浴室タイル崩壊　結局自分でやることに

家賃5万で年間60万円では床抜けかかった浴室改修とかベランダ崩壊に金は出せんと言う家主様。
元が競売で安く入手したものらしく買ったら固定資産税以外は費用がかからないで家賃収入だけが続くと思っていたらしい。
当時築20年超え建物が補修なしでそこから何十年も無補修はありえんでしょう。
ちなみに現在築38年経過　東日本震災で家全体がわずかに東南に傾斜し単三電池落とすとそっちへ転がっていきます。

先日の浴室温水管がねじ部で腐ってダダ漏れだったのを飛び込み修理で依頼したらかなり高い25万円取られたらしく、今回の浴室沈下と壁面崩壊とベランダ戸袋崩壊は無理だって。

古くなれば補修費がかかるのは当然なのにその予算は残さず入った瞬間に使い切っちゃう　投資目的　の方はいますね。

で、業者による修理は望めそうにもなく　かといって放置すれば生活に支障が出るので自分でやることに。
材料費は出す（半分とか聞こえるがなぜ半分けちる？）と言うから、それよりずっと高い工賃を払っているようなもんだ。
次借りる人はいないから支障の無い範囲で。

剥がれたタイルを見るとシリコンゴム（コーキング）や鼻くそボンドやその他訳のわからないもので多層に貼り付けてあった。
これではホワイトセメントが付かないからベンチグラインダーで削り落とす。
6枚で1時間。しんど。

壁も漆喰とかが崩壊し字のごとく土台が水で流れてしまい壁板も腐食で崩落、
数センチの空間になっていた。
ベニアが腐って落ちている。ぬれ煎餅状態だった。


ここへ灰色の砂入りセメントを詰めて1日待ち　その上に成形したタイルを貼っていく。


タイル上は後で削って平らにし塗装する

いくら埋めても沈むんだから意味ないけど。

床のクラック　染み込ませ　これも気休め

隙間に適当に注入してごまかしてきた歴代業者の跡。
これでも数十万取ってるんだろうな。
超アルカリで手が荒れる。

写真順不同

何とか剥げたタイルと目地が抜けたところの注入まで終わり。
終わりはまだ見えない。
床タイルもひびが入って漏水しているようなので水のようなノロ流して気休め。

ああ崩壊ベランダもあるんだよな。
角材を防水処理もせずに床に敷いたから全部腐って折れた。
手抜き補修した業者の尻ぬぐい。