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鈴鹿でのダメージの内容からして走行は無理と思っていたズミー走でしたが、アルボーさんの素早い対応により暫定仕様ながらも走行出来る事となりました。

とは言え、あくまでも暫定ではあるのでとりあえず走ってみて問題の箇所が無いか、問題が無ければ幾つか試したいところを試すと言った感じでの走行です。
前日の夜に車を引き取りそのまま前泊したのですが、その宿周辺では小雨がぱらつき嫌な予感ではありましたが、当日朝は道中の路面も筑波もその影響は無し。
ただ、予想以上に気温が高そうでコンディションとしてはあまり良いとは言えなさそうです。

それから、私事ではありますが…数日前に持病からか胃腸を壊してしまい、まともに食事もとれない状況が続いていて、お陰で体重もそれなりに減ると言うちょっと嬉しい事もありましたが、当然体力やら集中力やらも著しく落ちるのでその辺も考慮しつつ早目に切り上げようと言うところです。


走行① 9:48～
外気温 7℃
71RS 内圧 冷間170 →
減衰設定 F4(17K),R4(18K) ARVOU E-12 STD
1'03.364 (04/08) < 25.950 - 26.254 - 11.160 167.390km/h >
※右コーナーでの挙動が怪しくてダンロップや最終が怖い…


走行② 11:30
外気温 14℃
71RS 内圧 温間200
減衰設定 F4(17K),R4(18K) ARVOU E-12 STD
1'03.334 (04/08) < 26.063 - 26.160 - 11.111 167.494km/h >
※挙動はおさまったものの気温もかなり高くなりタイムも伸びず


と言う事で、若干のトラブルもありましたが目標にしていた2秒台には程遠く終了。
路面がイマイチだったらしいとか、タイヤにフラットスポットがあったりとか、体調がまだ不完全だったりとかダメな条件は揃ってはいますが、諸々考慮してもやはりこの日は走るべきではなかったなと反省しております。
走行内容を振り返っても自分でもダメなところばかりなので、お恥ずかしいばかりの今回は車載はアップする価値も無しです。

次回走行は今のところ無しではありますが、車検前に日光スポ走あたりで個人的なリベンジをしておきたいなと思っています。

毎年恒例となっている新年の走り初めとして聖地鈴鹿サーキットでスポーツ走行です。
もちろん翌日開催のチャレンジクラブグランプリの練習も兼ねてはいますが、心の中ではこの日にベスト更新が出来たら良いなと思ってもいます。
このご時世なので開催も危ぶまれましたが、当然ながら対策をしっかりしつつなんとか開催していただけたのは感謝ですね。

ご一緒出来た皆さんと新年のご挨拶をすませて、走行準備も済ませて…さて走行な訳ですが、この日は超風が強くてホームストレートやバックストレートは追い風で、S字区間は逆にダウンフォースが効くと言う、寒い気温と併せてタイムアタック日和だと田中哲也プロからアドバイスを頂き、さてその条件を活かせるか…とドキドキしつつ走行開始。

1周目は先導走行でゆっくりコース全体を思い出して、その翌周からいよいよアタック開始な訳ですが、当然タイヤも路面もドライバーも冷え冷えなので慎重にタイヤからのフィーリングを確かめつつ…デグナー1進入。
当然ながらまだタイヤも来てないのでゆっくり目にイン側の縁石を少しかすめたところで、左リヤから「ガン！」と言う衝撃とともコントロール不能になり、そのまま駒の様に2回転ほどしてコース脇でストップ。
そのままでは危険な場所でもあるので、すぐさま再始動を試みましたが駆動が伝わらず全く動かせず…。
仕方がないので車から速やかに出てタイヤバリアの外に退避して様子を伺っていましたが、当然ながら赤旗中断となってしまいそのまま回収車両にドナドナされ、2021の走り初めは非常に残念な形で修了となってしまいました。

同枠を走られて皆様にはご迷惑をおかけしてしまいまして大変申し訳ありませんでした。

回収された後左リヤを確認したところ、以前もあったボールジョイント部のリングが割れ、それによりナックルがネジ切れてドラシャもブローと言う状況でした。
数年前にも全く同じ個所が折れた事があるので、やはり今の組み合わせには若干強度的な問題がある様ですね…。

そんな状況なので普通であれば自走で帰宅なんて出来ないところでしたが、新年早々にも拘らずピンケロ2号先生に助けに来ていただいた上に、その日のうちには自走できる状態にまで修復していただけたお陰で、非常にありがたい事に自走で無事帰る事が出来ました。
それに加えて工具を貸しして頂けたりアドバイスを頂けた友人達にも大感謝です。

と言う事で、非常に残念な走り初めとなり翌日のチャレンジクラブグランプリも欠場となってしまいましたが、考えてみればアームブローがタイムアタック中に起きて、もしそれがハイスピードで逃げ場のないところで起きていたらと考えると、そんなレベルの損傷でしかも自走で帰れたのは幸運と思うしかないですね。

翌日の本番を少し見学して、皆さんが楽しそうに走る姿を羨ましくも切なく感じつつ、早々にその場を失礼してそのままアルボーさんに持ち込ませていただき、しばらく入院となったのでした。