立川シネマシティで開催されている、
「ゆく年くる年、京アニ【極音】開催。
『響け!ユーフォニアム』TV版1期オールナイト全話」上映イベント
に行ってきました。
ここの映画館の売りは、”6000万円のスピーカーによる極上音響”が味わえる事です。
しかも、「響け!ユーフォニアム」制作に携わっている鶴岡音響監督によって調整が行われているというのが最大のポイントです。
シネマシティに到着。
入口にはイベントの看板が掲出されています。
2Fのロビーに上がると、BGMに「DREAM SOLISTER」が流れ、これまでの劇場版ユーフォシリーズのポスターが掲出されていました。
ユーフォの設定資料集、原画集、新北宇治吹部部員紹介、缶バッチが販売されていました。
シアターに
向かいます。
スケジュールはハードです。新ピカの時は4話毎に休憩が入っていましたが、今回は5話毎に休憩です。基本的には上映15分前より入場開始ですが、オールナイト参加者しかロビーにいない為か30分前より入場開始でした。
やってきました。シネマ2の極上音響設備とスクリーンです。
23時30分、上映開始時刻になりました。
今回の企画をされたシネマシティの担当者(お名前忘れました)の方から挨拶がありました。
この方、チューバ経験者だそうです。「響け!ユーフォニアム」という作品に対しては思い入れがあるようで、「よくぞ、”ユーフォニアム”というマイナーな楽器に焦点を当ててくれた。普通なら『響け!トランペット』とか『響け!サクソフォン』みたいなメジャーな楽器がタイトルになりそうですが」と、会場の笑いを誘いました。「観客の男女比率が”ガルパン”と同じ」というお話も面白かったです。吹奏楽部員の大半は女子ですから(笑)。
続けて音響についてのお話があり、「鶴岡音響監督に来場してもらって音場調整を行い、製作者の立場から、聴いて欲しい本来の音が出るように調整してもらった」「今回はブルーレイを流すので、劇場版(5.1ch)ではなく2chではあるが、楽しんで頂きたい」と語っていました。「そういう事で音に拘っているので、飲食については周囲への最大限の配慮を…演奏シーンは飲食禁止にするくらいの配慮を!」という注意事項の説明もありました(ここに来る人はみんな”音を楽しむ”のが目的ですから、当然ですね)。
そういうことで、おそらくブルーレイBOXを流した(ディスク1枚に5話収録)と思われますが、良い機器に最適化された調整が加わり、演奏・セリフはもちろん、劇半やガヤの声、環境音もクリアに聴こえ、とても普通では味わえない高品質の音で作品を楽しめました。
映像も画面は周辺まで明るく鮮明でした。「こんなに綺麗な画面だったかな?」と思うようなクオリティでした。元々の素材自体が大きなスクリーンにも対応できるクオリティがあったと知ることも出来ました。
「響け!ユーフォニアム」は、今年の春に新宿ピカデリーで初めてのオールナイト上映がありましたので、今回は2回目になると思います。深夜の上映に備えて昼間は寝て、上映前に栄養ドリンクでドーピングしたのもあってか、最後まで殆ど寝る事も無く全ての話数を味わう事が出来ました。麗奈と香織先輩のトランペットの音色や、サンフェスの”ライディーン”、ラストの京都府大会”三日月の舞”、素晴らしかったです。
運営については、深夜にもかかわらず休憩時間に売店をOPENしてくれたのは助かったです。眠気覚ましのブラックコーヒーは必須です。「特に後半は涙で水分が失われるので、売店で補給してください」という案内には、会場全体がウケました(笑)。
やっぱり、立川シネマシティはトップクラスに良いです。大満足のオールナイト上映でした。
Posted at 2019/12/29 11:41:06 | |
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