台風などの豪雨により水害が予想される夏を前に全国で水防訓練が行われました。静岡市では令和4年6月5日に葵区与一の安倍川河川敷で行われ、焼津市では令和4年6月19日に大井川河川敷公園にて行われました。
静岡市水防演習
水防団会長(田辺静岡市長)を乗せて入ってくる静岡市危機管理総室の防災車(三菱デリカD:5)。
同じく防災車(トヨタ3代目ランドクルーザープラド)。こちらは会場外に一度出ていきましたが、何をしていたかは不明。
被害箇所を偵察する静岡市オフロードバイク隊「スカウト」。
スカウトは静岡市職員で構成される部隊で、使用車種はヤマハセロー225。
訓練には陸上自衛隊第34普通科連隊も参加しました。
土嚢の積み方が流石、綺麗ですね。
陸上自衛隊第34普通科連隊第一中隊の高機動車。
同部隊の高機動車。いずれも災害派遣の横断幕を車両に掲げています。
こちらは動画も撮影しております。
関係車駐車場に置かれていた陸上自衛隊第34普通科連隊本部管理中隊の軽装甲機動車。
陸上自衛隊第34普通科連隊第一中隊の1/2tトラック。
陸上自衛隊の業務車3号(日産G11後期型ブルーバードシルフィ)。
特に改造された点はなく、市販車そのままの車両です。
静岡市オフロードバイク隊のトラック(日野レンジャープロ)。
車両・整備機材運搬用のトラックで被災地派遣時はこのトラックに積載し、輸送します。サイドスカートを装備します。
オフロードバイク隊のヤマハセロー。
水防団車の後ろに並ぶ静岡市消防団(清水地区)のポンプ車(いすゞ5代目中期型エルフ)。
静岡市消防団指揮車(トヨタ3代目後期型ヴォクシー)。消防局関係の車両では唯一の参加車両でした。
会場を離脱する静岡市水防団安倍川第1分団の水防車(日産D22型ダットサントラック)。
静岡市の水防車はいずれも四輪駆動のキャブオーバーもしくはピックアップトラックのダブルキャブ車を採用しており、荷台には照明装置やスコップなどの活動用装備を積載しています。一部車両を除いてフロントウインチとサーチライトを装備します。
安倍川第3分団の水防車(三菱ふそう7代目前期型キャンター)。四駆車で後輪はシングルタイヤとなっています。
静岡市の防災車(トヨタ3代目ランドクルーザープラド)。
静岡市の防災車(三菱前期型デリカD:5)。
所属不明ですが、河川パトカー(ダイハツビーゴ)。
市販車のブライトシルバーメタリックをベースにパトライト製エアロソニック赤色灯を装備する。
恐らく防災車と思われる車両(トヨタ200系後期型ハイエース)。所属は不明ですが、山梨ナンバーなので山梨県か市町村の車両と思われます。赤色灯を装備しますが、カバーが掛けられています。
静岡市が所有するダンプカー(トヨタ6代目ダイナ)。
足久保川分団の水防車(トヨタ6代目前期型ハイラックス)。
丸子川分団の水防車(いすゞ6代目中期型エルフ)。フロントウインチとサーチライト非装備車です。
安倍川第2分団の水防車(三菱ふそう7代目前期型キャンター)。
安倍川第4分団の水防車(トヨタ6代目前期型ハイラックス)
安倍川第5分団の水防車(トヨタ6代目前期型ハイラックス)
藁科川分団の水防車(トヨタ6代目前期型ハイラックス)。こちらの車両は他の水防車に比べて水色の色合いが少し濃いものとなっています。
長尾川分団の水防車(いすゞ6代目中期型エルフ)。静岡市水防演習の画像は以上です。
焼津市水防訓練
昨年は雨の中実施でしたが、今年は天候に恵まれました。
昨年同様に航空自衛隊静浜基地も訓練に参加しました。
静浜基地のホイールローダーで土をダンプカーに積載します。
ホイールローダーはTCM製。
そして積んだ土をダンプカーで土嚢を作る現場へ輸送します。
ダンプカーはUDトラックス製クオンのCF(4×4)をベースとしています。
ベースが除雪車向けということもあり、高床総輪駆動車となっています。
島田土木事務所の道路パトカー(三菱2代目後期型アウトランダー)。
紅白バンパーになることを前提としていないデザインなので、フロントバンパーは全てが赤白ではありません。
焼津市防災課の機動指揮2(三菱前期型デリカD:5)。昨年はランドクルーザーの防災指令車も参加していましたが、今年は不参加のようです。
志太消防本部人員輸送車(三菱ふそう3代目後期型ローザ)。緊急走行装備などは非装備のマイクロバス。
志太消防本部人員輸送車2号(トヨタ200系後期型ハイエース)。こちらは朱色で塗装されており、サイレンアンプや赤色灯を装備しており、緊急走行が可能。
志太消防本部焼津消防署広報車(日産初代クリッパーバン)。この車は財団法人日本消防協会からの寄贈車です。
焼津市消防団第15分団ポンプ車(トヨタ8代目ダイナ)。モリタ/日消機械艤装のCD-Ⅰポンプ車で、普通免許でも運転できるA-2級ポンプを搭載したミラクルLightという製品です。
吸管部には焼津市のゆるキャラ、やいちゃんの消防団仕様のイラストが入っています。
焼津市消防団第16分団の水槽付きポンプ車(日野6代目レンジャー)。
この車両は1,500Lの水槽を装備しています。前任車はレンジャープロをベースにした水槽付きポンプ車で、現在は志太消防本部の予備ポンプ車として使用されています。
焼津市消防団第16分団の可搬ポンプ積載車(スズキDA17Vエブリイバン)。
エブリイバンの荷台部分をカットし、デッキバンに改造されています。
焼津市消防団第18分団の可搬ポンプ積載車。こちらもDA17Vエブリイをベースにデッキバン仕様にされています。
焼津市消防団第18分団ポンプ車(いすゞ6代目中期型エルフ)。令和元年に配備された車両のようで、令和以降に配備された消防団ポンプ車は焼津市の頭文字、Yをあしらったデザインが車体に入っているようです。
焼津市消防団第18分団の水槽付きポンプ車(いすゞ5代目前期型フォワード)。
焼津市消防団第17分団のポンプ車(いすゞ6代目前期型エルフ)。
消防団の車両ですが、泡消火システム「CAFS」を装備しています。
焼津市消防団第8分団のポンプ車(いすゞ6代目前期型エルフ)。総務省消防庁無償貸与車両です。
静岡県の水防用自動車(トヨタ4代目ランドクルーザープラド)。
焼津市防災課の防災輸送車(いすゞ6代目前期型エルフ)。
荷台パワーゲート部にはドローン用のヘリポートが置かれています。
焼津市の水防車(日産T30後期型エクストレイル)。サイレンアンプと赤色灯は大阪サイレン製。
焼津市が所有するダンプカー(三菱ふそう5代目後期型キャンター)
航空自衛隊静浜基地の業務車1号(日産Y12型ウイングロード)。
志太消防本部焼津消防署救助車(日野6代目レンジャー)。
志太消防本部焼津消防署屈折梯子車(日野3代目プロフィア)。
最後まで訓練を見れなかったので、志太消防本部がどういった訓練に参加したかは不明です。
帰り際に訓練会場前を右折していった焼津市の排水ポンプ車(三菱ふそう2代目中期型ファイター)。元国土交通省の車両で、
2015年3月に焼津市へ寄贈された車両です。
今回は以上です。
メニューはこちらから。