日本市場最強の2L級ディーゼル

ボルボXCラインの、そしてボルボ・カーズのフラッグシップに君臨するXC90に、日本向けとして初めてのディーゼルモデル：D5が追加されました。標準的なモメンタムと上級仕様のインスクリプションの2グレードが用意されます。
搭載するエンジンは、ドライブ-Eディーゼル最強のD4204T23。可変ジオメトリー・2ステージターボに加え、低回転域からの加速時に圧縮空気をタービンに送り込んでターボラグを低減させるパワーパルステクノロジーを採用する事で、235PS／48.9㎏mを発生。XC60やV90（クロスカントリー含む）に搭載するD4版：T14（190PS／40.8㎏m）をリードします。
最高出力でメルセデス・ベンツOM654（194PS）に勝り、最大トルクもマツダSH（ポストポスト新長期版：45.9㎏m）を抑え（03.06追記：更にはアルファロメオ2.1LマルチジェットⅡ〈ステルヴィオ用スペック：210PS／47.9㎏m〉をも蹴散らし）、日本市場に於ける最強の2L級ディーゼルに君臨する事となりました。
パワーパルステクノロジーは、作動方式の違いこそあれ、タービンをプレチャージさせてターボラグを減らすという考え方はマツダPY-VPTSのダイナミック・プレッシャー・ターボ（排気流路可変）と共通してますね。
気になる燃費ですが、残念ながらこの記事を著す時点では公表されていません。
今回の追加で、256の販売はD5がメインになって行くんでしょうね。T6・AWDインスクリプションは兎も角、T5・AWDモメンタムを選ぶ理由がなくなっちゃいそう(汗)…とはちょっと言い過ぎかな？
そんな訳で、〆にMyチョイスを以下の通り記しておきます。

グレード：D5・AWDモメンタム
色：マジックブルー（内装：マルーンブラウン-チャコール／チャコール）
Opt.：FOUR-Cエアサス，2ndシートヒーター，B＆Wプレミアムサウンド，ステアリングホイールヒーター，Rrドア・サンブラインド，サンルーフ


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