昨日と うって変わって、きれいな秋空。
今日は、新しく買ったGPSレシーバの性能を見るべく、3台体制で出撃です。
GARMINのGPSmap66s、GPSmap60CSX-J、Touch35J。
ログ採りジイさんと呼んで欲しい。
ただ走れさえすれば良いのですが、せっかくなので栗でも拾いに行きましょう。
栗もギンナンも収穫の時期は終わっていて、道路とか用水路に落っこちているのがあればラッキーってことで。
いつもはついつい林道に入ってしまうのですが、今日は走りません。
その決意の固さが、ヘルメットに表れています。
Araiのジェットヘル。
買っただけで、かぶったのは3回だけ。
ピカピカなので、何とかこのコンディションをキープしたい。
ということで、林道抜きです。
6時には明るくなっていますが、起き出した5時はまだ暗かったです。
どんどん夜明けが遅くなりますな。
06:00
気温は18℃ぐらいでしょうか。
メッシュのジャケットでは、長時間はちょいとつらい感じ。
日曜日の朝、交通量は少なく気持ちよく流せるのですが、最近あまり乗らないせいか、小径タイヤの不安定さがちょっと怖く感じます。
名古屋市を北上し、江南市市内へ。
いたる所で街路樹の伐採を見かけるようになりました。
きっと落ち葉の掃除とか、手間も金も掛かるので、経費カットということでしょう。
哀しいと言うか、寂しいと言うか。
07:20
今日は伊自良湖方面ということだけで、特にルートは決めていません。
何となく曲がったり、直進したり。
途中で立派な栗をゲット。
数個ですけど。
大半は、猿にでも食べられてしまったようで、イガと殻が散らかっていました。
07:45
岐阜の高富町にさしかかり、ふと道路脇を見ると、神社らしい景色が見えました。
「鷲見(すみ)神社」
街並みのすぐ際にあります。
お参りしていきましょう。
08:05
ちょうど通りがかった男性に挨拶。
「おはようございます。」
「おはようございます。」
オランちゃんを置いて、社に向かおうとすると、一旦通り過ぎた男性が戻ってきました。
ナンバーを見て
「名古屋から?」
「この辺りは森地区と言って、
鷲見の性を名乗るお宅がものすごく多いんですよ。」
「お墓のむこうに古墳もあるから、ぜひ見ていってください。」
歴史にはウトイぼくですが、こうして土地の人の話を聞くことができるのは、とても嬉しいことです。
でも、
あれ?
鷲見、スミ…
どこかで聞いたような名。
若い頃配属された部署に、鷲見さんって女の子がいました。
物静かで上品な可愛らしい子でしたね。
ふだんはあまり話すことはなかったのですが、たまたま
「オートバイで岐阜の武儀や高富って土地へよく行くんですよ。」
そんなことを話した記憶があります。
「父の生まれが高富なんですよ~。」
30年経って、あの時の話が完結したような、不思議な感覚です。
元気にしてるかな?
お参りを済ませ、せっかく教えてもらったので、古墳も見ていきましょう。
200メートルぐらいむこう…
どこか分かりません。
お墓を通過し、再びお墓に戻ってよく探すと、竹林の奥にありました。
これは知らなくちゃ見つからないね。
聞いたとおり、墓石の1/3ほどに「鷲見」の名が彫られています。
08:20
危ないので、入り口から覗くだけです。
幅1メートルほどの石室。
大昔に作られたものと、当時の人々の様子を重ねてタイムスリップ。
田舎の小さな街…というイメージを持っていました。
でも今は、大きな店舗がいくつも立ち並んで、整備された住みやすい所になっています。
自分の住む名古屋の街の方が、はるかに田舎です。
山県市の大桑地区に来ました。
大桑に来るのは5回めだったかと思います。
中に入るわけではありませんが、来る度に立ち止まって
小学校の校舎と校庭を眺めてしまいます。
8:40
3年前までは、立派なイチョウの木が並んでいましたが、今は見る影もありません。
これも経費削減のためなのでしょうね。
大桑を見渡す位置にある、美濃四国 善性寺。
09:35
田畑のあちらこちらに祠があります。
日々の生活の中にある姿には、大きなお寺や神社とはまた違った人々の思いを感じます。
村道です。
林道?
いぇ、村道です。
今日は林道走りません。
路上に落ちた栗。
シーズン的には収穫時期を終えているので、枝についたまま落ちなかったのでしょう。
日吉山王権現
鳥居の「吉」は「士」、石碑の方は「土」、どちらが正しいのでしょうね。
10:10
スズキ フロンテ LC10
直せるわけでもないのに、見入ってしまいます。
10:20
こんな道をギヤをニュートラルにして、足で漕ぎながら滑走したり。
点在する民家の近くには、必ず神社があります。
南宮神社
ご近所の方が、会釈して通って行きました。
見たことがない不審者と思われたかもね。
手前両脇にあるのは、古いコマイヌでしょうか?
10:30
伊自良地区との境あたり。
一本通り抜けられそうな山道があるので、また今度走ってみましょう。
一面にコケが生えていて、氷のように滑ります。
さて、そろそろ帰るとしましょうか。
ふと山の手を見上げると、巨大な橋がかかっています。
渡れるものならと、工場の守衛さんに入り口を尋ねると、
「あれ、ゴルフ場の敷地内にあるんだよ。」
そう言えば、近くに岐阜国際カントリー倶楽部と書いてありました。
こんなデカイもの作れたのは、バブル期ですかね?
11:05
R256と平行に走る川沿いの道を山県の市街地へ向かいます。
赤い彼岸花が終わりかけてピンクに見えます。
こちらへ来ると好んで使いますが、バイパスか何かの工事で、どんどん景色が変わっていきます。
11:15
長良川を渡る鵜飼い大橋。
その名の通り?混雑する岐阜市街地を「迂回」します。
11:30
帰着~
13:20
今日は大半舗装路を流しただけですが、気持ちもよく満足。
路上の栗とギンナンを拾い集めて、けっこうな収穫となりました。
ついでにウチのムカゴ。
肝心のGPS軌跡は…
どうなってるでしょ。
本日走行:140km
消費燃料:2.1L
とんでもなく良い燃費。
どうして?
全行程
岐阜・山県
大桑地区
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Posted at
2020/10/17 15:49:13