
屋外は少ないものの、ないことはないので、この後は雨にぶつからないといいけどな… と願う今日は、十日町 & 津南町で開催されている大地の芸術祭をラウンドする予定。
新潟観光は初めてのヲッサン、当然土地勘などまったくなく、検索では引っかかった強アピ & 気になるスポットを巡っていくという、しごく安易な設定。
とはいえ、開催範囲が広すぎて、どこをどう回るのが効率的なのか皆目検討もつかん (^^;
結局、南端辺りから北上して最終は柏崎のホテルへ、じゃ、行ってみましょう。
最後の教室
初っ端にこれか。
廃校を再利用したアート空間、外観は "らしい" なかなかのヤレ具合。
実際に入ってみると、なんちゅうかこう、アーティスティックなお化け屋敷w という印象。ヲッサン一人の貸切だったが、別に怖くもなんともない。それはこの暗さの中にあるクリアな空気感が、廃墟を感じさせないからだろう。
てか、暗さに目が慣れるまでは、怖くはないが危なそうw
家の記憶
近所に何かないかな? と調べたら出てきたスポット。
古民家の屋内じゅうに、蜘蛛の巣状の糸を張り巡らせた、なかなかの不思議空間。
居間の奥には即身仏みたいなのが置かれてるし、取ってつけたような生活感が、逆に異様。「記憶」という言葉から黒い糸をニューロンぽいと連想するが、どっちかというと呪縛、という気がしてくる。
でも、受付のオジサンが話し好きで、ちょっと不思議な古民家という感じに落ち着くな。
「森の学校」キョロロ
"家の記憶" のオジサンも建設に加わったらしく、高い塔があるし見ていくといいよ、と教えてもらったスポット。昆虫や両生類など里山に生息する生物の資料館といった体だが、おじさんの言ってた通り、螺旋階段を延々登らされる鉄塔がポイント (笑
眺めはいいんだが、山と森しかないのがなんとも。
まつだい「農舞台」フィールドミュージアム
この芸術祭のアンカーの一つだと思うんだが、着いたタイミングが降ったり止んだりで、歩き回るのにはちょっとツラい天候。じゃあ、ここで昼メシでも、と思ったんだが、アジア系観光客でごった返し中。んー、なかなか上手くいかんもんだね。
とりあえず近場のオブジェだけでも見ておこうかい、というレベルで終了。
まつだい郷土資料館
「農舞台」から歩いていける距離にある資料館。
もともと豪農な雰囲気の民家を資料館にしてるだけあって、外観からはイメージできない重厚な作りの中身。「しりょう」をテーマにした展示内容もさることながら、ぶっとい柱や梁など、豪雪地帯を耐え抜いてきた力強さが感じられる。ちゅうか、諸星大二郎風の解説マンガが楽しい (^^
松代城
存在を知らなかったが、近隣マップで見つけたので訪れてみた。
近くまで車でのぼってそこからは歩き、あちこちに熊鈴がぶら下がってるってのは、やっぱ出るのか。無事たどり着いた先には小高い天守、そのエントランスには B&Wのコントラストパキパキなアート空間。上階は打って変わって和風、とはいえ黄金の茶室と最上階には展望台。うん、これはなかなか良かった。
鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館
うーむ、これは… 名称からもっとファンシーな空間をイメージしてたんだが、ここまでカオスな内容だとは思わなかった (^^; なんというか極彩色な妖怪たちの羅列、といった雰囲気で、ユルい仕上がりの作品たちがファニーと感じられるか、なんじゃコリャ? になるか微妙なところ。
ここは、田島征三という作家を知ったうえで訪れるべき場所だな。
とざくざく巡ってもまだ 14時前。
うむ、まだまだ行けそう。
じゃ、時間があればと思ってた星と森の詩美術館にもいってみましょう。
■フォトギャラリー
最後の教室 /
家の記憶 /「
森の学校」キョロロ /
まつだい「農舞台」フィールドミュージアム /
まつだい郷土資料館 /
松代城 /
鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館
Posted at 2025/10/08 22:56:43 | |
トラックバック(0) |
ふらり | 日記