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マスターの75と106のブログ一覧

2020年09月28日 イイね!

マイクロニッコール40mm ~D5500用に一本えらぶなら~

マイクロニッコール40mm ~D5500用に一本えらぶなら~

前のブログではF3を買ったと書いたのですが、

今回はレンズです(最近サイフの紐がゆるくて、、、)




お盆にフジフイルムのX-T4を買うにあたって、「ニコンD5500」、「AF-S 18-55mm」と「AF-S 18-200mm」を売りに出すことにしました。


2つのレンズはそれなりの値段が付いたのですが、D5500は液晶割れのために査定が1000円と言われてしまいました。

さすがに1000円じゃ売らないねっ‼ということで、D5500は残留となりました~



しばらくはレンズも付けずに防湿庫の奥に仕舞っていました。


しばらくフィルムカメラばかり持ち出していましたが、もっとバシバシ撮りたい、という思いも芽生えてきます。

そうなるとデジタル一眼レフも使いたくなってきました。



そこで、D5500。

いままで一番使い込んだこの機種をもう一度使うことに決めました。





しかし、困ったことにD5500でオートフォーカスが使えるレンズがありません。2つとも売ってしまったからです。


「AF-S 55-300mm」は使うことがあるかもしれないと思って残してありますが、これは日常的に使える焦点距離のレンズではありません。





やはり標準域のレンズが一つないといけませんね。




そこで一本だけ、NIKKORの一番安いレンズを買いました。





「AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G」です。


正直、DX用レンズだし、これまで全く見向きもしていませんでした…

しかしこのレンズはDXフォーマットのD5500に付けっぱなしにするのに最適任のレンズではないでしょうか。



まず外観を。




絞り環のないGレンズ共通のデザインです。

鏡筒とフードはプラスチックで高級感はありませんが、軽量化には大きく貢献していると思います。235kgととても軽いです。



前玉は他のマクロレンズと同じように奥に引っ込んだ形になっています。





以前はこの引っ込んだ前玉は好きではなかったのですが、フジのXF60mmを手にしてからはマクロレンズ大好きになってしまったので、このフードを兼ねた形状も好きになりました。


廉価レンズには省略されがちな距離指標窓もあります。





そして私がもっとも驚かされたのはこのレンズの最短撮影距離、、、

0.163メートル=16.3センチです。。。


このレンズはなんと等倍マクロなんです。

現代では当たり前のことかもしれませんが、古いレンズばかりに興味がある私にとっては驚くべき性能だなと思ったのです。

ちなみにフジのXF60mmマクロは0.5倍のハーフマクロです。



フォーカスリミッターもついているので、寄る必要のない撮影ではこれも切り替えることでオートフォーカスの速度が上がります。




安いからこういう機能もないかと思っていました。



実際にD5500に装着しました。





フードを付けてもちょうど良いサイズ感です。D5500はあまり小さいレンズを付けても、大きなレンズを付けても様になりません。


前群が繰り出すタイプなので、フードは常に付けたいと思います。



このレンズは被写体にかなり近寄れます。

どれくらいの距離まで寄れるかというと、、、




センサー面から16.3センチの位置に線を引きました。

フードの前面ギリギリの位置まで寄れます。


写真撮影で意外とストレスになるのが「寄れない」ときなんですよね。ここまで寄れるならそういうこともないでしょう。




さて、このレンズが使いたかったので出かけてきました。


マクロ(ニコン的にはマイクロですが)レンズといえばやはり花ですね。


9月はまだブルーボネットに行っていませんでしたので一カ月ぶりに行ってきました。


今回は珍しく、レンズ1本、カメラ2台です。





久しぶりに出てきましたフジのS2Proです。

これはニコンのフィルム機F80にフジのCCDセンサーを搭載したデジカメ黎明期のモデルです。F80がベースなので、Gレンズが使えます。


撮影した写真が多いので、今回はレンズの性能チェック的な写真のみ載せます。

それ以外は次回のブログに載せたいと思います。



まずこのレンズがどのくらい被写体に寄れるのか、もとい被写体をどれだけ大きく写せるのかというのを試してみました。


まずは赤いバラです。




だいたい人間の目で見たときに一番大きく見れるのもこのくらいの距離かと思います。


もう少し近づきましょう。





おしべの一つひとつまで見えてきました。花びらの質感もよくわかります。


さらに近寄りますが、、、





これが限界です。

もっと寄れるのですが、フードが花に当たってしまいそうなのと、フードの影が花に被ってしまうため、これ以上近寄ることはできませんでした。


なので最短撮影距離にピントリングを合わせて花びらを撮りました。





これが等倍です。

花びらが乾いて白く光っている感じがよく分かります。

ちなみにパソコンの画面で拡大してみるたら、被写体ブレしていました。

ここまでの接写になるとピントやブレが非常にシビアになります。




次はピンクのペンタスです。





ペンタスの花は小さい花の集まりなので、上の写真でも結構近寄って撮っている状態です。


次に最短撮影距離の16.3センチにピントを合わせて撮りました。





2センチほどのペンタスの花が画面いっぱいに写りました。

めしべを囲むように生えている白い毛のようなものは肉眼では見えません。

花の研究者みたいです。




次は歪曲チェックです。

歪曲を確かめたくて撮ったわけではないのですが、石の積まれた壁を撮ってみました。




あんまり参考にならなそうですね(汗)

もっと直線的なタイルなどを撮っておけばよかったです。


マクロレンズは書籍の複写などの用途にも使われるため、歪曲の少なさに注力されているそうです。このレンズも歪曲はまったく感じませんでした。




次はボケチェックです。

個人的にはシャープさよりボケの奇麗さ(奇抜さ)の方を求めています。


開放F2.8、F8、F19で撮りました。



F2.8



F8



F19


F値の変化によるボケ量を比べてみました。

マクロレンズのボケは汚い、と言われたのは遠い過去の話です。このレンズもボケは結構きれいだと思います。




ガウラを撮った一枚です。





ガウラの枝は細く、いろいろな向きに伸びるため、背景に枝が写りこむとゴチャついたボケになってしまいます。

私の嫌いな”二重線ボケ”が出やすいシーンです。


右下の枝あたりが若干怪しいですが、はっきりとした二重線ボケはでていません。やはりこのレンズはボケも優秀だと思います。




逆光はどうでしょうか。

これは確認できるような写真を撮ってませんでした。





このような場面ではパープルフリンジが出ますが、このレンズは若干抑えられているという感じでしょうか。個人的にはこのくらいは気になりません。というかこの写真のカメラがS2Proなのでセンサーの問題もあるかもしれません。


この日は天気が良くて、逆光のシーンも多々ありましたが、フレアやゴースト、コントラスト低下はほとんど気になりませんでした。逆光にも結構強いかもしれません。




という感じでした。

ブルーボネットで撮ったほかの写真は次のブログでやりたいと思います。



ファーストインプレッションとしては、とても満足しています。

価格なんですが、このレンズは2万2000円くらいで購入できます。
ニコンのレンズは高いという印象がありましたが、DXフォーマット用の単焦点は他社と比べても安いですね。


画質も良いです。

想像よりもボケが大きく、きれいなボケでした。
しかしフジのXF60mmの方が好きかなと思いました(焦点距離が全然違いますが…)
発売時期が1年しか変わらないので、この2レンズは良いライバルになれそうです。


操作性ですが、これはやはり良いですね。

現行ミラーレスのレンズはバイワイヤのものばかりです。

ピントリングはカメラの電源が切れているときには操作できず、MF切り替えなども機械的な切り替えではなくただのスイッチです。


やはりカメラは機械的な方が直感的で良いです。


クルマで例えるなら、アクセルがワイヤースロットルか電子スロットルくらいの違いです。


ただ、40mmマクロのピントリングはやや硬く、弱い力で回せないので微調整ができません。
MFレンズのようにグリスが封入された滑らかなピントリングだったらなおよいと思いました。




40mmマイクロ、買ってよかったです。

同じ価格帯で「35mmF1.8」や「50mmF1.8」も良いと思ったのですが、自在に寄れるところが良いと思ったのと、40mm(換算60mm)という焦点距離は自分が良く使う画角だったのでこれを選びました。




D5500をまた使えるようになったということがうれしくて、長々と書いてしまいました。

やはり最初に買った一眼レフなので操作や使い心地がしっくりきます。

D5500と40mmの組み合わせは、バイクのツーリングなどに行くときに気兼ねなく持ち出せてよさそうです。


Posted at 2020/09/28 12:01:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | 写真の話題 | 日記
2020年09月26日 イイね!

憧れていたカメラ

憧れていたカメラ

またまたフィルムカメラの話題です。


新しくフィルム機を購入しました~


憧れの”ニコンF一桁機”、





「ニコン F3」です。

このF3、私が”世界一カッコいいカメラ”だと思っているカメラです。

以前から欲しいとは思っていたものの、中古相場が意外と高くて手が出なかったカメラです。


ヤフオクでジャンク扱いのモノを買いました。2万ちょいでした。



まず、語らせてください。



F3は正面から見たときの姿が直線的で非常にカッコいいのです。





それまでのカメラとは違い、赤のラインや丸みのあるグリップ部など、デザイン性にも力が入れられています。





このデザインを考案したのはジョルジェット・ジウジアーロ。

アルファロメオ ジュリアをデザインしたあの方です。

特に赤のラインは、その後のニコンのカメラのアイデンティティとなっていますね。

ちなみに、ジウジアーロはF3からD4まですべてのフラグシップ機のデザインを担当しています。




機能面でも当時最先端の電子制御シャッターを取り入れています。





シャッター速度ダイヤルが備わっていますが、これはそれまでの機械的なスイッチではなくて、CPUに情報を入力するスイッチとなっています。


シャッターも、電源スイッチを入れなければ切れません。


外観はクラシックですが、中は現代に通づる電子的なモノとなっています。



ストラップはオマケでついてきたのですが、これもF3によく似合います。







レンズについてなんですが、F3用に標準レンズが欲しいなと思い、「50mmF1.4」や「50mmF1.8」など定番のNIKKORレンズを買おうと思ったのですが、どうせなら変わったものがいいなと思いまして、





「MSヘリオス 81H」という旧ソ連製のレンズを買ってみました。ヤフオクで8500円でした。

いわゆるロシアレンズなんですが、現ウクライナの「キエフ17」というカメラがありまして、なんとニコンFマウントを採用していて、50mmF2.0というスペックの標準レンズを作っていたのです。

ちゃんと絞り環にAi連動爪もついています(笑)


NIKKOR50mmF1.8ほど小さくはありませんが、それでもかなりコンパクトなので、小型なF3にマッチすると思います。


のちのちはフォクトレンダーのウルトロン40mmF2.0、ツァイス プラナー50mmF1.4、そしてNIKKOR 50mmF1.4なども集めたいと思っています。




そもそも、なぜ今さらF3が欲しくなったかというと、写真用品メーカーの「ハクバ」のカタログにF3が写っていたのがきっかけでした。





これはハクバの「ブラケットL-3」という商品のイメージ画像なんですが、このようにF3HPが装着されているんです。


これを見てF3への憧れが一層強くなってしまいました。


当然、ブラケットLも持っております。





実際にブラケットとストロボを付けてみます。





もうなんかこれ見た目だけのオブジェとして置いておいてもいいレベルです。



見た目重視だと、大きな前玉の85mmF1.8を付けても非常に美しくなります。





AF NIKKOR時代のレンズも良く似合いますね。




以前から使っている「ニコンEM」と並べてみました。





F3 と EM、この2機種は同時に発売された兄弟種なんです。

さらにデザイナーも同じ人物です。。。



EMはリトルニコンと呼ばれるだけあって、操作が少なく非常に簡単に撮影できます。そして一回り小さいです。

反してF3はフラグシップ機だけあって機能が満載です。


F3はカスタマイズも豊富です。
ファインダーが交換出来たり、スクリーンの種類も多数ラインナップされています。





私はジウジアーロデザインの原形で使いたいのでアイポイントのままです。



さらに、デジタルのフジフイルム「X‐T4」とも並べてみました。





サイズ感がかなり近いです。

T4の方が若干厚みがありますが、手振れ補正のないT3なんかだとほぼ同じサイズになると思います。


そう考えるとフジフイルムのデザインは本当に上手いですね。




さて実際に使ってみました。

2週間でフィルム1本撮り、現像に出してきました。


ボデーの状態が良くても、実際に撮影に使えるかどうかは現像が終わるまでわからないのが中古フィルムカメラの怖いところです。

絞り優先オート(シャッター速度はカメラが自動で決めてくれる)で撮って、27枚中21枚は適正な露出で測光・感光できていました。




いくつかあげてみたいと思います。

使用フィルムはフジカラー スーパープレミアム400です。





レンズは85mmf1.8。



まず、F3の露出計が合っているか確かめるべく「X100F」という名の露出計で露出を計測します。

レンズの絞りF2.0、フィルム感度400、F3の露出計内に表示された1/125にシャッター速度を合わせて試写。



1/125 F2 ISO400 焦点距離70mm(35mm換算)

(↑デジタルです)


これを踏まえてF3で撮ったのがこちら↓


1/125 F2 ISO400 焦点距離85mm


ピントもバッチリ、露出もだいたい合っています。

これによって、露出計とシャッター速度の精度が概ね合っていることが証明されました。


石に生えていたコケを撮りました。




これは開放f1.8で撮っています。

このレンズは本当にボケが美しいですね。



縦位置で106の後ろ姿を。




雨上がりの湿り気が良く伝わってきます。



次はヘリオス81(50mmf2)に付け変えて、柳ケ瀬公園のサルスベリを撮りました。




このレンズを使ったのはこの時が初めてでした。

ヘリオスなのでもっとグルグルと渦巻くボケになるかと思っていたのですが、予想に反してきれいなボケです。ピント面も結構シャープで、全体的に美しいです。


公園の小道を開放で撮った一枚です。




ピント面ははっきりと、それ以外は流れる感じでボケてます。

特に意味のない写真ですが、一応これでも狙った感じに撮れてます。



池の橋を狙っています。




手前に写りこんだ草木がぼわっとボケています。




続いて電車です。これは自分のミスもあってイマイチな出来でした。



先週、長野県の明科駅近くで撮りました。





後追いのE127系、朝早くで曇りだったので、光が足りていない感じですかね。

感度400フィルムだとこういう場面で少し荒いですね。



この日の目当ては下りの一番「しなの」だったのですが、、、





シャッターのタイミングが遅かったです(悔しい!)


連写の利かないカメラだとこういう時には早めにシャッターを切るような感じでないといけませんね~



明科駅から長野方面への普通列車を180mmF2.8で狙ったのですが、、、





これは盛大な露出アンダー!


構図、ピント、タイミング、すべて合っている気がしていたので失敗写真になっていて残念です。

これはおそらくフィルムの問題だと思います。



一応後追いも。




こちらはピントが若干外れていますが、測光は正しいですね。

イメージ的にはいい感じです。それと211系は加速時の音が結構大きくてかっこいいです。




最後はヘリオスで適当にススキを一枚。





長野はもうススキの穂が出ていました。
朝晩は結構寒かったです。




とまあ初めてのF3はこのような感じになります。


やはりフラグシップ機だけあって使いやすいです。

露出計も正しそうだし、ファインダーも見やすいです。

フィルムを巻き上げるのとシャッターを切るのが楽しくて、どんどん撮りたくなります


これってカメラというものに於いてとても大事なことだし、デジタルが当たり前な今あえてフィルムを使う意味が本当にあるなと思います。


現像代が馬鹿にならないんですが、まだフィルムが6本もあるので、失敗や現像代を気にせず撮りまくっていきたいと思います。

(新たにフルサイズのデジカメ買うよりは安上がりですから、、、たぶん)



Posted at 2020/09/26 22:09:56 | コメント(7) | トラックバック(0) | 写真の話題 | 日記
2020年09月21日 イイね!

メガーヌRSに試乗

メガーヌRSに試乗

先日、トゥインゴの半年点検でディーラーに行ってきました。

まだ新しいし、半年点検なんてやらなくていいかと思ったのですが、予約してしまった手前ドタキャンするわけにもいかず、Dへ。


点検の待ち時間に「よかったら試乗どうですか?」と言われたので喜んでお願いしました。


以前から興味のあったメガーヌを試乗しました。





メガーヌRSです。

エンジンは1.8Lターボで280psと、いままでこんなスペックのクルマは運転したことがありません。

オートマだから大丈夫♪なんて思っていたのですが、まさかのMT、、、


ビクビクしながらも走り出し、岡崎の運動公園周辺の4車線の高速コーナーが連続する山道を往復しました。



まずコーナー一つ曲がって、「なんだこれは!!」と声が出るほどに、、、



良く曲がります!


ハンドルを10~20度くらい切っただけでコーナーを曲がっていけました。

これが噂の四輪操舵ですね!



現行のメガーヌはハンドルの動きに合わせて後輪も操舵するので、低速コーナー(60km/h以下)では少しハンドルを切っただけでコマのように曲がっていく感じでした。

ハンドルの遊びも無く、タイヤ・サスも4輪がしっかり地面に吸いついている感じがして、想像していた以上のハンドリングマシンだなと感じました。



もちろんエンジンもパワフルで、踏んだらシートに押し付けられるような加速をしました。

怖いからあんまり踏んでませんけど。






内装の質感も高かったです。

当然ですが、トゥインゴよりは 使われているプラスチックもいい素材が使われていそうです。


でもアルファ147のほうが内装の触り心地や匂いは良かったと思いますね。



あとは視界が本当に悪いですね。

前は見えますが、後ろが全然見えませんでした。

後ろを振り返っても、バックミラーで見える範囲しか見えません。これでは交差点曲がるのが恐怖です。


シートも、ホールド性は良いのですが、毎日の通勤でこんなにゴツい椅子に座るのもどうかなと思いましたね。エンジンもパワーがありすぎです。




ということで、コーナーはいくつ曲がっても楽しめそうですが、視界の悪さから気を遣うシーンは多いのではないかと思いました。


私にはトゥインゴの方があっていますね。



偉そうなことを書いてしまって申し訳ありません。久しぶりに自分以外のクルマを運転できたことがうれしくて書いてしまいました。

これが自分のモノになって、ワインディングを自由に走れるんだったら結構楽しいだろうなと思いました。



ニュルブルクリンクのFF市販車で最速タイムの記録を持っていることからわかる通り速いんですが、タイムうんぬんより、このマシンでニュルを走ったら楽しいと思います。

Posted at 2020/09/21 21:41:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマの話題 | 日記
2020年09月09日 イイね!

久しぶりのフィルム写真

久しぶりのフィルム写真

最近、個人的にフィルムブームが来ています。


デジカメにオールドレンズを付けて遊ぶのを楽しんでいましたが、そもそも投影素子自体がオールドになってしまいました(汗)


先週、まだ現像していないフィルムが4つもあったので近所の写真屋さんに現像に出しました。


いままではすべて紙にプリントしてもらっていましたが、今回はデータCDに焼いてもらいました。

これで欲しい写真だけプリントできるし、ネットにアップするのも簡単です。




1年以上前に撮り終え済みのフィルムもありましたが、幸い現像できました。


ということでいくつかあげてみたいと思います。



まず、春にCBRで出かけたときの一枚。




桜が咲いていた時期でした。あまり詳しいことは覚えていませんが、この写真はNIKKOR85mmF1.8で撮りました。


他にもCBRを撮った写真が10枚以上あったのですが、ほとんどピントが合っていませんでした、、、(ほぼ全て前ピン状態)

これはおそらく使っていたカメラ(ニコンEM)のファインダーがずれている?からだと思うのですが、ピントさえ合っていたら結構いい感じに撮れていたのに、という写真がありました。




その後、柳ケ瀬公園の桜を撮りました。



曇っていたこと、フジカラー100のフィルムだったので暗めの写りですね。桜の花のはかなさが良く写っていると思います。

たぶんですがF1.8開放で撮っていると思います。美しいです。


二重線ボケが出そうで出ていません。いやな二重ボケを上書きするくらいのボケ量があるのですね。これは良いです。




雨上がりの矢作川の河原で撮った一枚です。




これも開放F1.8で撮ってるかもしれません。

CBR全体にピントを合わせたのだと思いますが、リアの一部にしかピントが来ていません。地面を見ると、ピントが想定よりも前に合っているのがわかります。




ピントの合っている一枚。




夕日に照らされてバックで輝く草木がいい色だしています。

ちょっと自信ないのですが、これは50mmF1.8で撮っていると思います。




別の日、今度はシルクロード。




これもピント合っていませんが、なんだか独特の雰囲気があって良いかなと思います。



桜が満開。




絞りも開放!と言いたいところですが、真っ昼間なので2,3段絞ってると思います。EMはシャッター速度が1/1000までしかないので(しかも絞り優先のみなのでSSは勝手に決められてしまう)



続いて電車ですね。


これは割と最近撮ったものです。




矢作川の橋のところで、レンズはNIKKOR180mmF2.8です。

おそらく欲張ってF4くらいまで開いて撮っています。

でも列車の後ろの方がボケてしまっていますね。いつものAPS-Cデジカメの感覚で撮るとこうなってしまいますね。



こんどは50mmF1.8で風景と絡めた一枚です。




やっぱりピントが前目になっていて残念な事になっています。

晴れた日にまたリベンジしてみたいですね。



もう一枚は名鉄。




6000系は今も現役ですが、なんだか登場当時の写真のような味が出ました。



お盆にJAで買ったガウラを180mmで狙いました。




ピントはやっぱり外れているんですがね、、、

しかしフィルムの粒子感やデジタルとは違った色収差の感じがたまらないですね。




昨年のフレンチブルーミーティングの時に会場で撮った一枚です。




20年前に撮りましたって言ってもわからないですよね。

(そういえば今年のFBMは残念ながら中止ですか…)



その帰りに碓氷峠の鉄道文化むらで撮ったEF63です。




一般の人でも講習を受けることで機関車の運転ができるのですが、たまたまその車両が走ってきました。




駐車場の隅に群生していたコスモス。




こんな写真を撮った記憶はありませんが、その時に「撮ろう」と思って撮ったわけですね。一年の時を経て思い出しました。


上の3枚は昨年EMに常用していたトキナー28-80mmの安物ズームで撮ったはずです。

やはり先の単焦点で撮った写真の方が画質が良いですね。フィルムだと本当にわかりやすいです。




秋に撮った写真です。




これは白黒フィルムではなくてカラーネガフィルムで撮った写真です。

このような写真ならデジタルでも撮れる?と思いきや、フィルムで撮ったと言われれば「確かにフィルムだ」と思えるような。フィルムとデジタルでは色味に関係なく全く違った雰囲気があるような気がします。



昨年の12月、天浜線撮影MTGの時にもフィルムカメラを持参していました。




これはオートニッコール135mmF3.5という古いレンズで撮ったのですが、めちゃくちゃシャープな写りです!

しかもこのレンズは非Aiレンズなので、EMには使えないレンズです(知らずに無理やり付けてしまっていた)
しかしなぜか露出がバッチリ決まっていました。すごいなw




「写ルンです」で撮った写真もありました。




これは新潟県の笹川流れで撮った写真です。

写っているクルマは3台とも新しいクルマですよね。それが古く見える、というほど簡単な話でもないのですね。

被写体を選んで、フィルムで撮ってこそ良さが出るのかも。




桃太郎は流れてしまいました。




写ルンですのレンズはプラスチック非球面レンズ一枚構成らしいですが、この写りもいいですよね。

もちろん高精細ではありませんが、暖かくて見ていて疲れません。



矢作川で撮った新幹線。




700系を見に行ったのですが、N700系は写ルンですで適当に撮っていました。

薄暗い夕方ですが、ちゃんと写真になっています。

晴天の昼間から光の少ない夕方まで固定露出でこなせるってすごいですよね。




写ルンですは失敗写真がとても少ないです。焦点もピントも露出も固定で、誰が何をとっても失敗しにくい露出設定になっているからです。


そんな中でも失敗している写真を。





これは新潟駅の「きらきらうえつ」号です。

さすがに夕方の屋根付きの駅構内で電車を撮ると真っ暗になりますよね。

子供のころはこういう露出アンダーな写真をよく撮っていたものです。




糸魚川でみた頸城アルプスと姫川です。




この景色を見たときにしばらく橋の上から見とれていたのですが、この感動を写真に残したいと思ってとっさに写ルンですで撮っていたようです。


”スマホよりも先に写ルンですが出てくる”、そんなの写真好きとして良いのではないですか(笑)



本気で撮るなら一眼カメラが良いですが、記憶に残す写真を撮るなら写ルンですが適任かもしれませんね。



最後はモトグッチ最後のツーリングでネッビアさんに撮っていただいた一枚(笑)




フレーミングが完璧ですね。今更ながらネッビアさんありがとうございます。


これも良い思い出の一枚です。


このあとエイプ、ベスパを手放しましたが、最後はやっぱり写ルンですで またがった姿を撮ってもらうようにしています。





今回は過去の写真を並べてみましたが、フィルムは一枚一枚の写真に秘められた思いが多くて楽しいです。

シャッターを一回切るごとに「本当に撮って良いか?」一度考えます。

その結果撮るわけですから、それは慎重になるし思い入れも強くなりますよね。





ちなみに24枚撮りフィルムが一本約700円、現像にも約700円、プリント1枚40円なので、写真一枚に100円くらいかかります。


なかなか金がかかるんですが(笑)



ホームセンターで期限あと1か月のフィルムが半額で売っていたので、買ってしまいました。。。


あと1か月以内に80枚くらい撮らなければならないので、なんか撮りに行きたいと思います。




しかしいま使っているニコンEM、とても気に入っていますが、ピント合わせが難しいので使いづらく感じてしまいます。。。

うーむ、新しいフィルムカメラかぁ…(~_~;)
Posted at 2020/09/09 21:53:02 | コメント(4) | トラックバック(0) | 写真の話題 | 日記

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何シテル?   06/04 21:27
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