ＡＵＴＯＰＯＬＩＳのある人生

１９９１年１１月、東京に住んでいた僕はＳＷＣｉｎＡＵＴＯＰＯＬＩＳを見るために帰郷した。

目的は３つ、その１はマツダ７８７Ｂの最後の勇姿を見届ける事。

２つ目は３．５ＬＮＡとなった新時代のＣカーを見ること。

３つ目は中学３年の時からの片思いの女の子と会うこと。

初めて行ったオートポリスは何もかもピカピカで、設備も立派！　当時、ＦＩＳＣＯしか知らなかった僕は

驚きと感動で興奮しました。そういえば台風１７．１９号の影響でスタンドの屋根がなかったっけな～

片思いの子はかわいく、きれいになってました。その時初めて好きだった事を告白。

｢中学の時に言ってくれれば良かったのに～」と言われました。そしてとうとう今でも好きだとは言えずに

その日は分かれました。その後は会っていません。

１９９５年、父に家業を一緒にやって欲しいとお願いされ、悩む・・・

静岡での生活は楽しく、充実している。趣味も仕事も・・・趣味はもちろんクルマ、レースです。

悩んだ末に里帰りを決めた理由は、ＡＵＴＯＰＯＬＩＳの存在でした。

なんだ、レースは九州でも出来るじゃないか！立派なサーキットがあるやねえか！

当時の僕には仕事よりも遊びのレースが大事だったんです。そういえば大分阿蘇レーシングパークって

呼ばれてたな・・・あの頃。

１９９６年、レーシングパーク倒産、サーキットとして２度目の倒産ですね・・・

若くて、熱くほとばしるレース魂はじっとしていられず、２時間半かけてＭＩＮＥへ通ったな・・・

１９９６年、年末、上津江オートポリスとして復活！日本で１つの第３セクターのサーキットです。

１９９８年、２月、結婚、３月ａｐ８６購入！結婚が決まりおとなしくお金をためていたけどちゃんと

へそくって貯めていたんです、８６の頭金を。結婚したら、時間やお金の問題でＭＩＮＥはきびしい、

だから乗りたかった８６でオートポリスや！ってね。