6月に入りまして、八甲田山系の通行規制がすべて解除になったので行ってみます。
天気予報では曇りみたいでしたが、無事晴れたのでいいドライブ日和となりました。
田代湿原 駐車場に到着。
今回は箱トラにハンターカブを積んできてます。 雑草,虫よけ用の装備を着込みながら、準備中。
目の前の八甲田温泉は、長期休業中らしいですが結構建物傷んできてますね。
今回の通るルート。
嘉瀬子内林道。 田代平の山中から田茂木野に抜ける感じです。
ネットだと、2010年代頃からバイク, 車で通り抜けた記録が無いのが気になりますが....
湿原から少し進むと、右側に発電所が見えてきます。
何も看板はありませんが、道路左側の砂利道を入っていくと林道の始まり。
全区間未舗装道路になります。
八甲田に駒込ダム建設のため、今回は通行止めでしたが湿原の隣には幻の赤い池があります。
上北鉱山から出てくる川に流せない重金属を含む水を沈澱させる池らしいです。
乾季に行くと乾燥して赤い大地が見られます。
最初は、普通の砂利道ですが少しずつ荒れてきます。
脇道も多数ありますが、ほとんどは私道なので注意が必要。
最初の数キロは田代オンコ沢林道というらしい。
しばらく走っていくと分岐点。
右側が正解のルートですが,,,, 左が気になったのでちょっと寄り道。
左の道を行くと見晴らしのいい場所に。
先が気になりましたが、どうやら田代平に戻ってしまうルートのようです。
ダム建設による伐採と新規電線工事が始まったようで、車の通行量はとても多いです。
次々と電力関係の車や工事業者がきます。
林道アタックと思われる方と何台かすれ違いましたが、ほぼジムニー。
鬱蒼とした林道だったらしいですが、草の刈払いは丁寧に行われていて4輪でも草ブラシを気にしないで走れますね。
路面は... 洗堀されてる箇所が多く、2輪の場合はコース取りに注意。 左すぐ断崖です。
坂の上まで来ると、田代平と八甲田の山々が見られます。
朝は曇りでしたが、晴れてきて良かったです。
途中、分岐ありますが右手側を行きそのまま進むと最後の分岐に。
右に行くと電波施設がある場所に着きます。
地図上では、左側の道が嘉瀬子内林道の始点のようですが....
完全に道が無くなってます.....
この先の道は、国が管理してるらしいのですが長年手入れされてないようです。
調べていくと、2006年代から大規模な土砂崩れと路面流失が何箇所かあったらしい。
何回か道は復旧したらしいですが、この状態を見ると最終的には断念したようです。
バイクで末期に通った人のブログを見ると、道幅40cmになってる所もいくつかあるので大変危険。
地図上で見ると、田代湿原から通行できない所までは道程11km程。
嘉瀬子内林道は全体で30km近くあるので、まだ半分も行ってなかったですね。
八甲田雪中行軍の遭難場所の近辺でもあり、沢と滝が多いです。
先程の場所を右に進むと広い場所に。
NTTの施設のようです。
ここに来るまで、スマホの電波が途切れなかったのはこれのお陰かな。
来た道を引き返して田代湿原に戻ってきました。
昼の12時なのでもう1本行けるか微妙ですが、天気もいいので行ってみます。
林道終点側から行ってみます。
最初はかなりの急勾配と高度があり、城ヶ倉大橋から下を見る位の高さがあります。
こちら側はバイクか徒歩でしか通れません。
遥か下に林道が見えます。
現地に行くと分かりますが、諸事情により4輪車が入れないので何かあった時は自力で下山が必要です。
下まで行くと何かの施設が見えてきます。
嘉瀬子内発電所。
1940年代以前に建設され、今まで稼働してるそうです。
誰が建てたか正確には分かってませんが、1951年にGHQの電気事業再編制令により今は東北電力の所有になってます。
建物や窓は戦前の和洋入ったデザイン。
屋根は補修入ってますが、全体の雰囲気はミステリーに出てくる洋館のようです。
坂を下って左側を進んでいくと鉄塔。
ここが嘉瀬子内林道の終点と始まりらしいです。
道は良さそうに見えますが。
進んでいくと右手に封鎖されたダム管理道。
左側に林道が続いてます。
1km程進んでみましたが、田代平の出口があの状態なのでひとまず撤退。
他の方のブログを見ると、登山やトレッキングで通ることもあるらしく徒歩と自転車なら通行はできるらしいです。
後半部分の地図。
発電所がある左の道を通り、田代平に登るように進んでいくルートでした。
調べた所、小金沢方面から山を縦走する時に一部道を使う人もいるみたいですね。
中間部分から草刈等はされてないと思われるので、バイクと車での全区間の通行は無理かな。
再び湿原に戻って今回の探索は終了。
動物は、カモシカ,2頭 たぬき、 キツネを何匹か見かけた位でした。
今の時期はアブやブヨがいなくて良かったですが、もう少しすると大量に出てくるので次の林道探険は秋頃になりそうです。
ある日には雑談の中で話題になった車を訪ねに。
30年以上経って所有者が何人か変わっているのと確実性は取れてませんでしたが、ひとまず行ってみました。 何年か前の冬に個人的に発見してました。
結果は、確かにこの車ですね。
今回、敷地内への立ち入り許可は貰ってあります。
見つけたのは何年か前でしたが、青森県に草ヒロを含めて3台程しか確認されてませんでした。
むつに一台ドンガラ状態であったのですが、店変わった時に撤去されてしまったようです。
ホンダ 1300 クーペ。
当時の話としては、スクラップとしての需要が高く次々と潰してしまったそうです。
旧車にありがちな話ですが、その当時の感覚では2. 3年したら新車に乗り換えるのが普通だったそうで元々県内に乗ってる方が少なかった事もあり消えていきました。
うち方の倉庫に、1300の部品がいくつかエアクリとか眠ってましたが多分その当時の在庫部品かと。
こちらの車の存在は知りませんでした。
車検も去年までは取ってたようです。
同じオーナーさんのです。
近年、実際に走ってるのは見た時無かったですが、その辺を走ってる時もあったんでしょうね。
車イベントも今年は後半分かりませんが、状況を見ていきたいと思います。