hiro_izmのブログ一覧

朝目覚めると、予報通り雨がやんでる
島根県を出る前に見たいのは
昨日、走りながら見た宍道湖の島
それと松江城だな



写真撮るの難しい



ハーンがお気に入りだったという神社

神社内で大量に祀られているお稲荷さんに対してハーンは言う

「元々、神の使いでしかなかったキツネが、いつのまにか信仰の対象として祀られている」
なるほどおかしな話だよね

日本人にとって、あたりまえ過ぎて気づかなかったことをハーンによって気づかされる

その気づきが面白い


松江を出ると、すぐに鳥取県



境港の水木しげるロード

寅さんの銅像が葛飾にあるって言われても
違和感がない

同様に地域出身の漫画家が
町おこしに担ぎ上げられるって事は
マンガも、かつての映画と同等の文化として
認められているってことか



そんな事を考えながら
バイクを押し歩く

西の端から東へ延長されたのか
お馴染みの妖怪が鎮座する辺りは
再びさびれ始め、賑やかさの中心は東の方へ

境港では
海産物の店やベタ踏み坂はスルー
再び雨が降る前に帰ろう

山陰自動車道は殆どの区間が無料で嬉しい



道の駅白兎神社を経て
無事帰宅



走行距離1.251キロ
男1人旅
1回の給油で300〜350キロ走行
着替えは雨対策で多めに持って行ったけど、1日1セットしか使わなかった
ホテルにコインランドリーがあるし、次回は減らしても良いと思う
ツーリングマップルもあまり使わなかった
野点珈琲も用意してたけど使えなかった
メットロック用のワイヤーロックとカラビナ紛失
眠気覚ましにはSpotifyよりマイプレイリストの方がいい

次はどこだ

３日目は一転して朝から雨
出発前の天気予報では
24☔️ 25☀️ 26☀️ 27☔️だった
強行軍で3日目に帰宅か
大阪に近いとこまで進んでおいて
４日目、雨の降り出す前に
帰宅できればベストと考えていたけど
晴れ予報を覆して大雨警報まで出てる

ホテルのチェックアウト時間ギリギリまで
天気予報とニラメッコ

出した結論は
「連泊に変更して徒歩で松江を観光」だ

次の計画が無いからできる
無計画な旅行の利点だね

フロントで手続きをしたら
傘を借りて出かける

現存天守で国宝の松江城が
徒歩30分ほどの場所にあるみたい

小雨降る中歩いて行くと
市内の魅力も見えてくる



ギャートルズ広場
園山俊二って松江の人だったんだ

知ってる人って50歳以上？
リメイクなら30歳以上もありか

大きな声が石になったり
独創的なマンガだったと記憶する



骨つき肉や輪切り肉

はじめ人間ゴンゴンゴ〜ン♪



マンモーの足跡？
なんだっけ




先へ進むと
オシャレなテラス空間
壁のレリーフは寅さん？



それはラフカディオ.ハーン
妙に哀愁

ハーン、ヘルンさん、小泉八雲
色んな呼び名で愛されている
凄いね

県庁の横に竹島の資料館
表には日本の領土アピール
心の準備なしに領土問題は少し怯む



県庁前には松平直政の銅像
大坂冬の陣で
敵方の真田幸村に褒められた人

そして県庁の隣が松江城
堀が大きくて威厳あり



立派な庭と堂々とした佇まい




そして小泉八雲記念館と居宅
この日、1番の収穫
この人の繊細な感性に感銘した

小泉八雲のフィルターを通して
日本を深く知るみたいな

とりあえず何か読んでみよう

そして庭がまた良い
最初の写真は部屋の中から庭へ向かったもの
窓の外は緑がいっぱい
カエルの声も聞こえてきます



ちょっとファンになっちゃった


ウロウロしてる間に時間はすぎていく

この日も夜は居酒屋です




ノドグロ



刺身もり



地酒の飲み比べ
地域への敬意を示して頂きました

ヘトヘトー

この日は朝のドンヨリから
どんどん空が晴れていく
観光日和な1日です

まず向かったのは端っこ
本州最西端！！




なんで「端っこ」って惹かれるんやろ
最○端って言われたら
行っとかナって思ってまう

本州最南端と日本の最南端は制覇済
次は最北端の宗谷岬を狙ってる

で、行ってみると貸切状態
そりゃそうだ
端っこ以外の魅力が無い
最南端の波照間もそうだったよ
端っこ見るよりキレイな海を見るべきだったもん

再び最西端
地元の人が頑張ってるのか
手作り感なオブジェあり




もしかすると
手作りオブジェがこの場所の魅力を下げてるのかも
こういうのって難しいね
ハートのオブジェ
ペットボトルを型にして作ったらアカンわな


次はこの旅のメイン
角島だー　




インスタ映えする場所って
本物より写真の方が良い場所もあるけど
ココは写真より良い！

沖縄大好きのワタシですが
本島の古宇利大橋に圧勝です

宮古島の橋が束になってもいい勝負なくらい

長さと形状、更に海の色
素晴らしいです

途中エスケープがあって
車を停めてる人がいた
他の橋ではあり得ないスペース
コレにも驚いた

もう一度言おう「素晴らしい」
アクセスの悪い場所だから
できる技なのかも知れない
東洋一のビーチを持つ宮古島や
交通量の多い明石海峡でこんな事をしたら
駐車待ち渋滞で大変な事になりそう

持論ですが
絶景は過疎地にあるべき
南西諸島も最後の清流四万十川も
便利になって観光客が増えると汚れたりして
ただの観光地になってきた
富士山も入山制限して良いと思う

ちょっとエキサイトした
話を元に戻そう

角島、大好きになって
島内も走ってみました
渡ってすぐのお土産屋さんで
お土産も買って大阪に送りました

大阪に帰ったら布教活動をしようと思います

続いてこの旅のNo.2
元乃隅神社



コレも写真より良い
関西人の自分からすると
連続鳥居は伏見稲荷でしょと思うところを
青い海に向かう連続鳥居って
もう巧みすぎる




行って分かったけど
鳥居をくぐった先に潮吹岩があって
信仰の対象になってる

駐車場から上に上がると
世界一入れにくい賽銭箱もある

なんだろう
集客プロデューサーが付いてるのか
仕掛けが上手い

これ面白いなぁ
「山口県は錦帯橋」という
既成概念を破壊されます


ココからは試練
どこまで走れるか体力一本勝負
意外に長い山口県
いつまでも島根県は現れない
帰りの工程を考えると松江辺りまで走りたい

しかし、前日の疲労が襲いかかる
眠いし、シンドイし、今すぐ横になりたい

意識を失ったらアスファルトのシミになる
帰りは等身大の箱に納められ
寝台車というカスタム高級車での帰宅か

リアルに「寝たら死ぬぞー」だ

声を出して元気を出そう
iPhoneで歌える曲を聞いた
熱唱してるうちに元気回復
松江まで走りきる決意で宿を探す

今度はマトモなホテル
チェックインして飲みに行くのは昨日同様

写真撮る前に食べちゃったけど
現地に宍道湖に敬意を表してシジミ



日本海なら外せないノドグロ



島根牛、アナゴ等が続く

２日分の疲れに地酒が効いて
部屋に戻ると風呂にも入らず落ちた
(_ _).｡o○

久しぶりの一周ネタは中国地方^_^

春休みとGWの間が旅行業界の閑散期(^_-)

朝の情報番組でそれを聞き
24日から27日まで有給2日取って合わせ技4連休

だが、しかし
日が近づくにつれ天気予報は下り坂




降ってない場所へ向かえば良いと思ってたけど
日本全国☔️
唯一☀️は沖縄県だけど
さすがに海を越えては行けない

西から来る大きな雨雲から
逃げるように東へ向かうか
西へ向かって突き抜けるか

考えても答えは出ない
雨対策して西へ向かう事にした



出発時点ですでに雨
でも
走り始めは
着込んだおかげで寒くない
防水も上手くできたから
冷たさを感じる部分もない

山陽自動車道で
兵庫県を抜けた辺りから
体の冷えを感じだす
尿意の頻度が激しくなり
PA毎にトイレ休憩




こんなに水分出して大丈夫？
干からびるんじゃないかってほどの回数

雨で速度が上がらないし
休憩ばかり入ってるし
その上、県境が遠くて
前に進んでる気がしない

ココロが折れそうだ
もう中国一周なんてやめようか

いやいや、負けるなオレ
自分を励まして走る

広島へ入る頃に雨がやんだ
宮島SAで初給油
スタンドのアルバイト君

テールランプが無いとか
ウインカーがカッコいいとか
レブルのカスタムをベタ褒めしてくれる

テンション上がって元気出た
はい、ワタシ褒められて伸びるタイプです

山口県に入ったところで宿検索
下関の格安ホテルをゲットして向かう

駐車場有りのはずなのに
ホテル周りにPの案内が無い
裏にあるんだろうと回り込むと、そこは風俗街
いかにもな呼び込みのお兄さんとソー○の文字

この立地なら格安だわ
廃墟のような立体Pがホテルの駐車場
停めてて大丈夫かな
不安がよぎるけど仕方ない

とりあえずチェックイン
この時点で、既に出発から12時間経過
まっすぐ宿に行くだけで要した時間としては過去最高
雨とトイレ休憩のせいだな

荷物を置いたら飲み屋へGO
一生懸命走ったから栄養取らなきゃ

フグのコースなんか頼んじゃって



さすが本場安いわ



大阪で泳ぎなら倍の値段じゃないかな



昔のお姉さんが鍋の世話をしてくれる
大阪なら現役のお姉さんだけど
そこはそれ
昔のお姉さんには安心感があるもんね



食べ過ぎたので1時間ほど散歩してみた



関門海峡前の施設とか



階段がカッコいい神社とか



なんかのタワーとか

なんだか分からないけど下関観光

ほどよいお酒とほどよい運動
グッスリ眠って翌日に備えます

そして頑張った次の日には
絶景のご褒美があったのでした^_^

堕落してるなぁ
9時到着の計画で
早く家を出ようと考えていたのに
家を出たのが9時

道路渋滞に駐車場渋滞まで加算され
如意輪寺から先は交通規制で
目的地の中千本公園に到着できず

交通整理の警察官は
停めるところが無く
Uターンして山を降りろと言う
渋滞に並んでいるバイク達は
不平不満を口にしている

反対方向から走ってくるバイクは
規制なしで通り抜けてくる

観光シーズンだけ一方通行にしてるのかも

下調べって大事ね

山を下る気にはなれず
他車を見習い路肩に停めた



汗だくになりながら歩くと
苦労の見返りに桜が見れる



全山桜一色になると思ってたけど
そうでは無いようだ

それでも見事な奴は見事なわけて



堪能しました

やっぱり桜は良いね👍