイクはほとんど見ませんでした。

道東、道北には本州から北海道へ長旅をしに来ている人が多いようでした。

札幌の近くまで来ると、地元のライダーが多くいました。

なんか大きな荷物を背負って走ってるのが恥ずかしいくらいでした(笑)



道の駅 とうべつ へ。



道の駅なのですが、やけにオシャレな店舗が並んでいました。




朝からピザなんか食べてしまいました。



その後は小樽市外へ、、、

しかし小樽に近づくにつれ交通量がどんどん増えていきました。

北海道に来て以来、渋滞と言うものに遭遇しなかったので、小樽市を抜けるまでちょっと苦痛でした。。。





余市の道の駅で休憩。

北海道に来て以来、30℃なんていう気温は初めてだったので、ちょっと暑かったですね。

バイクもかなり熱を持ったので、冷めるまで道の駅の宇宙記念館を鑑賞。




宇宙飛行士の毛利衛さんの出身地だそうで、宇宙やロケットについての展示が多数ありました。


小さいプラネタリウムがあり、「宇宙の広さ」と題したものを上映していました。

自分は愛知県というところからやって来て、愛知の何倍も大きい北海道を回ってその大きさを実感しているところですが、宇宙規模の大きさの話をされて、、、


なんだか北海道も小さく感じてしまいました。




博物館はじっくりと楽しむ派なんですが、、、、


1時間の滞在で憶えていることといえば、宇宙服が10億円するってことだけです(笑)






そして少し走って積丹半島へ。





岬には駐車場があり、灯台や断崖絶壁の岬を見ることが出来ました。




灯台へ行くのにものすごい勾配の道を歩き、疲れたので岬の先までは行きませんでした、、、






積丹ブルーというヤツなんでしょうか。綺麗な色です。

(晴れた日にはエメラルドとブルーの綺麗な海が広がるようです)





岬の食堂で遅い昼食をいただきました。

晩飯と兼食ということで、ちょっといいものを食べようと思い、




三色丼をいただきました。


それぞれがとてもおいしかったし、ウニといくらを一緒に食べるとさらにおいしいく、感激!

思いのほかタラコがおいしかったです。








その後は泊(とまり)という村へ。


そこの盃野営場というところでキャンプしました。




無料のキャンプ場で、かつ海が近く、三連休の中日とあって、混雑していました。



海はどんなものだろうと思って行って見ました。




この湾の海、とても綺麗な色でした。






遠くの半島が青く染まっているのもまた美しいです。





暗くなるまで、海の波音を聞いていました。







7月15日、

この日は大雨の予報が出ていました。



ここのキャンプ場で停滞するつもりでここに泊まっていました。


停滞して正解でした。

昼過ぎまですごい雨がテントを叩きつけていました。



外に出るわけにも行かず、テントの中でおとなしく本を読んで過ごしました。

こんなこともあろうかと、滝川で暇つぶしに本を買っておいたのです。

その本は松尾芭蕉の奥の細道 (現代語訳版)

旅人ときいて、真っ先に出てくる名前が芭蕉なのです。

芭蕉はどんな気持で旅をしていたのか?

それを紐解いてみたくてその本を買いました。







しかし数年ぶりに活字を読む私、、、




20ページくらい読んで挫折してしまいましたよ、、、(笑)












でも、「行きかふ年もまた旅人なり」という冒頭の一文が心に残りました。


夕方にテントから出てみると、



小さな川が氾濫しそうな勢いで流れていました。

大丈夫だろうか、、、






7月16日、

雨は上がりましたが、すっきりしない天気の中、太平洋側を進んでいきます。




まずは朝食。




セイマのおにぎりと牛乳で腹ごしらえです。




しばらく走って道の駅 みなとま~れ寿都へ。




ここは漁港のすぐ横にあり、漁船と一緒に撮影。




挽きたてのコーヒーとアイスをいただいて、先へ進みます。


寿都は「すっつ」と読むのですが、、、

う~ン、、、ちょっと読めんかな、、、



続いて道の駅 よってけ島牧へ。




海が見えそうだったので停まってみました。



海に川が流れていきます。

海はなかなか荒れていました。



しばしの休憩の後、再出発。



北海道の下のほうの海岸線はどこまで行ってもこのような岩場が続いています。


しかしあの岸壁、すごいですね。




漫画でしか見たことの無いような断崖絶壁。

見事です。




岩場が多いのですが、断崖もありますが、面白い形の岩も多くあります。

たとえばこちらの岩。



名前は窓岩。確かに窓のようです。



あの窓からみる夕日は格別だとか。



しかし今日は夕日が見えるような天気ではありませんね、、、





にしん街道、ニシンが有名です(たぶん)


奥に見えるのは三本杉岩。

一番奥に映っている岩は杉ではなくロウソク岩という名前が付いています。



ほかにも各地に名前の付いた岩があります。

ここまでくると、星座みたいに自分で名付けれそうですね。



なるべく海沿いを行きたかったのですが、北檜山から先の道道740号は通行止めになていたので、そのままR229を進みます。



少し内陸に入ると、




水田がありました。




北海道で水田を見るのが珍しかったので、つい停まって見てしまいました。

少し走ってすぐに海岸線へ。






この日は大成町というところの国民宿舎あわび山荘に泊まりました。




昔ながらの温泉旅館という感じでした。

岩むき出しの温泉に浸かり、8畳の和室でのんびり過ごしました。




旅館の名前の通り、あわび料理が売りでして、コース料理はちょっと、、、と思っていたんですが、

あわびの釜飯は予約が無しでいただけました。




先にも述べたとおり、ワタクシこういったご飯ものが大好物でありまして、おいしくいただきました。
あわびも初めて食べたんですが、おいしかったです!








この週、キャンプ泊ばかりで、、、やっぱり宿に泊まりたいなと言う思いがありました。



そういうわけでこの旅館に泊まったのですが、、、

やっぱり客室で一人っきりなのが寂しいのかな、と気付きました。

次の日は、旅人宿に泊まろうと、そう決めて就寝しました。





旅の楽しみや苦しみ、喜びを、他の旅人と共有したいという、想いがあったのだと思います。






続く、、、


Posted at 2018/08/04 15:24:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | 北海道 一周の旅 | 日記
2018年08月01日 イイね!

【北海道周遊4】 利尻富士を望みたい

【北海道周遊4】 利尻富士を望みたい

7月10日、


稚内を出て、道道1119号を通っていきます。





ツーリングマップルに書いてあるとおり、広大な牧草地の中を走っていきます。




この牧草ロールが北海道らしさを放っていますね。




豊富町に入り、宮の台展望台へ。



展望台に上がってみました。




う~ん、天気がイマイチで、感動はそこまででした。



次はサロベツ原野の中へ。


幌延のビジターセンターには高い展望塔があります。




ここ、ずっと来たいと思っていたんです!ここからどんな景色が見れるのか、期待して上ってみました。






おーー!

曇ってはいるものの、サロベツ原野の広大さを感じることが出来ます!




ビジターセンター内も鑑賞し、道道106号のオロロンラインへ。




ひたすら続く直線の道、広がる日本海と牧草地。

去年も来たとはいえ、ここの爽快感は格別ですね。



砂丘のPAにある食堂でサロベツラーメンをいただきました。




利尻昆布でとったダシのきいた塩ラーメン、さっぱりしたラーメンが好きなので、すごくおいしかったです。

それと豊富町産の牛乳がセットになっていました。最高です。



陸側のR40へ向かってサロベツ原野を突っ切ります。



両側に何もない、それがいいんですよね。




天塩川に沿って、R40を南下。





音威子府(おといねっぷ)にある手塩川温泉に着きました。





ここの裏手にはキャンプサイトがあり、無料でキャンプできます。

温泉に浸かり、ここで一泊させていただきました。




>




ワタクシ、酒より炭酸が好きなので、




ハスカップのサイダーを飲んで就寝。








7月11日、

夜の間に雨が降り、バイクはビショビショになっていました。





しかし、天気予報を見ていると、道北は晴れになるようでした。





ここで先に進むかどうか迷いました。

サロベツに戻れば、利尻富士が見れるかも?





しかし先を急いだ所でしょうがないので、ここはイッチョ戻ることにしました。




昨日通った道を戻っていきました。


音威子府、中川、遠別へと進んでいくと、、、










なんと雲は消え去っていきました。


ここまでの太陽を見たのは久しぶりに感じました。






そしてまたオロロンラインへ行ってみると、、、










なんと、、、







アメージング、、、


最高の光景です。




これこそ私の望んでいた光景。



本島から見た利尻富士、これほど美しい景色には、この旅では出会わないだろうと思いました。






珍しく自分も映りました。

テンション上がりまくりです!






今回の旅ではこの日が一番晴れたのですが、それがこの場所で良かったです。





大満足です!







そして、





昨日も訪れたビジターセンター。




この塔にまた登りました。









な、、、



これが本当のサロベツの姿、、、







昨日来たときとは風景がまるで違います!

長沼、パンケ沼、その先の原野の端まで見えました。





雲の陰が大地に映っています。



最高の景色でした。



満足したら、ここから留萌方面へ南下していきます。



羽幌の辺りから霧が出てきて、晴れ空はどこ行った?





風車の上すら霞むほどの霧になってしまいました。




さらに進み、小平へ。





小平町望洋台のキャンプ場で泊まることにしました。
だだっ広いサイトに私ともう一人ライダーが一人だけ。


静かな夜を過ごせました。






7月12日、

起きた時は曇っていたのに、出発の準備をしているうちにドンドン晴れていきました。




増毛方面には高い山々が連なっているのが見えました。



出発してすぐに留萌市内へ。




駅近くに広場がありました。

駅がすぐ近くなので行ってみると、普通列車が。





もっと近くで見たいなぁーと思ったら、

駅構内は歩行者通路として開放されていました。



なのでホーム内へ。








キハ54、異様に長く見える感じが好きです。



留萌からR231を通っていきます。

増毛から先、海沿いの荒れた地形を走っていくので、岩場とトンネルが交互に現れます。








雄冬岬には、白銀の滝と言うのがありました。





白銀の名の通り、日に照らされた水しぶきがキラキラと輝いていました。



厚田から道道11号に入り、久々のワインディングロードになりました。




晴れた山の快走路は気持ちよかったです。



峠を越えて、月形、三笠と走ってきました。


そして個人的に来たいと思っていた三笠鉄道博物館へ。




クロフォード公園の中にはキハ80が6両が編成そのままに展示されています。







状態はかなりキテいますが、北海道の一時代を作った特急車両をこの目で見ることが出来ました。




駅舎も復元されて残っていました。






公園から少し離れた所に博物館があります。





館内には北海道の鉄道開拓史が細かく紹介されているほか、鉄道の運行システムや、機会の動作などの展示がありました。







実際の信号を使った閉塞の説明や、






動くカットモデルによる、気動車の走る仕組みなどなど、、、



予想以上に楽しい展示がありました。



外には北海道で活躍した車両たちが展示されていました。




キハ58。

これは本物をはじめて見たので感激でした。






ラッセル車や、




救援車?雪で動けなくなったら助けに行く編成かな?





ED75。

津軽海峡で活躍していた機関車ですが、この展示のすごい所、




運転席だけではなく、




なんと機関室にまで入ることが出来ます!この部屋に入れる所は初めてでした!



存分に楽しんで、





最後に駐車場のキロと写真を撮って三笠を後にしました。




R12号を北へ走り、日本一長い直線道路(29.2km)の途中にある鶴沼公園でキャンプ泊することにしました。





近くに町営の温泉施設もあり、名前の通り鶴が住む沼の畔で過ごしました。







翌13日は金曜日。


ジェイソンが怖くて、、、  じゃなくて、雨が強かったので停滞することにしました。


雨の中を走るのも楽しいのですが、持ち物や靴が濡れるのが厄介ですし、路面が滑りやすいので、雨がやむまでテントでおとなしくしていました。

昼過ぎに雨が上がり、テントから出て街へ行ってみることにしました。





続く、、、






おまけ





個人的に、北海道を感じられるモノのひとつが”牛乳”です。


キャンプ泊のときはコンビニでパンやおにぎりを買って食べていたのですが、そのときに牛乳も必ず買っていました。

まあ味の違いはわかんないんですがね、、、



セイコーマートはほぼ毎日利用しました。

ポイントカード作ればよかった(笑)

Posted at 2018/08/01 19:25:56 | コメント(2) | トラックバック(0) | 北海道 一周の旅 | 日記

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