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2019年07月22日 イイね!

題名長いので【紹介記事】今後の日米同盟は? について

とりあえず、全文を転載しましたので読んでみて下さい。


トランプが間もなく日本に突きつける「踏み絵」、
日米同盟は崩壊の危機か


トランプ大統領は最近、頻繁に「日米同盟は不公平だ」と発言している。
これまでのところ、「実害」は出ていないが、間もなく日本は、「踏み絵」
を突きつけられることになりそうだ。
「踏み絵」とは、米軍がイラン沖で組織する「タンカー防衛有志連合」への
参加だ。
日本が、この連合への参加を拒否すれば、日米同盟は終わりに向かう可能性が
ある。(国際関係アナリスト 北野幸伯)


米国の「タンカー防衛有志連合」は
日本にとって他人事ではない!


 米軍は7月9日、とても重要な発表をした。

<米、イラン沖で有志連合結成へ タンカー攻撃受け

7/10(水) 11:49配信
【ワシントン共同】米軍制服組トップのダンフォード統合参謀本部議長は9日、
イラン沖のホルムズ海峡近くなどで民間船舶の安全を確保するため、同盟国の
軍と有志連合を結成する考えを示した。数週間以内に参加国を募る。>

 7月19日には、関係各国への有志連合の「説明会」が開催された。
なぜ、これが日本にとって大事なのか?
それは、有志連合をつくる理由が、日本と大いに関係があるからだ。

<日本などのタンカーが攻撃を受けたことに伴う措置。
ロイター通信が伝えた。>(同上)

 6月13日に2隻のタンカーが攻撃され、そのうち1隻は東京の海運会社
「国華産業」が運航するタンカーだった。

<米国が艦船を派遣して監視活動を指揮。
参加国は米艦船の警備や、自国の商船の護衛に当たる。>(同上)

 ここまでは、ほぼ100%の人が、「大変すばらしいことだ」と思うだろう。
しかし、次の一文で、日本の国論は真っ二つに分かれるに違いない。

<トランプ米大統領は、各国がホルムズ海峡を通るタンカーを自国で守るべき
だと主張しており、日本も何らかの対応を求められる可能性がある。>(同上)

 つまり、日本も「タンカー防衛有志連合に参加してくれ」と要請が来る
可能性がある。実際に要請が来たら、どうすればいいのだろうか?


なぜ「タンカー防衛有志連合」に
参加すべきなのか?


 7月16日、岩屋毅防衛相は
「現時点では自衛隊を派遣することは考えていない」
と述べたが、筆者は「日本は、この有志連合に必ず参加すべきだ」と思う。

 まず、トランプは、「自国のタンカーは自国で守るべきだ」と言っているが、
これは、まさに正論である。

 日本の有志連合参加に反対する人は、多いだろう。
その主な理由は、「自衛隊員の犠牲者が出るかもしれないから」だと思われる。
確かに、筆者も一日本国民として、自衛隊員が犠牲になることは望まない。
そんなことを望む国民は、1人もいないはずだ。

 しかし、よく考えてほしい。
われわれが「危ないから有志連合に参加するな」と言うとき、
「そんな危険なことは、米兵に任せておけばいい」
「日本人が1人死ぬのは絶対ダメだが、アメリカ人なら死んでもいい」
と主張していることになる。

 もちろん、そんなふうに考える日本人は、1人もいないだろう。
だが、米国から見ると、「まさにそういうこと」になる。
大切なことなので、よく考えていただきたい。

 ・日本は、自国のタンカーを守りたくない
 ・なぜなら、日本人の犠牲者が出る可能性があるからだ  
 ・だから、日本のタンカーは、米軍に守ってもらおう

  では、米軍から犠牲者が出たら?

 ・犠牲者が日本人でなければ、どうでもいい

  これは、とても「極論」に思えるが、米国民は、まさにこう解釈するだろう。


米国の弱体化が
日本への態度も変えた


だから、G20で訪日したトランプは6月29日、記者会見でこう発言した。

<トランプ米大統領は29日、大阪市での記者会見で、日米安全保障条約について、
「米国の離脱は全く考えていないが、不公平な合意だ」と不満を示した。
そのうえで、
「誰かが日本を攻撃すれば、我々は反撃し、全軍全力で戦う。
しかし、誰かが米国を攻撃しても、彼らはそれをする必要がない。
これは変えなければいけないと安倍首相に言った」と明かした。>
(読売オンライン6月30日)

 そう、トランプや彼の支持者たちは、「日本は平和主義の良い国だ」
とは考えていない。
「自分は安全なところにいて、米軍に戦わせる狡猾な連中だ!」と考えている。
そして、彼らの立場に立って論理的に考えれば、「まさにその通り」だろう。

 この件について、2つ補足しておきたい。

 日本には、
「米軍を追い出しても、憲法9条を死守していれば日本は攻撃されない」
という“宗教”を信じている人たちが少なからずいる。
 
 しかし実際には、日本政府は、まだ憲法を改定していないにもかかわらず、
日本のタンカーが攻撃された。
つまり、「憲法9条教」のロジックは、今回の一件を見ても明らかに破綻している
ことがわかる。

 もう1つ、
「日米安保が片務的になったのは、かつて、米国がそうしたからではないか」
という反論もあるだろう。これは、その通りだ。

 日米安保には、2つの役割があった。
1つは、日本が共産化されるのを防ぐこと。
つまり、ソ連の脅威から日本を守ること。
もう1つは、日本が再び強力になって米国の脅威になるのを防ぐこと。
日本が有事の際に米国を助けないのは、そもそも米国が「弱い日本」を望んだからだ。

 しかし時代は変わっていく。
オバマ前大統領は2013年9月、「米国は世界の警察官ではない」と宣言した。
これは要するに、
「米国はかつてのように強くないので、世界秩序を一国で維持することはできない」
ということだ。

 そして、トランプは、
「米国は他国を守ることで損をしている。もっと金を払え」
と主張をするようになった。
時代は変わり、米国は日本に
「もっと大きな役割を果たしてほしい」と願うようになってきたのだ。


「日本はイギリスを助けなかった」
日英同盟破棄の真相


では、「タンカー防衛有志同盟参加」を拒否するとどうなるのか?
過去から教訓をひろってみよう。

 1905年、日本は、まさに「世界史的偉業」を成し遂げた。
日露戦争に勝利したのだ。
勝因は、もちろん日本軍が死力を尽くして戦ったこと。
だが、当時覇権国だったイギリスと同盟関係にあったことも大きかった。

 イギリスは、実にさまざまな側面から日本の勝利を支援した。

・フランスやドイツが、ロシア側に立って戦わないようけん制した
・戦費の調達を助けた
・軍事情報を提供した
・情報戦において、国際世論が日本に味方するよう誘導した
・ロシアが「軍艦を購入しようとしている」情報があれば、
 イギリスが先回りして購入。ロシアが軍艦を買えないようにした
・バルチック艦隊を、足止めした

 これらのサポートが、日本の勝利に貢献したことは間違いない。
その9年後、今度は同盟国イギリスが、「史上最大の危機」に襲われた。
第1次大戦が勃発したのだ。
この戦争について、保守派の記事や本を読むと、
「日本は海軍を派遣して大いにイギリスを助け、感謝された」
といった記述が多い。

 しかし、
「日本がイギリスの陸軍派遣要請を断り、日英同盟破棄の原因をつくった」
事実はあまり知られていない。
平間洋一氏の名著『日英同盟』を参考にして見てみよう。
第1次大戦中、駐日大使だったウィリアム・C・グリーン氏は、日英同盟への
失望を語っている。

<戦争が勃発しわれわれが手一杯の時に、わが同盟国にいかに失望したかを語る
必要はないであろう。
任期中に加藤高明、本野一郎、後藤新平、石井菊次郎の四人の外務大臣に接したが、
イギリスの協力要請に対する対応は常に同一態度、すなわち、直ちに拒否するか、
後程回答すると述べて拒否するか、未だ考慮中と述べて時間切れを待って拒否
するかの何れかであった>(151ページ)


日英同盟破棄を決意した
イギリスと今の米国は似ている!?


 当時の日本政府には、「同盟国イギリスを助けよう」という気持ちは
「まったくなかった」ようだ。
外務次官ニコルソンも同様の意見だった。

<私は日英同盟を全然信用していない。
日本は最小のリスクと負担で最大の利益を引き出そうとしている>
(151ページ)

 そして、最大の衝撃は、1917年3月に大英帝国会議で配布された
「日英同盟に関する覚書」だ。

<日本人は狂信的な愛国心、国家的侵略性、個人的残忍性、基本的に偽りに
満ちており、日本は本質的に侵略的国家である。
 日本は自分の将来に偉大な政治的未来があると信じている。
 すべての日本人は侵略的な愛国心、近隣の黄色人種、褐色人種よりも
優れているとの優越思想を、生まれた時から教えられてきた。
 そして、近隣諸国に日本独自の文化を押し付けることを道義的義務と
考えている。
 この日本の侵略的な野望とイギリスの適正な要求とを調和する余地が
あるであろうか。>(149~150ページ)

「世界を植民地化したイギリスに、道義うんぬんなどと言われたくない」
と思う気持ちはわかる。
しかし、ここでは、「相手国イギリス」の立場に立って考えていただきたい。

 日露戦争が勃発した1904年、日英関係はこれ以上ないほど良好だった。
しかし、第1次大戦時、日本がイギリスを助けなかったことから、イギリスは
「同盟破棄」を決意する。
イギリスの立場からすると、当然といえるだろう。

 この大昔の苦い教訓を、「今」起こっている日米関係に当てはめて考えてみよう。
当時のイギリスの日本観は、現在のトランプや支持者に似ていないだろうか?
前述のように、イギリスの外務次官ニコルソンは、こう言った。

<私は日英同盟を全然信用していない。
日本は最小のリスクと負担で最大の利益を引き出そうとしている>
(151ページ)


日本は気づかぬうちに
「歴史的岐路」に立たされている


トランプが、

「私は日米同盟を全然信用していない。日本は最小のリスクと負担で最大の利益を
引き出そうとしている」

 と言ったとしても、まったく違和感はないだろう。

 日本は気がつかないうちに、「日英同盟破棄前夜」と同じような状況になって
いるのだ。
日本が、
「自国のタンカーを防衛する有志連合に参加するのは嫌だ!日本のタンカーは
米軍が守るのが当たり前だ!」
などと国際的に異常な主張をすればどうなるだろうか?

 日米同盟は、破棄に向かうだろう。
もちろん、すぐ破棄されるわけではない。
しかし、その方向に向かい始めることは間違いない。

 左翼の人たちは、大喜びするだろう。
しかし、その喜びは長続きしない。
中国が、楽々と尖閣を奪うことになるからだ。
そして、その次は沖縄の番だ。
(中国は、「日本には尖閣だけでなく、沖縄の領有権もない」と宣言している。)

 日本は今、知らないうちに「歴史的岐路」に立たされている。


原文は下のURLです。
https://diamond.jp/articles/-/209301




転載おしまい




色々と私見を書いていましたが、止めました。
近視眼的なマスコミやネットの情報に出来るだけ流されない様にお願いします。
とにかく上記の件、改憲は待った無しの状況ですので、心に留めて利害関係だけ
ではなく、今後の展開(国内政治も含めて)は俯瞰して見守って下さいませ。

安倍さん、ここからが見せ場ですよ。
側近の方々、応援して居りますのでよろしくお願いします!

ではまた。
Posted at 2019/07/22 13:18:29 | トラックバック(0) | 情報 | 日記

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