XBEEの飛び石で欠けた塗装をタッチアップペイントで修理

本日は天気が良いので、先般購入しておいたスズキ純正タッチアップペイントで、XBEEのボンネットに出来た飛び石での塗装欠けを修理することにしました。
タッチアップペイントの蓋に付いている筆では太すぎるので、面相筆などの極細筆で塗料を微小かけ部分に乗せるようにするのですが、ある筈の面相筆が見つからなかったので、近くのイエローハットで、細筆と薄め液、小皿がセットになった修正キットを購入しました。
この筆を使って塗装欠けのリペアを行います。

1)先ず、タッチアップペイントと小筆、ペイント薄め液、小皿を布の上に出し、修正する欠けの近くに置きます。


2)小皿にタッチアップペイントをごく少量出します。この状態では車体色に比べてかなり黒っぽい色をしています。これだと広範囲に塗ると目立ってしまいそうです。溶媒が揮発すると、白っぽくなるので、これでどうかという所ですが、今回は1mm程度の欠け2か所なので、筆先でペイントを置く程度なので、下地の白っぽい塗料が隠れれば良しとします。


3)石で塗装が欠け、下地塗料がむき出しとなった部分に、タッチアップペイントを数回に分けて、薄く塗ります。この後クリア塗料を塗るので、少し凹んだ状態にしておきます。使い終わった細筆は薄め液で洗浄して、良く塗料を落としておきます。これで十分乾燥させたら一次処終了。


4)で、秘密兵器登場。よく、CS放送のコマーシャルに登場する、車のキズに塗るだけで、傷が消える魔法のペン型塗料と類似の物。といっても、本当に傷が無くなるわけは無く、クリア塗料が傷を埋めて、目立ちにくくするというだけの誇大広告品と言った方が良いかも。
但し、このクリア塗料、通常の塗料より乾くのが遅めで、完全硬化する直前にふき取ると、傷を埋めた状態ではみ出した部分が取れるので、仕上げ方によっては、ほぼキズを見えなくすることが可能です(小さな欠けや傷程度ならね)。
このペンの先から染み出た塗料を先ほどの細筆で取り、先ほどタッチアップペイントを塗った欠け部分に、少し盛るような感じで塗り、乾かします。


5)そして、クリア塗料が完全硬化する直前に、以前Ford車のコーティング処理のメンテナンス用として付属してきたメンテナンスクリーナー(要はコンパウンド)を少量布に取り、軽く、盛り上がったクリア塗料が平らになるよう優しくこすり取ります。優しく、優しく丁寧に何度もこするのがコツですが、暫くこすって、指で触れて傷部分が判らなくなったら完了です。




綺麗な布で、メンテナンスクリーナーをふき取り、後はコーティング剤(私はSOFT99 SMOOTH EGG マイクロホイップを使用)を塗れば処理完了。
タッチアップペイントの色が濃い目で痕が残るかなと思ったのですが、フレークが大きめなので、目立たないどころか、日差しの下では、処理した部分が判別できなくなったので、一応大成功としておきます。
夕方、日が陰ってきたら斜めから見れば判るかな。
今のところ、指先で触れただけでは傷のあった付近を触れても、場所の特定不能なので、仕上がり状態の写真撮れませんでした。