(引用です)
6月24日放送のフジテレビ系の『Mr.サンデー』では、
「高学歴でもビンボーな理由」と題しての特集が放送されていました。
1998年、日本初の大学への飛び入学制度ができ、
私もこの画期的な入試制度導入に当時たいへん興味を持ったものです。
数学物理の学力が優れている者なら
高校2年生終了後すぐに大学に進学できるという新しい入学制度に私も大賛成でした。
この日本初の飛び入学制度で、
千葉大学に飛び入学を果たした当時注目されたこの3人の今はどうなっているのだろうと、
どんな偉大な研究者・科学者になって活躍されているものなんだろうと、
私も気にはなっていたのですが、
そこを取材した、
今回の『Mr.サンデー』の目の付け所には、たいへん感心してしまいました。
この千葉大学飛び入学一期生3人のうちの一人、佐藤和俊さんが、
その後、仕事に苦労され、趣味でとった大型免許でのトラック運転手をされているなんて、
「物理の天才」と呼ばれた方の成れの果て、なんて言い方をしたら失礼ですが、
衝撃的というか、
テレビで取り上げるとしてはインパクトたっぷりなものでしたよね。
これを取り上げたなんて、
「高学歴でもビンボー」というテーマでは、
もっとも説得力のある特集だったと、
久しぶりに、情報番組の完成度の高い特集を見たように感じました。(後略)
********************************************************************************情報放送局テレビブログ 2012/06/25***********
ここまで引用です。完成度が高いとかは元記事の感想です。
大卒者がその分野と関係ない仕事に就いてたり、そもそも仕事に就けなかったりするのは珍しい話ではないんですが、飛び級で話題になったので特にとりあげたのでしょう。
まぁ、低学歴層がおよろこびあそばれるネタですかねww。それでも「なれの果て」はちょいとだいぶ失礼ですね。
この飛び級の方、非常勤講師とか塾の講師なんかもやっていたらしいですが、所詮は契約社員のようなもの。このほかに大学院卒で仕事のない方なんかも出てましたね。
研究職はその分野でならものすごく能力を発揮できるのですが、ニーズは限られています。受け入れ先がなければせっかくの専門知識も使えません。市場価値は「無い」と言われても仕方ないかもしれません。
文系学部なんてなおのこと、学んだ知識を(直接)活かしているひと、どんだけいるんでしょう?? もともと授業もろくに・・(以下略w)、、、。
法学部を出たら検事や判事や弁護士、文学部を出たら作家、教育学部を出たらもれなく先生にみんななるもんだと思っている方・・は、まさかいないでしょうけどwww。
「甲子園や神宮に出た野球選手がプロに入れなかった」ようなものでしょう。
ですからそれまでの経歴や成果はそこまでで、それをそのまま活かして就職できる人はそんなにいないってことですかね。
いやいやそれでもこれまでの勉強は無駄ではないです。専門知識は直接使えないにしてもそれを習得するのに鍛えたアタマのキレを活かすところはたくさんあろうと思います。
目に見える仕事だけにとらわれず、これからも好奇心・探求心を忘れないで生きていって欲しいです。それさえ忘れなければ給料なんて結局食っていけりゃいいレベルでいいんですよ!!
ちゅうか、うちのカイシャに来て欲しいですなwwwwww。
ここで一曲。
以前もあげましたが「わたしはリンゴ」です。
どんな環境下でも、「わたしがわたしであること、自分らしく生きること」は永遠のテーマです。
リンゴはみかんやバナナにはなれないんです。身分をわきまえなさいということではありませんよ。
4.バナナもミカンも いいけれど
わたしは やっぱり リンゴだよ
そうだ これから まよわない
自分自身であることだ
わたしはリンゴで かがやいて
わたしを大事に 生きぬこう
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Posted at
2012/06/28 16:18:48