今回は2022年7月31日(日曜日)に航空自衛隊浜松広報館(エアパーク浜松)で行われた戦闘機の地上展示と同年8月6日および7日(土・日曜日)に清水港日の出埠頭で行われた清水みなと祭り(清水マリンフェスタ)での護衛艦あまぎりの展示の様子です。
まずは浜松広報館で行われた戦闘機の地上展示からです。格納庫前のエプロンにF-2AとF-15Jの2機が展示されました。
先日の行われた救難消防車の放水実演の際と異なり、天候に恵まれました。
まずはF-15J戦闘機です。この機体は浜松基地内に所在する第1術科学校の整備教材です。
展示されているのは単座型のF-15Jです。
後ろから見ることも可能でした。垂直尾翼には第1術科学校のエンブレムが入っています。
ジェットエンジンを後ろから。なかなかこの角度で見れる機会も無いでしょう。
キャノピーが開いた状態です。これは恐らく格納庫に戻す際にコックピットに人が乗るので、機内が暑くならないようにしているのだと思います。
続いて隣に展示されたF-2A戦闘機です。
こちらもF-15J同様に単座機となっており、後ろから見ることが可能でした。
ドラッグシュート収納部が開いた状態でした。ドラッグシュート本体は未装着状態です。
こちらも真後ろから。スリムな機体ですね。
F-2AもF-15J同様にキャノピーが開いた状態でした。
戦闘機地上展示の様子は動画も撮影しております。
おそらくF-2Aを牽引してきたと思われるトーイングトラクター。トヨタL&F製の2TD25というモデルで空港では貨物室に搭載するコンテナを牽引していることが多いモデルです。
その隣に置かれた同じくトヨタL&F製3TD35トーイングトラクター。どちらも第一術科学校の車両です。
本イベントとは関係ないですが、エアパーク浜松の待機列用に並べられたパイロンに職員の遊び心がありました。こちらは救難消防車Ⅱ型を模したパイロン。タイヤやメインターレットが再現されています。
こちらはF-4EJ改(ファントム)航空自衛隊第7航空団第302飛行隊F-4退役記念塗装機「428」(百里基地所属)を再現したと思われるパイロン。部隊マークの尾白鷲をラッピングした機体で、職員のお遊びで散った羽根や足跡、フンなどが床に再現されています。
展示格納庫に展示されている元浜松救難隊のKV-107Ⅱ。この画像は昨年のリニューアル直後に撮影した画像です。
そしてこちらがイベント当日に撮影したKV-107Ⅱ。昨年撮影時と異なり、右サイドドアが開けられています。
今のロクマルのドアに比べると開口部が狭い気がします。
続いて清水港日の出埠頭で行われた清水マリンフェスタです。観に行ったのは7日ですが、前日の6日には陸上自衛隊車両が展示されていたようです。
展示されたのは横須賀基地所属のあさぎり型護衛艦4番艦あまぎり(DD-154)です。
搭載されている短SAMランチャー。
RIM-7(シースパロー)を搭載可能です。
324mm3連装短魚雷発射管。
81式射撃指揮装置2型(FCS-2)。主砲とアスロックランチャーの展示実動前に旋回していました。
62口径76mm単装速射砲。
イタリアで開発された艦砲です。
74式アスロックランチャー。アスロック対潜ミサイルの8連装発射機です。
主砲とアスロックランチャーの作動、及び出航の様子は
動画でも撮影しております。
ハープーン対艦ミサイル。
高性能20mm機関砲、CIWS。
対空レーダー、OPS-14C。あさぎり型護衛艦のうち、前期建造艦4隻に搭載されている。
静岡地方協力本部の業務車2号(トヨタ3代目カローラフィールダー)。
同じく静岡地本の1 1/2tトラック。
長野地方協力本部の人員輸送車2号(日野2代目リエッセⅡ)。静岡地本の人員輸送車と異なり、独自のラッピングがされています。
山梨地方協力本部の業務車2号(トヨタ3代目カローラフィールダー)。
浜松基地第一航空団の業務車1号(日産Y12型ウイングロード)。
出航の準備のためにガスタービンエンジンに火が入る。
同じ頃、航空自衛隊の航空機による展示飛行が開始されました。まず飛んできたのは静浜基地第11飛行教育団のT-7初等練習機。
続いて浜松基地第1航空団第41教育飛行隊のT-400救難機等基本操縦練習機。
小牧基地第401飛行隊C-130H輸送機。
何気に今まで撮影したことのある機体の殆どはイラク派遣時の水色塗装のものが多かったので、この迷彩塗装は見慣れません。
二機編隊で飛んできた浜松基地第1航空団のT-4中等練習機。
最後はタイヤを出した状態で飛行。
そして最後は岐阜基地飛行開発実験団所属のF-15J戦闘機とF-2戦闘機による展示飛行です。
F-2戦闘機。静浜基地では機動展示飛行が行えましたが、清水港では色んな制約がある関係上、あまり盛大な飛行は行えませんでした。
F-15J戦闘機。結構低い場所を飛行してくれました。
この組み合わせはなんとなく、エースコンバットのような組み合わせです。
そして最後は二機による低速飛行が行われました。
そうして空自による展示飛行を終え、護衛艦あまぎりは日の出埠頭から離れて行きました。
タグボートの力を借り、向きを変えています。
こうして護衛艦あまぎりは清水港を出港しました。
清水マリンフェスタでは清水警察署による警察車両の展示も行われました。
こちらはこの後行われる花火大会の雑踏警備に使用されたと思われるトヨタ200系前期型ランドクルーザーベースの現場指揮官車。
県警機動隊展示車両のメルセデス・ベンツウニモグ(U3000)ベースの高性能救助車。
展示車両は平成17年(2005年)に配備された車両です。
せっかくなら2019年に配備された新型車両を見たかったです。
トヨタ200系クラウン交通取締用パトカー。前面赤色灯はハロゲン式のものとなっています。
こちらの車両はイベント終了後も交通規制などで使用していたと思われます。
ホンダCB1300P白バイ。今回唯一乗車が可能だった車両です。
乗る時に使用した台は交差点で手信号をする際などにに使用する台です。
ちなみにアルコール消毒液が置かれている机はサイン会ではお馴染みのあの机でした。
誰が月光仮面だよ。
花火大会の警備の関係で静岡市消防局日本平消防隊が会場へ。
今回は以上です。
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