闇改良の存在(ALH改良についてD担当さんから連絡ありました)

先日書いた「ALH復帰に関して…」について、D担当さんから連絡がありました。

まず結論としては、

闇改良は存在する(爆

という内容でした。
改良内容としては、

1)前方視界が回復した場合のALH(アダプティブLEDヘッドライト)の作動
　前方視界不良によりFSC(フロントセンシングカメラ)が対象物を検知できない場合、ALHは作動を停止します。
前方視界が回復してもALHは作動を停止したままで、エンジンを切り再度エンジンをかけることでALHの作動を再開させる仕様でした。(改良前)
前方視界が回復するとALHも作動を再開する仕様へと変更しました。(改良後)
オートレベリングコントロールモジュールの交換にて対応いたします。

2)FSCの制御変更
　視界不良によりFSCが前方を検出できない場合、次のシステムの作動も停止させていましたが、改良により継続して作動する仕様としました。FSCの交換にて対応いたします。
・AT誤発進抑制制御(前進時/後退時)
・後退時SCBS(スマートシティブレーキサポート)
・DAA(ドライバーアテンションアラート)
また、脆弱であった夜間の雨に対しては次の対策を行いシステムの強化を行いました。
・LAS(レーンキープアシストシステム)、LDWS(車線逸脱警報システム)、ALH、FOW(前方衝突警報システム)、SBS(スマートブレーキサポート)は継続して作動する仕様としました。それに伴い警告灯が多数点灯することもなくなります。

というもので、これ以外にはマツコネのウォーニングで表示されるメッセージ文言の変更もありましたが、こちらは私も含め初期の頃にマツコネで対応済みというのは周知されていると思います。
1)については、オートレベリングコントロールモジュールを改良版に交換し、2)についてはFSCの制御プログラムをアップデートするとのことです。

交換等の対応についても教えてもらいましたが、

保証期間内であれば無償で交換で、それ以外は有償

ということです。
ちなみに、有償の場合だと上記2点で2.5万円程度(工賃込み)だそうです。
うちは購入時に新車保証を5年に延長してるので(今の車は各パーツが高いのでいざというときを考えれば補償費用の方が安いですからｗ)、保証対象になるはずということで、ここについては現在確認中ということですが、保証が切れている場合は有償だそうです。
延長保証といっても、3年まではマツダが、それ以降は保証会社が保証するので、まず保証会社の承認が下りてからでないと保証は使えないというめんどくささと無駄に時間がかかるという状況ですが(汗

当然、ミラーの開閉が出来なくなるなど対策品が出ている場合もあり、それらは症状が出ている場合だけ対応で保証が切れれば有償になるのは当然です。
ですので、今回の件も同様に改良版への交換なので保証が切れていれば有償というのも納得できる気もしますが、今回の件ってなんか違うような(苦笑

改良版といいながら、安全装備に関しての動作も含めて大幅に動作が変更されています。
ALHがエンジン再始動しなくても復帰する程度であれば保証の有無で無償・有償でいいと思いますけど、安全装備まで機能変更してしまったら、個人的にはもうサービスキャンペーンレベルじゃないの？と思ってしまうんですが(苦笑

症状が出ていない、出ていてもうちのように初期の頃の対応・説明してるユーザには、いってこない限り対応しない(保証切れたら金取ればいいし)っていう闇対応ってどうなんですかね？
それほど高額ではないのですが、こういう対応がメーカーの評価につながっていくと思うんですが…まあ闇対応なのでばれにくいんですけどｗ

プレミアムブランドを目指しているマツダがやることかな？と思いますが。
それなりの車を作って値段だけ上げてればプレミアムブランドになるわけじゃないんですけど(毒
こういう対策品・改良版への交換対応も含めて、マツダがどういう会社なのか判断されると思うんですけど…車は売って終わりではないですし。

ということで、ALHの復帰とFSC停止時の安全装備の動作を改良したい場合は、保証期間内に依頼しましょう(爆