スキーの18-19シーズンに入りましたが、今シーズンは雪が少なく、良く行くスキー場ではフルコース滑ることが出来ないという状態が続いていました。そこへ大寒波襲来。北海道と日本海側には大雪を降らせています。
それに反して関東平野は寒いですが、晴天が続いています。そして水上エリアにようやく待望のまとまった降雪。
まだまだフルオープンにならないところもありますが、その中でたんばらスノーパークがようやく全コース滑走可能になりました。
しかし、この状況に 水を差すかの如くの帰省ラッシュとのバッティング。
うまく間を縫って出掛けることにしました。
一昨日から、水上から湯沢の辺りはずっと冬タイヤ規制中。タイヤ確認場所手前では確認待ち渋滞が出ています。
2018年中にはシーズン滑り始めをしたいと思い、帰省渋滞の無い時間を探し、30日の夜に自宅を出発、31日の午前に滑ってお昼前には帰路へ着くというスケジュールを立てました。
まずは赤城高原SAで仮眠をとり、31日早朝沼田ICからたんばらスキーパークへ向かいました。
今回は、XBEEで雪道を走った感触を探るという目的もあったので、ある程度くねくね道の長さのあるたんばらを選択しました。
1)赤城高原SAに夜10時過ぎに到着。駐車スペースはたっぷり撒かれたであろう融雪剤の効果か、全く積雪は無し。SAエリアの周囲は薄っすら雪化粧。
2)人の歩くエリアは雪に覆われています。
3)冬タイヤを履いているか、確認中。夏タイヤを履いていてチェーンも携行していないと、一つ先のICで高速を降りるよう指導されます。駐車している車に非金属チェーンを撒いている人がいました。金属チェーンでは関越トンネル内を走れないので、トンネル直前で一度脱ぎ、トンネルを出たらまた装着しなければならず非常に面倒。非金属チェーンでも関越トンネルは10km程度あるので、無雪状態でそのまま走るのはきついかも。
4)それでは仮眠を取ります。-3℃でしたが、極寒地用ダウンジャケットを着て極寒地用寝袋を使いましたが、これだと暑すぎました。翌朝5時半頃SAを出発。
赤城高原SAは殆ど雪が降っていませんでしたが、ちょっと先の沼田IC手前からだんだん強く降り出しました。
動画①
沼田ICを出ると、路面は雪に覆われていました。これならXBEEの雪上走行の様子が判りそうです。
たんばらスキーパークへ向かう道路にはしっかり雪がありました。スノーモードにして走りました。この方がアクセルワークがダルになるので楽です。やはり、XBEEのサスは雪でも荒れた路面だと跳ねる感じがあり、ガタガタと大きな振動が発生。ステアリングにもそのまま伝わり、気色が悪く、乗り心地はかなり悪いです。以前乗っていたフォードクーガとは比べるべくもないという残念な結果です。ジムニーより悪い感じです。
動画②
5)たんばら最終トイレに到着。ここでトイレを借りて出発。
ここからは雪の量が増えるのに伴って、路面のガタガタは少なくなりました。その分乗り心地は良くなりました。前タイヤが滑りだしてからビスカスが働いて後輪がフォローする感じは、やはりクーガより遅い感じです。コーナーは、クーガより膨らみます。でも、前輪と後輪の駆動が直結なため、前輪と後輪間で滑りが発生しないとスムースに曲がれない構造のジムニーよりはずっと良い感じです。
動画③
6)たんばらスキーパークに到着。吹雪いた感じで、かなり視界が悪そうです。
7)リフトが動き出して直ぐですが、平日でも年末年始期間なのか結構人が出ています。でも、天気が悪いのが残念です。
8)ともかく、リフトに乗ってゲレンデトップに向かいます。
9)どのコースも新雪に覆われガリガリな所は皆無です。この季節だけの嬉しいコンディションです。今日は、シーズン初滑りのうえ、転んじゃダメと整形外科の先生に言われているので、テレマークではなく、滑り易くて転びにくいアルペンのセットで滑ることにしました。
10)新雪、まあパウダーなのですが、吹けば飛ぶほど軽くは無いのが残念でした。結構抵抗があるので、急カーブすると足が取られそうになります。ここはもっと軽い雪の時もあるのだけどな。
11)一通り全コース滑ってくたびれたので上がることにしました。今シーズンはスクワットをして少しは筋トレしたのだけれど、歳には勝てないのか、直ぐに太ももがパンパンに。
情けないです。やはり実際に滑り込まないと駄目のようです。
12)一番下のコース。いつものガリガリツルツルに比べて新雪は気持ちが良いですが、その分速度が出ません。途中漕ぐのにくたびれました。
13)天気も悪く、視界も良くない。その上寒いので、板は直ぐに雪を落としてからケースに入れ、ブーツも同様仕舞い込み、ウエアを脱いで、楽な服装に着かえ、帰る準備万端。
それから、食堂でカツカレーとコーヒーで、ツララを眺めながら遅い朝食を取りました。
14)で、リフト乗り場を見ていると、いきなり日が差してきました。ついさっきまであれ程天気が悪かったのに。さすが山の天気・・・・とは言っても、道具と服はしっかり片づけてしまったので、今更また出してきて・・・・はあまりに面倒。本日は大人しく帰ることにしました。
15)木の枝にはしっかり雪が付いています。
16)駐車場まで戻ってきました。回復した天気がうらめしい。
17)それでは、XBEEの下り坂道での様子を見ながら帰路へ着きます。
帰りもやはりスノーモードに設定し、かなりゆっくり目で下って行きました。スノーモード付の車は以前乗っていたフォードエクスプローラーに続いて2台目。アクセルを踏んだ時のトルクの立ち上がりが穏やかになるので、ギクシャク感が少なく運転しやすいです。
パドルを使ってマニュアルモードで運転しました。車重が軽いので、エンブレだけでも良く制動が効きます。
動画④
18)再びたんばら最終トイレに到着。
今回より積雪量が多い時が何度もありましたが、今回も短期間に結構降ったようで、かなり下まで雪が路面を覆っていました。
雪の路面が荒れてくると、またまた、ガタガタ振動が始まりました。
XBEE用のビルシュタインショックアブソーバーが販売されましたが、硬いのではなく、しなやからしいので、検討してみるかなという気持ちが、すごく強くなりました。このガタガタヒョコヒョコな挙動を嫌という程体で感じたので・・・・。
動画⑤
19)沼田ICから関越道に乗り、練馬方面へ向かいます。途中赤城高原SAでトイレ休憩。
20)無事自宅に到着。いつもならまず、一休みして、洗車は後回しにするのですが、何しろ2018年は本日をもって終了。今年のうちに汚れは落とさなきゃ。年越しの汚れはいやですものね。
それに、今回融雪剤の量が多いのが、下回りや、フロント部分だけでなく、XBEE全体が真っ白、驚くことにスキーキャリアやルーフ全体も真っ白。スキー板を車内に積んでいて正解だったと思う次第。
それでは、皆さま良いお年を。