ZC32Sスイフトに機械式LSD(取り付け編)

作業前日の夜には車を預かっていたので、いつものように早朝から作業開始です。

とりあえずボンネットオープン

かなり汚いっす。
しかも昨年のジムカ参戦時のテーピングもそのまま。
これではやる気が起きないのでちょいと拭き掃除。


これが普通かな。

この後はジャッキアップしてサクサク外せるものを外していくだけ。
錆で固着したボルトもなく、2時間ほどでミッションを下せる状態に。
このあたりでノッチ君と持ち主も参戦。


重力あるので降ろすのは簡単。

そして御開帳。


ここからは写真ありません。
なぜなら、あまりの暑さで写真を撮っている余裕なんてなかったから。

デフ玉取り出し、リングギヤ付け替え、サイドベアリング交換、オイルシール交換、ミッションケース閉じ等々、一連の流れで作業を済ませ、いざ、ミッション搭載へ。

今度は重力に反する方向なので、ジャッキを使っていてもしんどいですね。
3人がかりで30分は格闘しましたかね。
一度休憩を挟んで再チャレンジすると、拍子抜けするくらいサクッと入りました。
自分的には休憩アルアルだと思ってます(笑)

あとは外した部品を元に戻すだけ。
しかし、外したのはほとんど自分。
他の2人はどのボルトを使えばよいのかわからん、と文句。
ごもっともですが、そんなもんは太さと長さと勘で判断しろと返答。
ま、でも俺ら昔からそんな適当な感じでやってますが、ツボは押さえてますんで全然問題なし。

そんな感じで本日のメニューは完了。
正味9時間ってとこでした。

作業手順としてはCR-Xとほぼ同じなんですが、スイフトの場合、Fフェンダーの厚みがあって、高めにジャッキアップするとエンジンルーム内に手が届かないんです。
踏み台を使用して作業してましたが、この違いのせいで体力の奪われ方がだいぶ違うなと思いました。
それからクラッチマスターがブレーキと兼用なんですね。
その他もいろいろと最近の車のつくりを勉強しました。

ちょいと試乗もしましたが、しっかりデフは効きそうです。
これで今後のジムカーナ遠征は楽しくなりそうです♪