本日、改めてMAZDA3に試乗してきました。
比較対象としてアテンザの試乗車にも試乗し、さらにDへの行き帰りに使った愛車とも比較しました。
MAZDA3
15S AWD
2018年型アテンザ(本日時点で最新モデル)
25S FF Lパッケージ
BMアクセラ
22XD AWD
の比較になりますので、エンジンについては一切比較はしませんw
当たり前ですが、比較しても何の意味もないですし。
また、以下についてはあくまで個人的な見解でなかなかわかり憎い説明になっています(汗
写真もほとんどありませんので、あらかじめご了承ください<(_ _)>
試乗の順番としては「MAZDA3→アテンザ→BMアクセラ」になり、3台とも同じ道(市街地)を走りました。
■静寂性・遮音性について
まず結論からいうと、
アテンザ>>MAZDA3>BMアクセラ
という並びで大きくなっている方(左側)が静寂性・遮音性は高いという印象です。
前回の発表直後の試乗でも感じていましたが、アイドリング時からアテンザがやはり頭一つ抜けてる感じです。
音楽を小さな音量でかけてると、エンジンがかかっていてもアイドリングストップしてるのでは?と錯覚してしまうほど静かでしたし。
MAZDA3のほうがBMアクセラより静かだなと思う箇所は多々ありました。
信号待ちなどで、隣の車線にバスやトラックなど比較的うるさい車両が止まっているときにMAZDA3は静かでした。ここはBMアクセラは足下にも及ばないかなとw
ただ、走行中に関しては、MAZDA3もそこそこロードノイズも入ってきますし、うちのBMアクセラはS007Aを履いていますがそれと比べても劇的に静かだなという感じはしませんでした。
■足回り
構造がトーションビームかマルチリンクかは全く気にせず乗りましたが、
アテンザ>MAZDA3=BMアクセラ
という感じでした(左側がより良い評価)。
まず、少しでこぼこしたアンジュレーションがある市街地では、アテンザは軽くいなしてくれて極端に言うと足回りだけで段差を乗り越え吸収してくれる感じです。
多少車体は揺れますが、今回の3台の中で同じ箇所での揺れが一番少なかったです。
また、揺れてもすぐに収まりました。
特に違いがわかったのが、信号のない普通の踏切を越えるところです。
踏切が若干高くなっていて、登って越えて下る踏切で線路が道路に対して垂直ではなく斜めになっている踏切になります。
MAZDA3とBMアクセラについては評価は同程度ですが、動きが微妙に違いました。
フロントが段差(蒸気の踏切など含む)などに入った時はMAZDA3の方がふわっとした感じで突き上げなどありませんでした。
その後リアがその段差に入ってくると、BMアクセラの方は特に変化無しなのですが、MAZDA3は若干上下左右方向の揺れが大きくなり収まりもBMアクセラよりも若干遅くなる感じです。
ただ、MAZDA3のものは嫌な感じの揺れではなく「そりゃあこんだけでこぼこしてりゃなるよね」という感じの動きですし、
今回のBMアクセラアクセラは純正の足回りではなくバネレートも高くなっているローダウンスプリングに変更してあるため、純正同士の比較ではありません。
最初から最後まで一貫した揺れや突き上げのBMアクセラと、フロントとリアで微妙に揺れや突き上げが違うMAZDA3(といってもいずれも酔うわーという様な不快なものではないです)という感じで、評価としては同程度かなと個人的には思います。
ここは、助手席の嫁もMAZDA3のときにうちのXDと同じ感じでいいねといってましたので、おそらく間違いはないかなと(苦笑
と、ド素人の下手くそな簡単比較レビューでした(爆
このあたりの感じ方は人それぞれですし、今乗っている車など比較対象によってはまた印象も変わってくると思うので、トーションビームだからと毛嫌いせず是非一度試乗はしてみてほしいなとw
その他で気になったことが。
試乗中は最初はラジオなど一切かけずに乗っていましたが、Dにつく前にMAZDA3でFMラジオをかけてびっくりしました。
標準スピーカー(8スピーカー)の音が良すぎる(爆
Dに戻ってから、今回は試乗しなかったセダンのXDのBOSE搭載車で視聴させてもらいましたが、BOSEじゃなくてもよくね?というほど標準スピーカーでも非常にいい音でした。
うちのBMアクセラがBOSEですが、それよりも良かったかも(苦笑
あと、MAZDA3に乗ってDに戻ってアテンザに乗り換えたときに衝撃を受けたのが…
360度モニターの画質が劇的に良くなっている
ということでした。
もちろん単体でみても綺麗なのはわかりましたが比較する形になってはっきりと。
MAZDA3の360度モニター&フロントカメラの写真です(ドアを開けてるので360度モニターの方は合成画面のサイド画像がおかしな事になっていますw)。
アテンザの360度モニター&フロントカメラの写真です。
MAZDA3に乗ってDに戻ってきてアテンザに乗り換えたとき、嫁が「壊れてるんじゃないの?」と言ったくらい画質に差がありすぎです。
MAZDA3は全てデジタルで直結で、旧型のマツコネはコンポジット接続ということなんで劣化は仕方ないですが、ここまで違うとは…
すぐに比較した形なので、画質の違いも必要以上に気になったんでしょうけど。
ちなみに、うちのBMアクセラは残念なことに360度モニター搭載される前の年式なのでついていないため比較は出来ませんでしたが、まあ同じでしょうね。
ただ、うちの360度モニターがないただのバックモニターについては、360度モニターのフロント画像ほど酷くはないので、もしかするとフロントカメラの性能が違っていたり、360度モニターの画像処理でさらに劣化する何かがあるのかもしれませんがこのあたりは不明です。
このマツコネの画質の差は、ナビ画面や他の設定画面など全般において格段の差がありました。
でも、今年のアテンザの年次改良ではマツコネは新型にならず従来のままだと言うことなので、はあ?という感じなのですが(苦笑
簡単に載せ替え出来ないくらい車両の深いところまで影響してしまってるんでしょうね。
試乗でMAZDA3からアテンザに乗り換えたとき、今日はかなり暑くてMAZDA3ではファブリックのシートでしたが背中から太ももにかけて汗ばんで熱を持っていましたけど、シートベンチレーションで涼しく快適に試乗できました。
一応最上位グレードとなるはずのXのLパケやバーガンディについてはまだ未確定な部分もありますが、
現時点ではベンチレーションがないのがやはり残念かなと。
一度シートベンチレーションを体験してしまうと、ないと厳しいと思いますw
これからの季節はエアコンだけではどうしてもシートに密着する部分は汗かきますし。
他には…これですね。
これはリアです。
今回、BMアクセラより15mmほど車高を下げていると言うことでした。
さらにツメ折りもしていると。
それでなぜこの隙間?w
これならツメ折る必要なかったのでは?と思うんですけど。
フロントはこれより隙間は多少少ないですが…同様にツメ折りする必要なかったよねという突っ込みが出来そうな感じでした。
最後に、何シテルでも書きましたが、新型マツコネではコネクテッドサービスが提供されます(グレードによっては不可)。
こちらは、緊急通報してもらったり、アプリで車両の状態を確認したりロックをしたりアップデートを実行したりと、マツコネの当初のもくろみをようやく体現した形になりますw
こちらなのですが注意点として
「OBD2に他の機器を接続すると正常に動作しなくなる可能性があるので接続しないように」といったものが存在するようです。
これって、レー探をOBD2につないで車両情報表示したり出来ないって事ですよね。
もう本当に社外品は見た目だけのものだけしか使えない時代になってきましたね(苦笑