完成検査終了証

月夜猫です。

日産がやらかしたヤツですが、この紙は新車登録する時に陸運へ提出するのでユーザーが目にする事は多分ないです。何が終了したアカシかと言うと。

・型式認定の申請・見本どおりに出来ている事。
・保安基準に適合している事。
・刻印関係ちゃんとやった事。

これを自動車メーカーが法と省令に基づき「事実の証明に関する文書」として提出する判子押した文書。

単に「検査OKですぅ」ではダメで、基準が何で検査者に要する知識・技量も定め届出し承認されていないと仕事しない紙。この紙が有効なら、新車登録時に一台一台車検する義務が免除されます。
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今回のやらかしは、検査の一部を会社が任命した有資格者で行うとして認められた手続きなのに、実際には一部無資格者やってたというお粗末。資格が必要な検査を無資格者がやっても証拠能力としては子供が適当に○付けたの同じで、完成検査終了証も無効にされるでしょうね。

この紙、期限9か月で期限切れでも有れば車検やって新車登録出来ますが、無効な完成検査終了証は無いと同じで「型式認定どおりか」から証明出来ません。
行政が例外取り扱いを明確に出すまで、無効な検査証明では新車登録出来ないし、登録済みでも販社が納車するワケに行かんでしょう。

この検査、工場出荷前(生産中)にやるから管理された工程の一部として信頼性があるはずで、一旦出荷したものを回収して再検査やっても「工程外で何も変わっていない」事まで証明したとも言い難いので、どうすんですかね。

業務の実態を法令等に適合させる責任は第一に経営者にあります。経営者は具体的な確認を監査業務として行わせ報告を受け、判明した不備に是正命令と経営資源をセットで出すのが責務なのですがねぇ。いつからやってたのかすらワカランでは、過去の経営者も纏めて管理能力が疑われます。

※紙と言っても実際はデータ渡しらしい。
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ワタクシの第二車台は在庫期間長すぎで有効期限切れでした。単に売れなかっただけですがw

でわ。(^^)/~