このところ岸田政権批判ばかり書いてますが、次々と新しいネタが出てくる酷い政権です。
炭素税、年内に検討の方向性 自民税調会長: 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA19A060Z11C21A1000000/
会員限定記事ですが、わざわざお金を払ってまで全文を読む価値がある記事ではありません。
前々回に
「岸田増税政権」と題したブログ記事を上げましたが、その通りの展開になってきました。
懸念された通り…というよりそれ以上のペースで増税話が次々と出てきてます。金融所得課税の他にも住宅ローン控除縮小等、本当に矢継ぎ早です。
この政権、日本経済を立て直そうという意識は全くないようです。
早速ツイッターでは
#宮沢洋一を落選させよう
というハッシュタグが立ちました
自民党税調会長の宮沢洋一氏は参議院議員で、来年の参議院選で改選です。
現在71歳。宮沢喜一元首相の甥で岸田首相の従兄弟にあたります。元大蔵官僚ということもあり、バリバリの増税派です。
先の総選挙では、レジ袋有料化を押し進めた原田元環境大臣が落選しました。
昨年の環境事務次官就任会見で「租税法律主義」の枠を超えて炭素税に言及した中井徳太郎氏を庇った石原宏高環境副大臣(当時)は、選挙区選挙では次点に終わり比例代表制によるゾンビ復活でしたし、もう一人の副大臣の佐藤ゆかり氏は落選しました。
その他、石原伸晃氏や野田毅氏など「増税派」のレッテルを貼られた自民党候補も落選しました。
「リフレ派」とか「MMT(現代貨幣理論)」の人々の言論により、財務省が盛んに主張する財政問題のデタラメに気付き始めた国民が増えた証拠でしょう。
そしてこれが先の総選挙で示された「民意」です。
それなのに次々と増税話を繰り出してくるこの政権は正気ではありません。
コロナ禍で経済が疲弊し原油価格が高騰している今、あえて炭素税を検討し始めるというのは現政権が増税原理主義政権である事の証です。
「エコと言えば国民は黙って金を出す」と国民を舐めています。炭素税を導入することが正義だと本気で思っているのなら、先の総選挙でその旨公約に掲げるべきでした。
本気でCO₂排出を減らそうというなら、まずやるべきは原発再稼働です。
累積債務を問題視するならGDPを5.6%、30兆円程度しか増やせない経済対策のために55.7兆円もの財政出動を行なうような愚かな事をするべきではありません。
無能な政府に余計なお金を使わせるくらいなら、政府をスリム化させて減税した方が良いのは言うまでもありません。
地球環境問題、気候変動問題などの事を彼らが本気で心配しているわけじゃありません。
ただ単に
そこに新たな利権が生じるからというだけの話です。ガソリン税のトリガー条項を発動させずに関連業界に補助金をばら撒くという政策が、その事を示すわかりやすい一例です。
環境問題を重視するならそもそも原油価格の高騰に配慮すべきではありません。脱化石燃料に向けた良い機会だということで放っておけば良い話です。
自動車好きのみんカラ民としては、口先だけのエコ話に理解を示す必要はありません。
燃料油価格に直結する炭素税導入はシンプルに反対だと主張するのが正義です。
国民として意思表示できる機会は来年の参議院選です。やれる事はというと…
#宮沢洋一を落選させよう
です。広島県民の皆さん、よろしくお願いします。
Posted at 2021/11/20 10:05:57 | |
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