v2cycloneのブログ一覧

KNOCK OUT SUMMER FES.2018
大田区総合体育館　8/20　

もう次々回の大会が来週だけど、振り返る。

フライ級トーナメント開始。
大崎一貴（OISHI GYM）が圧倒的。打たれ強い能登を完全KO。

森井洋介の復活戦。
アジアトーナメント前哨戦をKOでクリア。

王者ヨードレックペット再び。
彼を見に来たと言っても過言ではなかった。今回は、残念ながらKOはならず。
帰りに姿を見かけて握手してもらった。取り囲まれていないどころか、誰にも気づかれていないようだった。華がないのは確かか。
しかし、KNOCK OUTは彼をもっと持ち上げないとダメ。王者だよ。

スーパーライト級トーナメント決勝戦。
ダウン寸前まで追い込まれた不可思が大逆転のダウンを奪い、そして判定勝利。
王者に異論はないが、あのラウンドのジャッジで不可思に10点入れるのは全く理解できない。判定基準をしっかり謳い、周知し、そして徹底する必要がある。
しかし、トーナメント中に他団体のエースに負けるのはナシだよ・・・

SLIDE IT INというとUS盤(2008年リマスター）しか持っていなかったが、METALLIONを読んで白蛇熱が高まったのでUK盤を求めた。

UKとUS、何が違うのか。84年1月にヨーロッパでリリースされたSLIDE IT IN。
レコーディングメンバーは
David Coverdale
Mel Galley
Mickey Moody
Colin Hodgkinson
Cozy Powell
Jon Lord

しかしリリースの時点で、Mickey Moodyが脱退し、John Sykesが加入。Colin Hodgkinsonは解雇されNeil Murrayが復帰していた。

GEFFENがUSでのそのままでのリリースを拒否。Keith Olsenによるリミックスと同時に加入したJohn SykesとNeil Murrayのプレイに差し替え。曲順も変更。

そのUS盤リリースを前に、Jon LordはDEEP PURPLE再結成に合流するために脱退。Mel Galleyも、ツアー中の不幸な怪我により離脱を経て解雇された。

さて、曲順はこうだ。

[UK]
Gambler
Slide it in
Standing in the shadow
Give me more time
Love ain't no stranger
Slow an' easy
Spit it out
All or nothing
Hungry for love
Guilty of love

[US]
Slide it in
Slow an' easy
Love ain't no stranger
All or nothing
Gambler
Guilty of love
Hungry for love
Give me more time
Spit it out
Standing in the shadow

今回手配したのは、25周年記念盤。
USバージョンとUKバージョンが一緒にパッケージされた上におまけDVDが収録された一品。
SLIDE IT IN 25TH ANNIVERSASY SPECIAL EDITION

1. Gambler (US Mix) (2009 Digital Remaster)
2. Slide It In (US Mix) (2009 Digital Remaster)
3. Slow & Easy (US Mix) (2009 Digital Remaster)
4. Love Ain't No Stranger (US Mix) (2009 Digital Remaster)
5. Give Me More Time (US Mix) (2009 Digital Remaster)
6. Standing In The Shadow (US Mix) (2009 Digital Remaster)
7. Hungry For Love (US Mix) (2009 Digital Remaster)
8. All Or Nothing (US Mix) (2009 Digital Remaster)
9. Spit It Out (US Mix) (2009 Digital Remaster)
10. Guilty Of Love (US Mix) (2009 Digital Remaster)
11. Need Your Love So Bad (2009 Digital Remaster)
12. Gambler (UK Mix) (2009 Digital Remaster)
13. Slide It In (UK Mix) (2009 Digital Remaster)
14. Standing In The Shadow (UK Mix) (2009 Digital Remaster)
15. Give Me More Time (UK Mix) (2009 Digital Remaster)
16. Slow & Easy (UK Mix) (2009 Digital Remaster)
17. Spit It Out (UK Mix) (2009 Digital Remaster)
18. All Or Nothing (UK Mix) (2009 Digital Remaster)
19. Guilty Of Love (UK Mix) (2009 Digital Remaster)
20. Love Ain't No Stranger (Live) (2009 Digital Remaster)
DVD
1. Guilty Of Love
2. Slow & Easy
3. Love Ain't No Stranger
4. Guilty Of Love (Whitesnake Commandos, Donington 1983)
5. Love Ain't No Stranger (Live: 'Starkers In Tokyo')
6. Give Me More Time (BBC TV's ''Top Of The Pops'' 19/1/84)
7. Love Ain't No Stranger (Live... In The Still Of The Night)

ということで、実はUKバージョンが完全パッケージされているわけではなかった。
Love ain't no strangerとHungry for loveがカットされている。
代わりに、シングルB面だったNeed your love so badと、なぜかLove ain't no strangerのSTARKERS IN TOKYO盤(1997)が収録されている。こちらはDVDにも入っているのにアホか。
おそらく収録時間の関係で短かく、かつ手がかからないバージョンをいれたのだと思うが。
そのNeed your love so badもリミックス版。オリジナルのオルガンバージョンを収録してほしかった。
また、完全パッケージされているUS盤にしてもオリジナルとはご覧のとおり曲順が異なっている。一体どういうことやねん。

さて、結論。
確かにUK盤は、US盤と比べると泥臭い仕上がり。メタリックでゴージャスなテイストはそこにはないが、ツインギターが繊細なハーモニーを奏でているし、音に隙間がありそれぞれの楽器に意識をフォーカスするのが容易だ。

曲順の違いについては、多くの人が言っているとおり、
US盤のSlide it inから始まるのはどうかと.。駆け引きも何もない。
Gamblerの方がしっくりくる。
しかしながら、US盤のラストを締めくくるのがStanding in the shadowというのは見事な構成だ。ややもするとノーテンキなGuilty of loveで締めるより、wetでどこか物悲しい前者の方がその役はふさわしい。