いわゆる8ナンバー車などの特装車の特集です。8ナンバーではない架装・特装車両もこちらで紹介させていただきます。タイトルは言いたかっただけです。
まずは藤枝市の道路パトロールカーとして採用されているスズキ6代目エブリイバン(DA17V型)。
前後共に紅白バンパーとなっており、リアバンパーには後退時ブレーキサポート(超音波センサー)を装備しています。
フロントバンパー内にはエアフィルターを装備。その横にはインタークーラーが装備されています。これはNA車は装備されていない装備です。
主警告灯はパトライト製AJS-12HMS(エアロソニック)で黄色回転灯と赤色回転灯を装備している。車内にはデュアルカメラサポートが確認できます。これらのことからこの車はDA17V最上級グレードの「JOINターボ」4速AT車(スズキセーフティーサポート標準装備)のホワイトをベースに公団カラーを纏っているようです。
この道路パトカーのベース車はうちのDA17Vとほぼ同じですが、うちのは5速MT(セーフティサポート設定なし)です。4WD/2WDの設定もありますが、外観で判断できるポイントは不明。昨年9月にJOINターボからMTの設定がなくなりましたが、現在は上級グレードのJOIN、JOINターボ、そしてPCもグレード廃止になったようです。
DA17Vの前任車は三菱リベロカーゴをベースとした道路パトカーでした。赤色灯非装備の黄色回転灯をルーフキャリア上に装備し、車体は公団カラーとなっていました。
磐田市消防本部流洋分遣所水槽付きポンプ車(磐田84)。日野レンジャープロをベースに日本機械工業が艤装し、平成29年度に配備された車両です。
以前配備されていた水槽付きポンプ車と異なり、シャッターが素材地ではなく、赤い物となっています。
また本部内他署の車両が吸管剥き出しタイプの車両が多い中、オールシャッターとなっています。これは竜洋分遣所が海に近いのが関係しているのかもしれません。また、グリル部のガーニッシュが黒く塗装されているのが珍しいと思います。
磐田市消防本部豊田分遣所資機材搬送車(磐田95)。平成21年度に配備された日産ディーゼル3代目コンドルをべースの車両で、車載型クレーンを装備しています。クレーンブーム部と荷台アオリ部に資機材搬送車の表記が入っています。同本部の配備車両は日野が最も多く、いすゞ、三菱ふそう車が配備されていましたが、日産ディーゼル車ベースはこの車両だけです。撮影時は豊田分遣所に配備されていましたが、後に福田分遣所に配置転換されたようです。
磐田市消防本部竜洋分遣所連絡車(磐田64)。スズキJB23(1-3)型ジムニーをベースにした車両で平成12年度に磐田信用金庫(現:浜松磐田信用金庫)から寄贈され配備されました。
赤色灯は単円筒形で緊急走行装備はあります。竜洋分遣所以外にも他分遣所に数台ジムニーの連絡車が配備されているようです。
牧之原市消防団の過般ポンプ積載車。ダイハツ9代目ハイゼットデッキバンがベースとなっています。
赤色灯はパトライト社製HWシリーズを採用しております。荷台部分には過般ポンプを積載し、屋根には脚立を装備します。
牧之原市の消防団指揮車。三菱前期型デリカD:5をベースとしており、日本消防協会が寄贈した車両です。
ほぼ同型の藤枝市消防団指揮車。こちらも三菱前期型デリカD:5がベースで日本消防協会が寄贈した車両です。
納入時期や細部の違いはあると思われますが、全国に多数配備されています。赤色灯はパトライト製エアロブーメラン(AXS型)を装備しています。
消防団章はステッカータイプのものをボンネットに装備されており、前バンパーとバックドア部にはLED式補助赤色灯としてパトライト製LP3が装備されています。
川根本町が所有する日産T31後期型エクストレイルベースの災害対策車。純正のブリリアントホワイトパール(特別塗装色)に純正オプション品のハイパールーフレールを装備しています。赤色灯は大阪サイレン製のウイングフラッシュ。
静岡県警察管内の交番に国費配備されているスズキ3代目後期型ソリオベースのパトカー。撮影時期の関係かスタッドレスタイヤを履いており、社外品のアルミホイールを装着しています。
そして最後となる特装車はこちら。いすゞ4代目フォワードベースの謎の特装車…。ぱっと見ではなんだかよくわからない車両ですが、恐らく元車はこれじゃないでしょうか?
画像はKC庁で現在使われているいすゞ5代目前期型フォワードベースの車両です。
元はバータイプの赤色灯が設置されていたであろう基台にはライトバーが設置されています。
車体後部に設置されていた電光掲示板は撤去されており、テールランプ類も別のものに変更されています。ルーフトップエアコンは恐らく現役時代から装備されていた物ですが、当時と異なる塗装がされています。この車両は恐らく車内でモニターなどを見ることができる車両で後部は荷台になっているものと思われます。
今回は以上です。
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Posted at 2022/02/26 19:04:59 | |
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