「鹿島海軍航空隊跡」を象徴する建造物、
「汽缶場(ボイラー室)跡」に向かいます。
「鹿島海軍航空隊跡」は、
茨城県美浦村が
史跡公園「大山湖畔公園」として
整備を進めてきたものです。
「士官宿舎跡」。
やたらと基礎がしっかりしてます。
(
水上飛行機搭乗員も
他と比べ待遇がよかったようですから
ここでは多少はいい暮らしができていたかもしれません)
今回整備されたのは、
村が
2016年に国から購入した約4ヘクタール。
当初はオートキャンプ場などにする想定でしたが、
「戦争関連の遺構として残すべきだ」と声が上がり、
村は
史跡公園とすることに。
しかし、
「写欲」が止まらない。というのは、
こういうことを言うのだな、という経験をしました。
400枚弱撮影しました。
日本最古の
暖房用石炭ボイラー!
すごい迫力です!!
「鹿島海軍航空隊」の敷地には
鉄筋コンクリートの
本庁舎、
汽缶場(ボイラー室)、
自力発電所、
自動車車庫の計4棟が残ります。
なんで、
こんなにも
心が
惹かれるのだろう...。
あらゆる場所で
人の息吹が
まだまだ感じられます。
「自力発電所跡」へ。
2023年、
クラウドファンディングで約1千万円を集め、
建物内の清掃や遊歩道の整備を進めてきました。
廃墟の中で
クモの巣が
キラキラと輝いていました。
...命の輝き。
開園式典で、
中島栄村長は
「多くの人に歴史を見て、触れて、聴いて、感じてほしい。
戦争のことや、命と平和の尊さを考えるきっかけになれば幸いだ」と
語っていました。
公園を管理運営する会社
「プロジェクト茨城」(同県笠間市)の
金沢大介代表(52)の言葉。
「ここは時が止まったかのような独特な空間だ。
手つかずの戦跡が発するメッセージを感じ取ってほしい。」
(...続く)
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Posted at
2024/05/06 11:24:48