2020年10月05日
ホンダF1撤退のニュースが一部で炎上した週末でしたが(苦笑
撤退に関して感じたことをツラツラと書かせてもらいます。
ちなみに私は、インテRを最後にホンダ車にはレンタカーぐらいでしか乗っていないモータースポーツファンです(爆
ホンダは終了といっていますがあえて撤退と言わせてもらいます。
まず、多くのファンが激怒してしまった理由として、
1)カーボンニュートラルを2050年までに達成する目標のために撤退
2)一定の成果を上げたから撤退
を撤退の理由として挙げたことではないでしょうか。
さらに、「レースはホンダのDNAなので、他のカテゴリは引き続き参戦」といったことも火に油だったかも。
1)については、F1自体が2030年のカーボンニュートラルを目指しています。
ということは、F1参戦し続ける方が20年も早く達成できるんじゃね?w
それを市販車にフィードバックすれば2050年なんて待たなくても良かったのに。
2)については…言わずもがなですが(汗
何勝かしたから一定の成果ってことですか?復帰した際にマクラーレンとチャンピオンを目指すとかレッドブルに変わったときにもチャンピオンにっていってましたよね?
しかも今回の復帰後に、撤退はしない参戦し続けるとまでいってたこともあったようなw
要するに、きれい事を並べてそれを理由にしてることに対してふざけんなとかF1にもう二度と参戦すんなとか思うんですよね。
正直に、
F1に関する金や人材を含めたコストが非常に大きい
F1に参戦しても、Nボックス屋のホンダにとっては何のメリットもない
ホンダはF1の中心である欧州では売れてない(売れない)ので、市場として魅力がない
メルセデスには太刀打ちできなさそうだからPU単体では劣っていなかったとしても参戦する旨みがない
といえば良かったんじゃないかと(爆
実際、F1撤退発表後にインディではハイブリッドPUの提供で新たに契約したというニュースが出ました。
北米はホンダにとって重要な市場でしょうしアメリカホンダがやってるということだからでしょうが、一方で撤退で一方で新たに契約って…
撤退理由に挙げたカーボンニュートラル云々が本当なら、インディ含めてスーパーフォーミュラやスーパーGTなど内燃機関を使うカテゴリーは二輪も含めて撤退するのでは?
レースはホンダのDNA(苦笑)というのであれば、フォーミュラーEというマッチしたカテゴリもあるし。
こういう状況を見れば、誰だって本当の理由はコストだろってわかりますよね(苦笑
まあ会社として本音は言えない部分もあるのは理解できますが、誰にでもすぐにわかる本当の理由が透けて見えすぎてるってことがまずかったですねw
ただ今回の撤退で評価できることは、ここ最近の撤退時とは違って、2021年シーズン終了までの契約をしっかりと全うするということでしょうか。
しかも今シーズンはレギュレーションで開発は凍結されているので、来年に向けての開発は続行するということですし、最近の逃げるような撤退とは違いやることはやってから撤退という点は評価できます。
レッドブルやアルファタウリは2022年からどこのPUになるのか?という話もありますが、参戦するのであればレギュレーションで必ずPUは使えることになっているので問題はないですね(そこを使いたいかどうかは別の話w)。
問題は、このタイミングでレッドブル系は撤退ということもあり得ることかと(多分ないと思いたいですが)。
ホンダの知的財産を買い取ってレッドブル自身がPUを開発するという方法もゼロではないですし、無限ホンダが引き継いで参戦することまで消えてはいないです。
全くの新規メーカーが簡単に参戦できるほど今のPUは簡単ではないですし、コロナ下にあってゼロからの開発コストをかけてまで参戦してくるメーカーもいないでしょうから、あるとすればホンダに残る知的財産が鍵になりそうな気も。
メルセデスがワークス撤退してPUサプライヤーになるという噂もありますし、そうなれば、そもそもホンダPUはいらない子になるのかな?(苦笑
しかし、ルノーよりも先にホンダが撤退するとは思ってなかったですw
F1はいろいろな噂がくすぶってますし、ホンダの撤退をトリガーにして…ここ数年で大きな変化がありそうですね。
Posted at 2020/10/05 09:52:02 | |
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