まだまた自由に出歩き辛い状況が続いておりますが、みんカラのGRヤリス試乗イベントのお誘いメッセージには、飛び付いちゃいました。
そもそも当たらないかもしれないし、当たったら行っちゃおうかなぁって考えてたんですけど、当たっちゃったんで行くことに…。
事前にスタッフさんから電話連絡があり、KING谷口信輝選手のタイムアタックや参加者の走行データをGRレコーダーというデータロガーみたいなシステムで記録して谷口選手が解説してくれたりと充実した内容のイベントであることが判明しました。
みんカラメッセージで参加者募集していた時点で詳細内容がわかっていたら、もっと応募者が殺到していたカモです。
1080人を超える応募の中から13人が選ばれたみたいですが、コンパクトハッチの輸入車乗りの参加者が多かったようです。
コンビニのあるパーキングで仮眠を取って現地入りしましたが、予想はしてましたがRECAROは仮眠に適さず、イベント中も終始 眠かったッス(^_^;)
(バンパーに気を遣わずに車輪止めにタイヤを当てられる安心のノーマル車高💦)
現地に着くと谷口選手のタイムアタックが始まりました。
タイトル画の吊るしの車両とHKSの車両で、渾身のアタックする姿は感動ものでした。
今回のイベントでは、1人につき2種類ずつのマスクの配布と抗体検査の実施、乗換時の車内の消毒など細やかな配慮がなされてました。
開発責任者の齋藤氏によると4年前に社長から「スポーツカーを作るぞ」と号令が掛かって開発し、日本の工場で通常モデルの10倍の時間を掛けて製造しているとのことでした。
パーツの重量計測をして組み付けを行い、当たりハズレがないようにしているそうで、世界一の大量生産メーカーらしからぬ拘りを感じました。
ゲストドライバーは、豆腐屋の配送をしながらドリフトで頭角を表し、GT300のシリーズチャンピオンにまで登り詰めた谷口信輝選手、FJやF-4でのキャリアを持つモータージャーナリストの山田弘輝さん、そして一般参加者に混じって14人目の参加者としてカーグラフィック出身のジャーナリストの伊藤梓さんでした。
このクルマの一番の特徴は、3つのmodeに切り替えができるセンターデフとのことでした。
スポーツmodeで前後30:70、トラックmodeで50:50のトルク配分だそうです。
いよいよ乗り込みコースインです。
3気筒1.6リッター ターボで272馬力のエンジンは、ブーストが掛かっていない低速域でも乗り易く実用性も充分でした。
コースイン直後のコース中で最もスピードの出せるストレートで踏み込むと弾かれたように加速し、減速も気持ち良くヒール&トゥが決まります。
オートブリッピングの機能を使わなくてもキレイにシフトダウンできました。
他の参加者によるとオートブリッピングをオンにしたら、ヒール&トゥは使わずにシフトダウンすればクルマが勝手に回転合わせをしてくれるとのことでした。
前後トルク配分は、スポーツの30:70だとクルマなりに走らせてもノーズがグイグイ入っていき曲がりやすい特性で楽しめました。トラックの50:50も試してみましたが、アンダーステアが強くなる印象でした。
ノーマルの足回りやブレーキでもサーキットで根を上げることなく一日中楽しめて、剛性感タップリのボディも頼もしく感じました。
久しぶりのクローズドコースの走行でしたが、無事帰還できました。
谷口選手の助手席同乗で感じましたが、1番タイムの出るトラックmodeにセットしながらも、アンダーが出ないように体制を整えてからコーナーに侵入する操作が印象的でした。これができないとトラックmodeの有り難みは感じられないしタイムも出せないカモですね。
一日中、色々な人が取っ替え引っ替えサーキットで乗り回しても根を上げることのないタフなコンパクトハッチは、とても魅力的に感じました。
ルーフはカーボン、ドアやボンネットはアルミと本気の作り込みで、何よりも手に余らないサイズというのが良いと感じました。
サイドウィンドウのグラフィックスがシロッコに似ているところも良いなぁ!
大変充実した1日を過ごすことができました。
このようなイベントを企画していただいたみんカラさんをはじめ、トヨタ自動車さん、谷口信輝選手、山田弘輝さん、そして単身参加同士でお付き合いいただいた長官さん、HANKさん、どうもありがとうございました。
帰りはPAで休憩を取り、しだれ藤を鑑賞してから帰還しました。
Posted at 2021/04/29 20:02:14 | |
トラックバック(0) | 日記