昨年の初め頃、新たな通勤用車を買おうとインフィニティ・Q50 2.2 dCi、ルノー・ラグナIII 2.0 dCi、ルノー・ラグナIII 2.0Tなどを検討しつつ、結局買ったのは忘れていたこの1台でした(笑)
ルノー・メガーヌ RENAULT SPORT dCi 175
2008年に登場以来ずっと気になっていたのに、あまりにレアなのですっかり忘れていました。
中古車サイトで検索したところ、掲載約23万台中4台ほどヒットしました。赤、グレーそして黒。
赤は違う州で1800kmほど離れているし、そもそも買うとしたらグレー以外興味なかったので、参考までに画像を保存するのみ。
グレーのオーナーはフランス車専門の解体屋を経営するオーナーの車で、そのお店には何度も行ったことがあるし、顔見知りなので出所としては安心。ただ走行距離は15.3万kmと高め。見に行ったら、「グルっと回って来ていいよ」とカードキーを渡してくれた。初めて乗るスポールのdCi。トラックみたいな音に思わず笑みがこぼれる(笑) 夕方で道路が混みあっていたので大した試乗はできず。
黒はホンダのディーラーに下取り車として入荷していた1台で、走行9万kmにしては内装樹脂パーツの劣化や汚れが気になる。そしてリアウィンドウが社外品だったので、事故か何かで交換したと思われる。ホンダのディーラーは免許証のコピーを取ったら、好きに試乗してきていいよと!
それで結局最初に見たグレーのやつに決めました。どうやらこのモデルはたったの40台しか輸入されなかったそうで、ルノー・ディーラーでも「え、RSでディーゼル??」みたいな顔をされますので、変わりもの好きとしては◎(笑)
ルノー・オーストラリア発行のカタログはこの通り、クリオRS197とメガーヌRS225と共通で、各車2ページずつの簡易的な物。導入されたdCi 175は5ドアのカップシャシのみ。
外装色の展開はこの4色のみ。しかもなぜかF60マカハ・グレーがシルバーと書いてある..
外装にdCiを示す物は何もナシ。タコメーターの目盛りを確認するか、ボンネットを開けない限りガソリン225との区別はつかない。
ノーマルメガーヌと並べるとわずかに車高が低い。
エンジンはM9Rという2Lのターボ・ディーゼルでこのエンジン自体はセニック、ラグナ、ラティテュード、コレオス、エクストレイル、マスターなど中型以上の車両に幅広く採用されているもの。dCi 175のものはM9R724というこの車専用品のようで、登場時のインプレッションによると大容量インジェクターとECUのリマップが施されているらしい。エンジンカバーにRENAULT SPORT 2.0 dCiというロゴがあるのでここも専用品。
ガソリン225には乗ったことがないので、比較はできませんが、dCi 175は225を上回る360Nmのトルクをわずか2000rpmで発生しますので、全然エンジンを回さなくてもそれなりに速いことになります。
ただ低速の立ち上がりはやはりディーゼルだからか、あまりシャープな感じはしません。3速50km/hぐらいからグワーーっと来てすぐに80-90km/hぐらいになります!最大の利点やはりその燃費でしょう。常にこんな走りをしていても平均で6.3L/100km(欧州・豪州式)、日本式に書くとリッター16kmぐらい走ることになります!
満タンならメルボルン-シドニー無給油が可能かもです(約900km)
どうやら前の前のオーナーは何度かメルボルン-ブリスベンを走っていたようです(約1800km)
同型、同色オーナーのお宅を訪ねた時の1枚。この方はルノーとアルピーヌばかり10台ぐらい持っている!
ところで、これを売ってくれた前オーナーのChris氏は子供が生まれたのでコレオスに乗り換えたそうですが、どうしてもこのdCi 175の走りが忘れられず、最近また同型の黒を買ったそうです!!!^^
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2018/08/26 20:43:44