• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

マスターの75と106のブログ一覧

2021年04月28日 イイね!

東山公園で風景撮影、角形フィルター入門

東山公園で風景撮影、角形フィルター入門

前のブログではニコンの「AF-S 24mmF1.8G」を買ったと書きましたが、



このレンズを買ったことによって、あるものが必要になってしまいました。



広い画角のレンズは以前から使っていましたが、さらなる画質を求めてGタイプの24mmを買ったわけです。
すると、今まであきらめていた部分も、しっかり撮れるようにしないともったいないなと思いました。


その部分というのが「空」です。

広角レンズはやはり広い範囲が写るので、必然的に空が大きく写り込みます。

しかしせっかくの青空も、地表との明暗差が少しでもあると露出オーバーで真っ白になってしまいます。


そこで活躍するのが「C-PLフィルター」でしょう!と思って調べてみたのですが、、、

どうやら私は勘違いしていたようで、C-PLフィルターは順光の空を濃くすることはできても、逆光の空を濃くする効果はあまりないそうです。。。


逆光で白飛びした空を青く写すには、





角形フィルターというものが必要になります。


角形フィルターとはその名の通り四角形のフィルターです。

フランス、コッキン社からは多種多様なフィルターが発売されています。





いろいろ試してみたいところですが、まずは角形フィルターの本命、ハーフNDフィルターのセットを買ってみました。

上半分がグレーのグラデーションになっていて、そのグレー部分を空や光の強いところに掛けて写真を撮ることで、明暗差をコントロールすることができるようになります。

このセットにはND2、ND4、ND8とグレーの濃さを選べるように3種類のフィルターが入っています。


別売りのアダプターリング、フィルターホルダーをレンズ前に取付け、




このホルダーにフィルターを差し込んで使います。





フィルターを上下、回転させることで、画面のどこに効果を掛けるか自在に変えられるのが角形フィルターの特徴です。



これらの装備をひとまとめに収納できるケースも買いました。





これら合わせて1万ちょっとですが、ヨドバシで24mmとカメラバッグを買ったときに付いたポイントでまかなえました。

(24mmのポイントで買えてラッキー!)
(でも払った金額を考えたら恐ろしい!)




さて長い前置きになってしまいましたが、

この角形フィルターを使いたかったので東山公園の植物園側で撮ってきました。





朝10時前に行きましたが、まだ空いていました。
しかし10時を過ぎると、続々とお客さんが流れ込んできます。やはりコロナ禍で公園や動物園は大人気となっているようですね~




温室前で私の大好きなデルフィニウムがお出迎え。

今回もDf+24mmの組み合わせのみで撮っていきました。


そういえば以前来たときは工事中だった温室ですが、3日前から公開されていました。


1/320 f8 ISO100

ガラス張りで、まさに温室といった感じの建物です。



1/250 f8 ISO100

周りにある植物は植えたての感じ。これが何年もかけて大きく育っていくと思うと楽しみですね。



さて、せっかくなので温室を角形フィルター使って撮ってみました。


まずはフィルター無しでカメラ任せで一枚。


1/400 f8 ISO100


ここに一工夫入れて、ハーフNDを空の部分にかけて撮りました。



1/250 f8 ISO100

どうでしょうか?
前の写真よりもシャッター速度を遅めたことで建物は明るくなり、ハーフNDで空を暗く(白飛びを抑えて青色が出た)することができました。

ハーフNDを使うことで、空も陸も適正な露出で撮ることができるようになります。



そして逆に、建物部分にNDをかけると、


1/125 f8 ISO100

空を真っ白に吹っ飛ばすことができます。


ハーフNDを使うことで、光のコントロールが自由自在です!これは楽しい!




植物園を進んだところにモミジに囲まれた道があります。


1/160 f4 ISO100

夏は日陰で涼しげな場所です。

しかし左側は明るめに、右側は暗めに写っています。

なので左半分にNDフィルターをかけてみました。



1/100 f4 ISO100

すると左側の明るさを抑えた分、シャッター速度を遅くでき、右の道の部分を明るく写すことができました。


いままで、こういう明暗差の激しいシーンでは目で見たような光景を写すことができませんでした。

ハーフNDによって今まで撮れなかった写真が撮れるようになります。



しかし注意が必要なところもあります。

上の写真の左下が黒くなってしまっているのですが、これは広角レンズゆえにフィルターホルダー等がケラレてしまっているのです。

ケラレない時もあるので、これは状況によって変わるようです。

太陽を写し込んだりすると、変にフレアーがでたりもしてしまうのですが、そういった部分も考慮する必要がありそうです。




1/800 f4 ISO100

茶室を撮ってみました。
この写真でもハーフNDを使って空の明るさを抑えています。


ちなみに今回は構図をしっかり決めて撮るために三脚も持ってきています。




昨年末に買ったコッキンの三脚です。

この三脚があったから、角形フィルターもコッキンで揃えたかったのです。



茶室の反対側に回ってみました。


1/640 f2 ISO100

完全に空が白くなってしまっています。


そこで強めのハーフNDをかけてみました。


1/320 f2 ISO100

前の写真とは大きく雰囲気の違う一枚になりました。

しかし画面内で暗いところと明るいところに差が出てしまっていて、なんか不自然ですね。
なかなかハーフNDで対処できないシーンもあるわけですね。


そういうことで、思い切って構図を縦向きにして撮りました。


1/800 f2 ISO100

これで空は青く写り、茶室も暗くならずに撮れました。



水車のある池のほとりにツツジが咲いていました。


1/250 f5.6 ISO100

ツツジに露出を合わせると背景の空が真っ白に。まるで曇りの日に撮ったかのような写真になってしまいました。



1/160 f5.6 ISO100

これも背景のかかる部分にハーフNDをかけたら空の青色が表現出来ました。

ハーフNDの効果がしっかりと出た一枚です。


いったんフィルターから離れ、ツバキを普通に撮ってみました。



1/160 f1.8 ISO100 DX

この写真はDXクロップを使って撮りました。
広角レンズは絞り開放時の解像力低下や周辺減光が問題になります。
しかしDXクロップで中心部のみを使えば、レンズのおいしいところだけを使って撮ることができます。

開放で撮っても周辺減光や口径食があまり気になりませんね。



1/320 f1.8 ISO100 DX

さっきまではハーフNDで明暗差をなくすように撮っていましたが、今度は背景のキラキラした感じを撮ってみました。



1/1600 f1.8 ISO100 DX

落ちてしまったツバキの花。何だか物悲いです。。。



1/800 f1.8 ISO100 DX

スイセンを追いかけるように咲いてきたシャガ。
不思議な花です。



1/800 f1.8 ISO100 DX

広角の面白い撮り方はローアングルから。
人から見れば足元に咲く花ですが、空に向かって伸びているかのような姿に変わります。

ここまでDXで撮りましたが、DXで35mmの画角にしても使いやすいですね。


飛騨地方から移築されたという藁葺き屋根の家。


1/400 f5.6 ISO100

この家が非常に撮りにくくて、家に露出を合わせれば空が吹っ飛び、空に露出を合わせれば家や木が真っ黒に、、、


ここでもハーフNDの出番です。


1/125 f5.6 ISO100

ただ、家の屋根が三角形なので、空全体にNDをかけると家の上の方も暗くなってしまうというジレンマが発生、、、

こういうシーンも難しいですね。
こういうシーンでは構図を変えて、うまい事空だけにNDがかかるようにするべきですね。


次はまさにハーフNDが活きるところで。


1/400 f5.6 ISO100


縦位置なので空が大きく写りますが、その空をハーフNDを使って表現しました。


1/320 f5.6 ISO100

いい感じです。ひょっこりスカイタワーが写っているのがキモです。


ここでC-PLフィルターを併用すれば、池の写り込みを変えたり、空をもっと青くしたりすることもできます。



モチツツジがありました。普通のツツジよりも花びらが細いです。


1/250 f5.6 ISO50

花は適正露出で撮れましたが、背景の暗い部分を持ち上げるために、花にハーフNDをかけて暗くして撮りました。



1/100 f5.6 ISO50

これによって背景の暗所だったところも明るく撮れました。



ツツジの脇でタンポポの種がありました。


1/320 f2.8 ISO50

これはタンポポの等身大になってローアングルから狙いました。

空の部分にNDをかけています。



森のなかを撮りました。


1/13 f11 ISO100

明るい部分にNDをかけて撮りました。



1/8 f13 ISO100

1枚目は緑を貫通してくる太陽の光、2枚目は太陽を遮る緑、という感じで全く違った表現になりました。

フィルターだけでこのような変化を付けれるというのが面白いです。



この日は角形フィルターを試しつつ、ツツジを撮りに来ていました。


1/1000 f5.6 ISO100

サクラなど気を取られがちですが、ツツジも綺麗な花ですよね。

咲き終わるとちょっと汚い感じが出てしまうので、旬な時に見に来れて良かったです。



植物園と動物園の間にシャクナゲのエリアがありました。
ちょうど見頃だったのでここでも撮影。



1/200 f4 ISO100

シャクナゲってどんな花だろう?と思ったら、花はツツジによく似た形をしていますね。



1/800 f4 ISO100

少し高い位置に咲いています。

これをハーフNDをかけて撮ってみると、


1/400 f4 ISO100

んん~~強めのND8を入れて撮りましたが、これはかなり失敗ですね、、、



1/500 f4 ISO100

濃度が薄いND2に変えて、構図も変えて撮りました。

構図的にも左右対称を意識してみました。


今回は三脚に据えて、構図決め、NDありなし、ND位置合わせ、露出合わせ、とかなりいろいろなパターンを試しながら撮りました。

一枚の写真を撮るのに数分かかりました。
じっくり考えながら写真を撮るのはとても楽しかったです。

しかしあまり同じ場所に長くとどまって撮るのは迷惑なので、人が多い時はほどほどにしなくてはなりませんね。



1/50 f4 ISO100

南国の雰囲気漂う花ですね。

ツツジとは違い、ひとつの蕾から数個の花が出てくるような感じですね。



1/250 f4 ISO100

白いシャクナゲは終わりの時期でしょうか?

終わり始めた花は写真的には映えませんが、こういう時はソフトフィルターでぼやかすという方法もあるとか。

それも試してみたいものです。


赤いシャクナゲを撮ろうと思ったのですが、日陰にあるので真っ暗に、、、


1/500 f4 ISO100

これもハーフNDを使って撮りました。



1/100 f4 ISO100

しかしNDが強すぎたのか、ちょっと不自然さがある気もします。

現地でカメラの液晶画面を見ただけでは気づけませんでした。



ここで逆のことをやってみました。


1/800 f4 ISO100

日の当たっている花に露出を合わせて、背景にはNDをかけてしまいました。

そうすることで、一つの花だけが明るく、それ以外の部分は暗闇に沈めることができました。

これもハーフNDを使わなければ撮れない写真です。



最後に、高台から動物園&スカイタワーを見渡せる場所にやってきました。

ここで、ND無し、ハーフND2、ハーフND4、ハーフND8を比較してみました。


ND無し


ハーフND2


ハーフND4


ハーフND8


こうしてみると、ハーフNDフィルターの効果が良く分かります。

フィルター無しだと青さが足りず、かといってハーフND8は効果が強いものの扱いが難しいので不自然さが出てしまいました。


空の青さを強調させ、かつ自然な写りにしたいときはハーフND4が使いやすそうですね。





今回は初めて角形フィルターを使ってみました。

以前から使ってみたいと思っていた角形フィルターですが、画角の広い24mmを買ったことで、ついに手を出せました。


24mmは画角が広く、暗いところと明るいところが同時に写り込むことが多くなるので、ハーフNDは必需品といっても良いかもしれません。

角形フィルター、なかなか面白い機材です。
コッキンにはさまざまな効果のフィルターがラインナップされているので、ハーフND以外も使ってみたいと思います。

Posted at 2021/04/28 21:52:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | 写真の話題 | 日記
2021年04月24日 イイね!

新レンズで大井川!

新レンズで大井川!
先週も大井川に行ってきました。



で、前のブログで欲しいと書いていた「NIKKOR AF-S 24mmF1.8G」なんですが、、、


やっぱり買ってしまいました。。。





私は50mmの画角が好きでして、写真を撮りに行くときには50mmのレンズを持っていくようにしています。

やはり標準画角と言われるだけあって、一つのモノを強調する撮り方、遠景を広く写す撮り方、ボケを活かした撮り方、何でもこなせるのが50mmのレンズだと思っています。


しかし、50mmよりも広い範囲を写したいときや、下から見えげるようにしてパースをつけた撮り方をしたいときがあります。
そういう時にこの24mmが使いやすいかなと思ったのでこのレンズを選びました。

24mmは50mmの2倍の画角が写ると考えれば、構図を考えるときに楽かなと思ったのです。
50mmを縦位置にしたときに写る画角は35mmと同じなので、35mmも構図を考えるの楽だと思うのですが、いかんせん私は35mmの画角がすごく苦手なので35mmは選びませんでした(笑)


さて箱からレンズを出しました。




この半透明の袋に入っている姿ってたまらないんですよね~~


さて袋から出してご対面。




以前は好きではなかったニコンGレンズですが、いまではこのデザインも大好きになりました。
プラスチック製の鏡筒ですが、高級感があります。
「N」のマーク、先端の金帯は本気の証です。


このレンズのフィルター径が72mmと大きいのですが、こんなこともあろうかと落札しておいたコッキンのフィルターを付けました。



無駄に高級品です(笑)




さて、愛知県にも「まん防」が適応されてしまったので、適応される前の先週末に大井川に行ってきました。最近続けてきた大井川通いもしばらく自粛ですかね、、、

今回はどこで撮ろうか、新しい場所が見つからなかったので桜の時にも訪れた家山川の河川敷にやってきました。


今回は28mmのみで撮りました。

初撮りはトゥインゴ。




その後ろにはツツジが咲いていますね。





24mmはかなり広角なので、これだけたくさんの花が写り込みます。

さてこのレンズはどのくらい寄れるでしょうか?





少しづつ近づいていき、最短撮影距離まで近寄ってみました。





24mmの画角ですが、一つの花がこれだけ大きく写ります!
50mmF1.8Gよりも投影倍率が高いのです!
これだけ寄れると表現の幅がかなり広がります。


やはり広角は風景を広く写すのが本命の使い方でしょうか。

家山川を上流に向かって撮ってみました。





横の写る範囲が広ければ、縦の範囲も広いです。
空が大きく写るのが広角の面白いところですね。


さて、雨上がりのこの日は風がかなり強かったです。

いつも使っているコッキンの三脚でも大丈夫だとは思いますが、よりガッチリとした三脚の方が安心感があります。





ということで、古いスリック マスター3をヤフオクで落としました。
これ赤紐が付いてるのでかなり古いモデルだと思うのですが、アルミ製で重い(3kg弱)ので安定感は抜群です。

かなり汚れてたので、ネジの一本までバラバラにして清掃注油をして完調にしました。


さて、列車が来ました。近鉄が通過。



1/2000 f1.8 ISO100

縦構図で狙ってみました。
近くのモノは大きく、遠くのモノは小さく、このパースの付き具合がいいですね。

ちなみにこのレンズはできるだけF5.6以上に絞って使いたいです。

広角レンズというのは無理があって、どんなにいいレンズでも画面の四隅までしっかり写すことは難しいのです。

このレンズは開放F1.8ですが、F1.8では画面の端っこがぼやけてしまいます。
なのでしっかり撮るなら絞りはF5.6以上絞る必要があります。



しかし上の写真は開放で撮りました、、、
開放時の周辺減光を利用して空と川面の白飛びを抑えたかったからです。

結果は思い通りにならなかった?カメラが補正してくれてしまったみたいです。普通に絞れば良かったです。



反対の普通列車は南海。
撮る位置が決まらないうちに来てしまいました。


1/2000 f1.8 ISO100

しかし大井川は太陽の向きがいやらしくて、撮るのがなかなか難しいです。


さて本題のSLかわね路号はこの位置から狙うことにしました。


1/640 f5.6 ISO100

広角の広い画角をシンプルに使う感じです。


しかしSLがくる直前になって厚い雲が現れました。。。



1/200 f5.6 ISO100

さっきまでの晴れ空で撮りたかったのですが、、、

まあ色んな表情を撮りたいのでこれはこれで良かったです(逆光が抑えられて良かったかも)


先週と同じで3両で来るかと思っていましたが、4両+補機の編成でした。

ぎりぎり全両が収まりました。



次の普通も同じ場所で狙いました。


1/320 f5.6 ISO100

雲は無くなって空が見えてくれたのですが、これは私の構図ミス、、、

2両目が切れてしまいました。


広角レンズは使い慣れていないので、どのくらいの位置を狙えば2両編成が収まるか?という予測ができていませんでした。



ちょっとわかりづらいですが、




大井川の対岸までこいのぼりが掛かっています。

なかなかすごい光景なんですが、これを使って列車を撮るのは難しそう。




ツツジが咲いていたらこういうアングルでも撮ってみたかったです。



さて復路のSLかわね路号はどこで撮ろうか迷っていたのですが、まだ撮ったことのないエリアへ行ってみました。





千頭から2駅の青部駅です。

ローカルな駅ですが、駅舎やホームのレトロな感じが良くて、ここで狙うことにしました。


SLが来るまで暇だったので駅をスナップ。
(そういえば新しいポケモンスナップ出るみたいですね)


1/30 f5.6 ISO100

駅舎を縦撮り。このレンズは逆光に強い「ナノクリ」ですが、ゴースト、フレアが出るときは出ます。

しかしそれがかえっていい味になる時もあるわけですね。




1/2000 f2 ISO100

花壇のあるホーム。大鉄の特徴の一つです。

ここで記念写真を撮っている方も多かったです。



1/1600 f2 ISO100

あおべ、あおべ、あおべ、と様々な時代の駅標が並んでします。




1/2000 f2 ISO100

個人的に好きなのはこの風景。

かつては 私が立っている場所にも線路があり、2線2面だったということをうかがわせる線形です。(今は駐車場のようなスペースになっています)

なんか、大昔に線路内から撮影しているような気分になれます。


こんどは向こうのトンネルから出てきたところをニーニーで狙いたいですね~




1/800 f2 ISO100

木柵が朽ち果てています。
こういう言い方がふさわしかわかりませんが、こういう情景も大鉄らしいです。


SLの前にまずは普通列車。


1/640 f8 ISO800

ローカル駅に今到着したところを狙いました。

駅名がしっかりわかる感じがいいですね。



南海の時は雲が出てましたが、SLの時間には雲が無くなりました。



1/1000 f8 ISO800

駅の雰囲気を伝えたかったので、SLは小さめに写しました。


もっと近くに来たところのカットもあるのですが、なんかそれだと駅がまったく写らないので、、、




1/1600 f8 ISO800

後追いはてきとうに。

ELの寂しげなテールランプが情緒あります、、、って小さくてよく分かりませんね。。。


広角は時が流れるのが早くて難しい!




その後は撮影から少し離れ、「もりのいずみ」という温泉へ。




温泉に入るのも久しぶりだったので気持ち良かったです。


その名の通り、森の中、というか秘境の中にある温泉です。





キャンプ場もあるみたいですね。もう2年ほどキャンプもしていませんが、またキャンプもやりたいですね~



その後は帰還するつもりでしたが、せっかくなので抜里の茶畑へ。





綺麗な黄緑のお茶の新芽が出てます。


ここで普通列車2本撮って、


1/500 f5.6 ISO400



1/400 f5.6 ISO400


これにて帰還することにしました。



今回は新しく入手したNIKKOR24mmF1.8Gで撮ってきました。

なかなか広角レンズは難しいということがわかりました。

望遠ならとりあえず撮ればそれなりに撮れるのですが、広角は空が大きく写る、画面内を移動する列車のスピードが速い、という点に難しさを感じました。



しかし、24mmの独特なパースの付き方はいいですね。

歪曲と周辺減光が大きくて、フルサイズを使っている、という感じがしました。


そしてその周辺減光を気にするならAPS-Cのカメラで使ってしまえば、開放から使える35mmレンズにもなります。

D5500でも使っていきたいと思います。






しかし散財が終わりません、、、

このレンズを買ったおかげでまた必要な機材が出てしまいました、、、

Posted at 2021/04/24 15:32:43 | コメント(2) | トラックバック(0) | 鉄道 | 日記
2021年04月16日 イイね!

4月のブルーボネット

4月のブルーボネット

先週末にブルーボネットに行ってきました。

午後から行ったので短い時間でしたが、閉園前1時間ほどの西陽に照らされた花々を撮ってきました。


3月初旬に行ったときは花が少なめでしたが、4月に入ったのでどうなっているでしょうか??






今回はX-Pro2にXF60mmF2.4マクロの組み合わせです。
この時にこの組み合わせを使ったから大鉄もこれで撮ったのです。

フィルムシュミレーションはアスティアです。



1/4000 f2.4 ISO1600

いきなり名前のわからない木ですが、白い花、赤い新芽、緑の葉の色合いがとても綺麗です。

マクロレンズだとついつい寄りたくなってしまいますが、少し離れて周りの色も含めて撮りました。



1/3200 f2.4 ISO1600

この木の新芽の赤がとても綺麗だったのでそこに焦点をあててみました。

等身大の高さから狙うという撮り方はニーニーから学びました。



1/2000 f2.4 ISO200

かわいらしいスイセン。
西の太陽の方を向いて咲いています。



1/2000 f2.4 ISO200

逆光で輝くコデマリ。

こういったシーンで、緑が黄緑に、黄緑が黄色に変色する感じ、まさにPro2の描写という感じで好きなところです。



1/4000 f2.4 ISO200

またスイセンがあったので狙うと、奥の川に陽の光が反射して綺麗でした。

このレンズは開放値が低いからか口径食が少ないですね。



ワイルドフラワーの里のエリアにやってきました。


1/800 f2.4 ISO200

ネモフィラやディモルフォセカなどの薄い色の花がたくさん咲いています!

パステルカラーが綺麗です。



1/800 f2.4 ISO200

奥に林があるので陽の光が遮られていますが、木の切れ間から陽が射しこむと綺麗です。

一か所がスポットライトで照らされているみたいです。



1/400 f2.4 ISO200

無数に咲くネモフィラの一つに寄ってみました。

この薄い青色がとても綺麗です。



1/500 f2.4 ISO200

ひとつだけ赤い花がありました。

このエリアは今は青一色ですが、別の花が順番に入れ替って咲くように工夫されているそうです。

1か月ほど経ってからいけば、また違った風景が広がっていそうです。




1/2500 f2.4 ISO200

白いツツジ、自然のモノで一番純白なのではないかというくらい綺麗な白色です。



1/2500 f2.4 ISO200

木が花で覆いつくされています!
これは見事な咲き方だと思いました。



1/320 f8 ISO200

今が旬なツツジにはいろいろな種類がありますね。

こちらは少しだけパープルが混ざった感じで上品です。



1/1000 f2.4 ISO200

アナベルかと思ったらオオデマリでした。



ここからシャドートーンで撮ってみました。


1/8000 f2.4 ISO200

西陽を浴びて、葉や花びらが透けて見えるのですが、これを1/8000秒の高速シャッターで撮ると花が光っているように見えました。



1/8000 f2.4 ISO200

密集したアスターも暗めに撮りました。

1/8000のシャッター速度はめったに使いませんが、ここぞという時に活躍しますね。



1/1250 f2.4 ISO200

咲き終わった八重咲チューリップがえぐい姿に、、、



1/2500 f2.4 ISO200

しかしちゃんと被写体を選んで撮れば美しい姿。



1/1000 f2.4 ISO200

まるでバラのような上品な姿のチューリップですね。
チューリップといっても様々な種類があるのですね~


次は黒い花。


1/80 f2.4 ISO200

黒いビオラがありました。



1/200 f2.4 ISO200

そこに寄せて植えてあるのはネモフィラでしょうか。こちらも黒いです。



最も綺麗だった花の谷。


1/2000 f2.4 ISO200

ピンクのチューリップを基調に様々な種類の花が咲いています。

西陽に照らされてすごく綺麗でした。

この賑やかさを出すために60mmを縦位置で撮りました。



1/1250 f2.4 ISO200

最後はチューリップで〆ました。


春を感じられる素晴らしい光景でした。

また数週間したらガラッと花が入れ替わると思うので、行きたいと思います。




今回はX-Pro2で撮っていきました。

じつはPro2もしばらく使っていなかったのですが、、、

やっぱりいいカメラです。
メーカーも「とにかくシャッター音にこだわった」とインタビューで言っていましたが、それもうなずけます。

シャッター音はわざと大きな音が出るようになっているのでしょうね、シャッターを切るのが楽しいです。

シャッター音にありがたみがあるというか、フィルムカメラのシャッターを切るときにみたいに耳を澄ませたくなる感じがあります。

たまには使ってあげたいですね。

Posted at 2021/04/16 22:29:52 | コメント(1) | トラックバック(0) | 写真の話題 | 日記
2021年04月14日 イイね!

好きなカメラでSLを撮る

好きなカメラでSLを撮る

先日、久しぶりにフジ「X-Pro2」と「XF60mmF2.4マクロ」の組み合わせを使ったのですが、この組み合わせはやっぱりイイですね~


私が一番好きなカメラ+レンズの組み合わせがPro2+60mmマクロです。

もし無人島にカメラ一つだけ持っていくとしたらこの組み合わせを選びます。



そういえばこの組み合わせで鉄道を撮ったことはなかったので、日曜日に大井川鐵道のSLを撮ってきました。



今回は望遠レンズも持たない軽量装備なのでバイクで道の駅川根温泉へ。


第一橋梁のところから狙うことにしました。





前にも撮ったことのあるアングルですが、60mm(換算90mm)の画角に合う場所というとここかなと思ったのでここにしました。


まずは普通列車の16000系が通過。


1/500 f5.6 ISO200

大井川を向こう岸にわたっていく姿を後追いで撮りました。

この鉄橋は途中からカーブした形になっていて、撮るならこの曲線を入れ込んで撮りたいものです。



次に千頭方面の普通列車が通過、21000系です。


1/320 f4 ISO200 CーPLフィルター

大井川本線は太平洋から山に向かって川を上っていく路線です。

そのため、千頭方面の列車を撮るときは、どう頑張っても真正面に太陽が来てしまいます。

この場所も同じで、右の上あたりで太陽が照り付けています。


その対策として、今回はC-PLフィルターを持ってきました。
上の写真はPLフィルターの最も効果の強く出る位置にして撮りました。

PLフィルターって3年ぶり?くらいに使ってみたのですが、確かに効果が出ました。
近鉄と南海の写真を比べると、南海(PLフィルターあり)の写真の方が空が青く写っています。



そして本番のSLかわね路号もPLフィルターありで撮りました。



1/400 f4 ISO200 CーPLフィルター FS:アスティア

この日は週末でしたが、客車3両の補機なしという編成でした。

C11にはこれくらいの短い編成が良く似合うと思います。ローカル線っぽさが良く出ていますね。


最近は写真をRAWで撮って、家に帰ってからパソコンで細かく調整するのも楽しみの一つです。

フジのカメラは「FS=フィルムシュミレーション」というものがあります。

スタンダードの「プロビア」、ビビットの「ベルビア」、白黒の「モノクロ」「アクロス」などいろいろなモードを選べるのですが、ひとまずソフトの「アスティア」で撮りました。

スタンダードよりも彩度が少し上がり、コントラストは少し下がるFSです。


今回は撮った写真が少ないので、同じ写真を別のFSに現像して遊んでみます。

さきほどのソフトに対してスタンダードの「プロビア」。


FS:プロビア

じっくり見比べなければわからないような違いなんですが、、、

人間は意外とこのほんの少しの色味の違いでも感じ取ることができるそうです。

アスティアよりも鮮やかさが低く、自然な色味なのがお分かりいただけますでしょうか?


つづいて白黒の中でも黒色にこだわった「アクロス」で現像してみました。


FS:アクロス

さらにコントラストを硬調に、シャープネスを下げて、大昔の白黒フィルム写真のような感じにしてみました。

煙突から上がる煙の力強さが増してカッコよくなりました。


1枚の写真から様々なイメージを作るのも楽しいですね。




すぐ後に普通列車がやってくるので場所を移動しました。


その途中に見つけた花。




変った形の花ですね。

調べてみるとドウダンツツジという植物でした。なんと可愛らしい。



そして近鉄。


1/2000 f2.8 ISO400

ちょっと画角が合いませんでした、、、

前にここで撮ったときは換算200mmくらいで撮ったのでした。


前に公開されていた南海8000系が運用を開始すると、入れ替わりでこの近鉄は運用離脱するそうです。今のうちに乗っておきたいですね。



復路のかわね路号は別の場所から撮ろうと思い、60mmの画角に合う場所ということで抜里の茶畑のところにやってきました。





しかしSLが来るまでは1時間ほどあって暇です。

60mmのサブとして持ってきたXC15-45mmで画角の練習をしてみました。





最近、広角単焦点が欲しいなと思っていて、ニコンには20mm、24mm、28mm、35mmというラインナップがあります。

中でも欲しいと思っているのがニコンの24mmF1.8Gなんですが、画角が広すぎて私に合わないのではないか?という気もしていました。


15mmをAPS-Cにつければだいたい24mmと同じくらいの画角なのでこれで撮って画角を見てみました。

しっかし15-45mmの広角側15mmはかなり広い範囲が写ります。




大きな赤い木、画角にすっぽりと入ってしまいました。




タンポポに寄ってみました。

広角レンズでもよれば背景はかなりボケますね。
ちなみに絞りはこのレンズの開放F3.5です。




遠景を撮ってみました。
広角で遠景を撮ると広く写るので楽しいですが、距離感がわかりずらい写真になってしまう気もします。




広い範囲を写すよりも、近くのものを大きく見させる撮り方が面白いと思いました。

そういう意味では接写性能も大事ですね。




私が狙っているレンズは開放F1.8で、さらにフルサイズで使うのでボケ量はもっともっと多くなりそうです。

そうなると広角でもこの15-45mmのF3.5で撮るのとは全く違った画が撮れそうです。




上を見上げると青空バックの新緑の木々。

ところでこのレンズは1.5万円で買ったレンズですがなかなかいい写りです。このレンズでも十分なんじゃないか、、、??




もろに太陽を入れても、地表は普通に撮れていますね。
なかなかすごいです!




カワサキのエンブレムを撮ったつもりが他の余計なものもたくさん写り込みます。
これが広角レンズの面白さですかね。最近は望遠や中望遠ばかり使うので、広い画角というのも楽しいなと思いました。

やっぱり24mm欲しいなぁ~(笑)




さて、列車が来る時間なのでカメラの準備を始めました。

前に撮った茶畑のところで狙うつもりでしたが、お茶の葉の新芽がもう少し出てからの方が黄緑が映えるかなと思ったので、今回はやめました。


少し場所を変えて、土手を駆けあがっていくところを狙いました。


1/3200 f2.8 ISO200

なかなかシンプルな感じですが、順光で綺麗に収めることができました。


とここで気づいたことが、、、

60mmのレンズはピント合わせが前群繰り出し式なのですが、この繰り出し部分に少しがたつきがあり、ピント合わせの時にがたつきの分だけびピントがズレてしまいました。

これが非常に厄介で、上の写真もピントが列車ではなく遠くの山に合ってしまっています。。。

これは修理が必要かな、、、


とりあえず次のSLは絶対にピントを外したくなかったので入念にピントを合わせ、ズレも考慮したうえでセッティングして撮りました。



1/4000 f2.4 ISO200 FS:アスティア

こんどはピント合わせられました。

青空、背景の山、線路脇の小花、そしてC11をいい感じに収められました。

傾き始めた午後の太陽を受けて、鮮やかな色を写せました。



上の写真はアスティアで撮りましたが、この画もRAWで加工してみました。


まずは印刷物をイメージしたという「クラシッククローム」。


FS:クラシッククローム

鮮やかな色味ではなく、カッコよく見せたい感じですね。

「昔はこうでした」みたいな、古い雑誌を引っ張り出してきたような懐かしい印象の色味に感じます。

そういう意味ではリバーサルフィルムのプロビアはこのようなイメージなのですが、どうなんでしょうか?リバーサルフィルムも使ってみたいものです。


次はまた白黒のFS「モノクロ」。


FS:モノクロ

アクロスよりもコントラストが低めの白黒です。


ただモノクロにしただけでは面白くなかったので、HDR(ハイダイナミックレンジ)を25%、さらに露出補正を+1/2EVかけてかなり明るい感じにしてみました。

露出を合わせたけれど、SLの黒色を露出計が拾って、露出オーバーに撮れてしまった、というイメージにしてみました。

これはこれで面白いです。



最後に反対方面の南海を撮って、


1/800 f2.4 ISO200

これまたピントがずれてしまいました、、、

この車両でも窓を開けて良いのですね~
こんど乗るときは窓を開けてみようと思います。




ということでまた大鉄を撮りに行きました。

しかし沿線の風景は刻一刻と変化していて、晴れだったり曇り雨だったり、桜だったり新緑だったり。

毎回撮る風景が違っているので、何度行っても楽しむことができます。


来週は長距離鈍行列車という客車列車が走るそうなので、それを撮りに行こうと思います。


XF60mmマクロは前玉のガタつきさえなければなぁ...
いっそのことマニュアルフォーカスレンズとしてリニューアルして欲しいくらいです。。。

Posted at 2021/04/14 21:12:11 | コメント(1) | トラックバック(0) | 鉄道 | 日記
2021年04月03日 イイね!

桜の大鉄 桜煙り

桜の大鉄 桜煙り

先週金曜日に大井川に行きまして、その翌日にも大井川鉄道に行きました。

本当は泊りで連訪すれば良かったのですが、、、翌日はクルマで来ました。


またしても朝から乗り込みました。


前日も賑わっていた家山川沿いの桜並木にやってきました。

まだ9時前だったので人もまばら、せっかくなのでトゥインゴの写真を撮りました。


1/3200 f2 ISO100 200mm

そういえばトゥインゴを買って2年になりますが、真面目に撮ったのは新潟に遠征した時以来?ですかね、、、2年近くトゥインゴのちゃんとした写真を撮っていませんでした。

元々は愛車をカッコよく撮りたいからと始めた一眼カメラですが、いつの間にか本来の目的を忘れておりました。



1/160 f8 ISO100 50mm

川の向こう側が綺麗ですね。

黒い森を背景に、白、黄、赤、黄緑、ピンク色の木々が並んでいます。
すべて違う色なのは偶然でしょうか?



1/200 f8 ISO100 50mm

奥につづく砂利道の途中、アドベンチャーしてるぜっ!という感じで撮ってみました。



1/2500 f2 ISO100 200mm

この日は朝だけ良く晴れました。

桜もちょうど満開で、一番きれいな瞬間ですね~


 
1/1600 f2 ISO100 200mm

ニーニーらしく一点の花にだけピントを合わせて撮りました。

もっと強い日差しが射してほしかったところです。



家山の桜はこのくらいにして移動しました。




田野口駅にやってきました。




大鉄の駅の中でも特にレトロ感を残してある駅だそうで、この駅舎は映画やドラマの撮影に使われることもあるそうです。

往路のSLかわね路号はこの駅から狙うことに決めていました。




ホーム端にサクラの木とチューリップがあります。これらを入れ込んで撮ろうと想定。


ですがその前に、ELさくら号を撮るために列車に乗って神尾駅まで移動しました。

ELさくら号は家山までの運転なのです。





この神尾駅は人家から離れた場所にあるため、駅前にはほとんど何もありません。

崖の中にあるため、旧山陰線の駅のような雰囲気です。





この向きで狙うことにしました。私以外にも4名の方がいらっしゃいました。

今回2日続けて大鉄を撮りに来たわけですが、列車に興味があるとともに、他の方のカメラ機材にも目が行ってしまいます(笑)

D5や1DX、D850などゴロゴロしています。
三脚もスリックのカーボンシリーズはよく見かけましたし、ハスキーやジッツォなどの高級三脚も見かけました。


そして30分ほど待ってELさくら号がってきました。


1/1000 f2 ISO100 200mm

ここは200mmで狙いましたが、肝心のサクラの樹がぜんぜん写っていませんね、、、

しかしここではサクラよりも、昔の山陰本線を走る客車列車のようなイメージで撮りたかったのでこれで良かったかなと思います。


ちなみに反対方面はすぐトンネルになっています。




ここから飛び出してくるSLなんかも狙いたいですね。


それと神尾駅と言えばこのタヌキです。




ホームと線路脇にたくさんあるのですが、これと絡めた写真も撮りたいです。





駅の川側は崖になっていて、川幅1キロにもなる雄大な大井川が広がっています。

夜だったら島田の夜景も見れるかな?


この駅でもSLを撮りたいですが、今日は田野口で狙うと決めていたので田野口駅に戻りました。




あえてSLやサクラではなく”チューリップ”を主題にして撮りたいなと思ったのですが、先に構えている方がいたので諦め。

やっぱりサクラとSLを狙うことにして、200mmを構えました。



1/1000 f2 ISO100

SLの煙突からサクラが飛び出しているようなイメージで狙ってみて、まさにそのイメージ通りに撮れました。

空に雲がかかってくれて、逆光が抑えられたのも結果的に良かったかもしれません。




復路のかわね路号は川根温泉笹間渡駅で狙おうと決めていたので移動しました。

しかし既に多くのカメラマンが構えていたので、まああとは撮れればなんでもいいかなと思って、カーブの内側の駐車場にクルマを停めてそこで狙いました。


思い切ってトキナーの超広角17mmで。




列車が来る前は晴れていたのですが、



1/640 f5.6 ISO400 17mm

列車が来る頃にはすっかり曇り空。

しかし17mmのパースの付き方は楽しいのでかわね路号も同じく17mmで撮りました。



1/1000 f5.6 ISO1000 17mm

とりあえず撮った、という感じですが、得られる情報は意外と多かったです。


17mmは超広角なので、画面内を動く列車のスピードが速くなります。なのでシャッター速度は1/1000秒は欲しい、でも絞り開放では解像が低いので一段絞ってF5.6にしたい。となると感度は1000になってしまいました。



そしてこのカットを撮ってから、新しく広角レンズが欲しくなってしまいましたね(笑)

望遠は200mmF2、標準は50mmF1.8があるので、次はその間を埋めるべく中望遠105mmF2と広角24mmF1.8が欲しいなと思ってしまいました。




さてこれにて帰ろうかなと思ったのですが、急に眠くなったので2時間ほど仮眠しました。

午後6時になって帰ることにしたのですが、家山の桜トンネルのところが空いていたので寄り道してみました。



2.5秒 f4 ISO100 28mm

陽が落ちて薄暗くなったこの時間の色がトゥインゴのボディカラー「ドラジェブルー」と似た色ですね。


せっかく三脚もあるので夜桜を撮ってみることにしました。


8秒 f4 ISO100 28mm

通り過ぎるテールライトが桜トンネルの中を流れていきました。



4秒 f4 ISO400 70mm

クルマのライトに照らされたサクラは撮れますね。



4秒 f4 ISO200 46mm

ヘッドライトにたれされたトゥインゴが光ります。


一方でテールライトに照らされるともっと幻想的に。


4秒 f4 ISO200 46mm

なかなかの美しさです。


完全に陽が落ちてしまいましたが、せっかくこの時間まで居座ったのなら夜の列車も撮ってみよう!と思いついたので、前日に撮ったのと同じ画角で普通列車を撮りました。



1/60 f2 ISO3200 200mm

赤く照らされたサクラと闇を切り裂く近鉄。なんだか昼間よりもいい感じに撮れました。

やはりニーニーは強いです!この低照度でもISO3200で撮れるのです。


当たり前ですが、こんな暗闇で列車を撮っている人は私しかいませんでした(笑)





1/30 f2 ISO1600

反対の普通列車は南海。

ここまで低照度だと被写体ブレもあまり気にならないので、シャッター速度を一段上げて、感度を一段下げました。



4秒 f2 ISO100 200mm


堤防の並木がライトアップされていました。

とても綺麗だったのですが、もう撮る気力もなくなってしまったのでこの距離から一枚撮って終了。

帰還しました。



最近は大井川鐵道にドハマり中です。

一日にSLが一往復しか走らないので、なかなか経験値が増えません。

しかし行くたびに新たな発見があります。


また今週も行ってしまうかもしれません(笑)



Posted at 2021/04/03 23:13:02 | コメント(3) | トラックバック(0) | 鉄道 | 日記

プロフィール

「敦賀から北海道へ向かいます〜♪」
何シテル?   06/04 21:27
マスターと申します。 アルファロメオ75、プジョー205、ルノー21などの四角いクルマが好きです。 憧れのクルマはフェラーリ ディーノ、F40、...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2021/4 >>

    1 2 3
45678910
111213 1415 1617
181920212223 24
252627 282930 

リンク・クリップ

フレンチブルーミーティング2019 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/10/08 12:35:39
SAKURA ドライブ4~ランチアデルタでお花見~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/03/31 20:10:58
189系に乗る① 往路編 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/03/04 20:32:00

愛車一覧

プジョー 106 プジョー 106
小学生の時に始めたグランツーリスモというゲーム。 そのゲームには大きなライオンの絵が描 ...
ルノー トゥインゴ ルノー トゥインゴ
フランス菓子を模したクルマ。 アルファロメオにあった美しさはありませんが、トゥインゴに ...
カワサキ W400 カワサキ W400
今まで白いバイクだけを乗り継いできました。 そうなれば次もまた白いバイクが良かったので ...
ホンダ シルクロード ホンダ シルクロード
シルクロードという壮大なネーミングからは、大陸横断、いや”世界一周”でもできるくらいの走 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation