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2025年09月01日 イイね!

[試乗インプレッション]ホンダ「アコード」e:HEV Honda SENSING 360+

[試乗インプレッション]ホンダ「アコード」e:HEV Honda SENSING 360+ちょっと珍しいクルマに短時間試乗させて頂いてので書いておく。
乗ったのは11代目となるホンダ「アコード」"e:HEV Honda SENSING 360+"。価格は5,999,400円(税込)。ほぼ600万円。
いやいやアコードに乗ること自体が随分と久し振りな気がする。うーん2007年頃にアコード"ユーロR"を試乗した事が有ったような…。そうじゃなければ、学生の頃に友人が乗っていた4代目アコードセダンか。
初代アコードが1976年発売らしいので、私より1歳だけ若いから来年はアコード生誕50周年だ。初代と二代目はあまり記憶にないが、やはりリトラクタブルヘッドライトの3代目、USアコードワゴン・クーペが眩しかった4代目あたりは普通のファミリーカーより少しオシャレなイメージでしたね。
残念ながら5代目以降のアコードはホンダのお家事情に翻弄されたと言うべきか、北米や欧州向けのモデルを日本では「アコード」だったり「インスパイア」と名乗った事でブランドの継続性と言うか、キャラクターが定まらなかった。まぁセダン不況入りが早かった日本市場で色々工夫しながらアコードブランドを必死に守ってきたと理解すべきだろう。(正確に記すならば「アキュラ」ブランドの国内導入撤回に翻弄されたとも言えるね…)
月日は流れ、コロナ禍とほぼ同時となる2020年2月にデビューした先代(10代目)アコードは流麗かつクリーンな感じで結構好きだったが、パンデミックで右往左往している間の僅か3年で終売してしまった。
そして、昨年(2024年)3月にデビューしたのが現行(11代目)アコード。2022年1月にフラッグシップだった「レジェンド」がモデル廃止された事もあり、名実ともにホンダのフラッグシップを「アコード」が担うことになった。
前置きが長くなったが、現行(11代目)アコードの試乗車とご対面。いや発売からもう1年半が経過したが実車は初めて見た。北海道ではAWDが用意されない故にレア化がより加速しているのかも知れない。
第一印象はデカい。全長4975mm/全幅1860mm/全高1450mmでホイルベースは2830mmの堂々たるボディ。トヨタ「クラウンクロスオーバー」が全長4930mm/全幅1840mm/全高1540mmでホイルベースが2850mmでまぁ近い感じ。車格的にアコードはDセグメントだと思っていたが、Eセグメントに分類すべきなのかも。
とはいえ、ギラギラした高級感の押し付けが無くスッキリとシンプルな造形でまとめられているのは好感が持てますね。前述した3/4代目アコードが正常進化したかのようなイメージでしょうか。
インテリアはシビックと共通する最新のホンダ車共通のデザインテーマを踏襲するが、やはり品質感は車格相応に高い。Google アシスタントを採用した12.3インチ Honda CONNECTディスプレーを操作する時間は無かったが、個人的に自動車メーカー独自開発のデジタルプラットフォームは陳腐化が怖いので、餅は餅屋に任せるべきだと思う。
札幌の幹線道路を15分間程度走らせただけで、限定的なインプレッションだが、やはりホンダのハイブリッドシステム「SPORTS e:HEV」は滑らかでシームレスな加速感が心地良い。どうしても頻繁にエンジンの始動/停止を繰り返すトヨタ方式は肌に合わない。更に言えば、静粛性に気を配った「アコード」に対し、最近のトヨタ車は何故か静粛性が甘い。「クラウンシリーズ」等の高額車種に乗っても静粛性はイマイチ。そろそろトヨタは本気で改修すべきタイミングだと思う。
「アコード」は滑る様にスムーズに走る。やはりクルマの基本はセダンなんだなぁと思わず納得してしまった。最近の乗用車としては結構低いポジションで座らせるのも往年のホンダ車っぽいかもね。
マニアック(不人気)なクルマが好きな私としては、かなり好印象の「アコード」だが、やはり600万円を超える価格には躊躇してしまう。
シートベンチレーションが無い、デジタルインナーミラーではなく普通のバックミラーだったり、ドラレコが相変わらず武骨な後付けタイプなのは興醒め。このあたりが北米では大衆車の「アコード」を日本市場で高級車として売らなければならぬ弊害なんでしょうね。
ホンダの公式中古車を検索すると、昨年登録の「アコード」(恐らくデモカー上がり)が400万円位から探せる。まぁこれくらいの価格帯なら十分納得の仕上がりでしょうか。2027年頃に初回車検を迎える「アコード」が300万円位なら買ってしまいそうな予感です。
私の車歴を振り返ると、純然たる4ドアセダンって学生の頃に乗っていたスカイライン(R32)だけ。まぁコレも本音を言えば2ドアクーペが欲しかったが、中古が高くて手が出せず4ドアで妥協したようなものだ。セダンが絶滅してしまう前に一度乗っておきたい。その際「アコード」は有力候補になりそうだ。
ちなみに何でホンダのお店に行ったのかって? もちろんあのスポーツクーペの情報を仕入れにね。

↓背景に色々映り込んでいたのでAIで加工してみました。


↓3代目アコード

↓4代目アコード

↓10代目アコード

↓学生時代(平成8年頃)に乗っていたスカイライン(R32)の4ドアセダン
Posted at 2025/09/02 00:30:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年08月31日 イイね!

[累計走行4000km突破]スズキ・ジムニーノマド“FC”(4AT)

[累計走行4000km突破]スズキ・ジムニーノマド“FC”(4AT)我がジムニーノマドの累計走行距離が4000kmを突破。5月下旬に納車されたクルマなので、三カ月で4000km超は近年のマイカーではかなりハイペース。
理由は単純明快で、道内「道の駅スタンプラリー」にノマドで走り回っているから。この三カ月で、道北・オホーツク・知床方面は制覇。更に札幌から日帰り圏内にある道の駅もほぼ制覇しているから、あっという間に走行距離が延びてしまう。今後、降雪シーズン前(9~11月)に函館(道南)方面と、帯広・釧路(道東)方面を周遊すると、概ね全道・全駅制覇が見えてくる。恐らく走行距離もあと2000km程度は上乗せされそうだ。
ジムニーノマドは、私の期待以上に長距離ドライブに適性があるようだ。思えば、2023年に納車された「ジムニーシエラ」にも軽ジムニー比で長距離ドライブが楽になればと期待したが、正直あまり差を感じなかったので「軽ジムニー」へスイッチした経緯がある。
その点「ジムニーノマド」はホイルベースが伸びたことで、明らかに車体の挙動が安定しているから、ジムニー特有のユサユサ揺れる現象があなり抑えられている。また、不思議な事に静粛性が明らかに向上しているので、ロングドライブも極めて快適である。
恐らく最小回転半径が5.7mもあると躊躇されている方も居るだろうが、その点は問題ない。確かに小回りが利くとは言えないが、ボディサイズそのものはコンパクトなクルマなので、RAV4やフォレスターを運転しているくらいの感覚だろうか。個人的には、ステアリングが重い上に、ステアリングのロック・トゥ・ロックが約4回転近くあるので、若干ステアリングを切り遅れることがある。これは慣れるしかない。まぁ多少癖はあるが、運転していて面白いクルマだから、全然飽きない。多分これが最も長距離ドライブに大切な要因かも知れない。
我がジムニーノマド(4AT)の平均燃費は14.04km/Lを記録。e-燃費のデータによれば、同車種ユーザの平均燃費は13.00km/Lらしいので、若干上回っているようだ。正直もっと燃費は悪いと予想していたので驚いている。ちなみに、ノマド納車の直前まで在籍していた軽ジムニー(JB64/4AT)の平均燃費は12.22km/L。但し燃費がガクッと低下する冬期を含んだ結果だから単純比較すべきではない。
結論として「ジムニーノマド」は大変気に入っている。近年購入したマイカーの中でもトップだろう。今のところ「この部分は許せない」と思うネガティブポイントも無く、現時点の私にとって「ロードスターRF」と双璧をなす理想的なクルマである。

新聞によれば、ジムニーノマドの納車が7月下旬から約一カ月程度ストップしていたとか。本件について特に販売店から連絡は無い。日頃運転していて気になる事象やトラブルもないから静観するしかない。納車待ちされている方々に一刻も早く納車が進む事を期待したい。

書くべきでは無いかもしれないが、最近「ジムニーノマド」は高く売れるから、走行距離を延ばすのは勿体無い。一刻も早く売った方が良いとアドバイスされることがある。
私は一般ユーザーよりマイカー入替頻度が高く、所謂「転売ヤー」と勘違いされるのかもしれないが、ガキの頃からカタログ集めに走り回ってきたカーマニアとして、クルマで売却益を得たいと思ったことは無い。札幌の都市部に賃貸ガレージを複数箇所借り、自動車保険も全てMAXの補償内容で契約しているので、維持費まで加味すると到底利益が出るとは思えない。まぁリセールは良い方が何かと有り難いですけどね(笑)。私は古いタイプなので販売会社や担当セールス氏との信頼関係もカーライフの一部だと思う。
そんなこんなで「ジムニーノマド」は今後も順調に距離を伸ばしていく予定である。



↓軽ジムニーでも同じ場所(稚内港北防波堤ドーム)で撮影してましたね。軽ジムニーの軽快な走りも楽しい。甲乙付け難し。二台持ちしたい。
Posted at 2025/08/31 22:18:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | ジムニーシエラ/ノマド | クルマ
2025年07月15日 イイね!

[40台目の愛車が納車]トヨタ・進化型「GRカローラ」“RZ”(6MT)

[40台目の愛車が納車]トヨタ・進化型「GRカローラ」“RZ”(6MT) 記念すべき(?)40台目のマイカーとしてトヨタ「進化型GRカローラ」が納車された。
思い返せば2022年12月(500台限定)2023年9月(550台限定)に行われた過去2回のメーカー抽選にエントリーしたものの見事落選。もう「GRカローラ」は買えないのかな...と半ば諦めていたが、2025年2月に発表された「進化型GRカローラ」はメーカー抽選ではなく、各販売会社に割り振られた台数での限定販売となった。
有り難いことに、私にも「進化型GRカローラ」購入意向確認のご連絡を頂き、即決でエントリーをお願いした。
丁度その頃の私は「GRヤリス」の納車を数か月後に控えていた。もし「GRカローラ」をオーダーさせて頂けるとすれば、納車前にして「GRヤリス」の短期売却が決まってしまう微妙な状況であったが、折角のチャンスを諦めることが出来ずエントリーさせて頂いた。
それから暫くして幸運にも「GRカローラのオーダーが可能です」とのご連絡を頂き、その翌日には販売店で契約完了となった。聞いた話では、私の販売会社に割り当てられた台数枠は3台とのこと。日頃くじ運には全く恵まれないタイプだが、「GRカローラ」の枠を頂けたことは大変有り難いです。ご尽力頂いた担当者さんには感謝感謝。つい先日50歳になった自分にとって最高のバースデープレゼントになりました。
思い返せば、若い頃に想像していた50歳の自分はクラウンの「ロイヤルサルーン」を購入し、少し落ち着いたカーライフを始める頃だと思っていたが、実際は「GRカローラ」だった。まぁ現在のクラウンは様変わりしてしまい「ロイヤルサルーン」なんて随分前に無くなった。まだ落ち着くには早いという事でしょう。少なくとも当面「クラウン」シリーズを買う事は無さそうだ。
ここ数年マイカーを随分頻繁に入れ替えてきたが、今回念願の「GRカローラ」が納車されたことで、当面は現行のラインナップである①ロードスターRF②ジムニーノマド・③GRカローラの3台体制を維持していきたい。我ながら結構面白くてカーマニア的なラインナップになったと思う。
まだそうと決めた訳では無いが「GRカローラ」を売却する際は後継モデルを購入せず、1台減車すべき時期だと感じている。趣味とは言えマイカー3台を乗り分けるのも結構気力・体力が必要。それに加えそろそろサラリーマン引退後の老後資金も真剣に検討すべき年頃。人生って本当にあっという間ですね。若い頃は時間と体力はあるがお金が無い。最近はお金は何とか工面するにしても時間と体力が無い(笑)おまけに老眼に五十肩も酷い(爆)。はぁ…。
納車当日はピーカンと言うべき晴天だったので、色々な予定をキャンセルして「GRカローラ」の慣らしドライブに繰り出した。札幌→小樽→積丹→寿都→島牧→黒松内→ニセコ→喜茂別→札幌と道央圏をぐるりと大回りする410kmのロングドライブコース。本州なら東京~仙台間(常磐道経由)が350kmだから、仙台を通り越し石巻くらいまでは行ける距離だが、広大な北海道では札幌近郊を走った程度。
今回は慣らしなのでエンジンを高回転までぶん回す様な走りはしてないが十分速い。まぁこのクルマを公道でエンジンをぶん回す方が難しい。詳細なファーストインプレッションはもう少し走り込んでからにしたい。
面白い事に初期不良を踏んでしまった。最近のトヨタ車は「ディスプレイオーディオ」が装着されているが、納車数時間でブツッと言う異音と共に一切の音が出なくなった(笑)。オーディオの再起動や、エンジンのOFF/ONをしても症状が変わらないので故障と判断。それ以降は延々とG16E-GTS型の直列3気筒ターボエンジンのサウンドを楽しむこととなった。翌日販売店に入庫したところ、コンピューターにオーディオシステムのエラーが記録されていたという事で、後日基板交換の予定。信頼のトヨタ車でも壊れる事があるんですね。
「ディスプレイオーディオ」の修理が終わり次第、また慣らしロングドライブに出る予定です。



Posted at 2025/07/15 23:34:39 | コメント(5) | トラックバック(0) | GRカローラ | クルマ
2025年06月22日 イイね!

[累計走行1000km突破]スズキ・ジムニーノマド“FC”(4AT)

[累計走行1000km突破]スズキ・ジムニーノマド“FC”(4AT)我がスズキ・ジムニーノマドの走行距離が1000kmを突破した。
「ジムニーノマド」はここ数年のマイカーで納車以来最も速いペースで距離を伸ばしている。毎年降雪期になると距離は伸び悩む傾向なので、今のうちにアチコチ走り回っておきたい。
まだ路上で同じ「ジムニーノマド」と遭遇する機会は少ないが、昨日同じボディ塗色「シズリングレッドメタリック」の個体とすれ違った。お互い「おー」と驚いた顔をしていた。契約済の方へ一日も早く「ジムニーノマド」の納車が進むことを期待したい。是非道内ユーザと並べて撮影したいです。
先日「ジムニーノマド」の印象について記述したばかりなので、あまり印象に変化はないのだが、従来モデル(JB64/74)と比較して、最も違いを感じるのは「静粛性」である。そもそもジムニーに対して「静粛性」という尺度を持ち込むこと自体がナンセンスと思っていたから、この点について本当に驚いている。既に高速道路も経験しているが、トヨタで言えば「ライズ・ヤリス・ヤリスクロス」のA~Bセグメントのモデルより確実に静か。最近レンタカーで良く乗るスバル「インプレッサ」より幾分ウルサイかなというレベル感。但し、私の知る限り現行「インプレッサ」はCセグハッチの中で静粛性はかなり高い部類だと思う。「ジムニーノマド」はフロント方向のエンジン音だけでなく、ロードノイズもかなり抑えられた印象。個人的にはコレだけで買ってよかったと感激している。
またホイルベースが延長されたことで、クルマ全体の揺れが随分落ち着いたのも特徴だろう。
些細な話だが、従来型のジムニー(JB64/74)は3ドアでフロントドアが大きい(長い)事が要因なのか、結構な頻度で半ドアになっていた。その度にフン!とドアを閉め直すのを面倒に思っていたが、「ジムニーノマド」は後部ドアが追加され、フロンドドアが短くなり半ドアになる事が激減。これは地味だがストレスが減った。
皆さんが心配されている「パワー不足」と「最小回転半径の大きさ」については、私の環境・尺度では全く問題ないものだった。
パワー感については、何と比較するのかで評価が分かれると思うが、まぁ普通に幹線道路や高速道路を巡行するに不足は無い。まさかジムニーで高速道路の追い越し車線をキープしたいなんて馬鹿な事を考える人はいないだろうから、クルマのキャラクターには十分なアウトプットだと思う。
峠道に入っても、ストレスを感じる非力感は無い。元々重心が高いクルマだから、スポーツカー的なコーナリング性能があるはずもない。適度な速度の範囲でコーナーをクリアする程度のパワーは備わっている。積極的にシフトダウンを活用した方がメリハリのある運転を楽しめるだろうね。
最小回転半径が5.7mとなり、3890mmのコンパクトなボディ寸法にしては大回りなのは事実だが、全幅が1645mmしかない事も含め、現実的な取り回しに困ることは無い。個人的には回転半径が大きい事よりも、ステアリングが重い事の方が問題に感じる。そのせいでパーキング領域のステアリング操作が若干遅れてしまう事があり、結果として大回りになる。まぁこれは慣れの世界だと思うが。
納車以降で約1,100kmを走行した平均燃費は13.72km/L。カタログ燃費(WLTCモード値)が13.6km/Lだから、早くもカタログ超えを達成。まぁ今時期の北海道は燃費にも最高の環境だろうから参考値。冬期間になれば、4H(AWD)走行するのに加え、平均走行速度が落ちるし、除雪や暖気でアイドリングが増えるから燃費にはマイナスの要素ばかりだ。
納車前は「ジムニーノマド」に乗ると、やはり原点である「軽ジムニー」が理想的だ。との結論になるかと妄想していたが、良い意味で外れたようだ。
従来型のジムニー(JB64/74)とは、結構印象が違う部分が多く、外見は似ているが、もはや別の車種と認識した方が良いと思う。
今後機会があれば「ジムニーノマド」と「ジムニー(JB64)」の両方を同時に所有して、色々比べてみるのも面白いかもしれないなと思っている。




Posted at 2025/06/22 21:48:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | ジムニーシエラ/ノマド | クルマ
2025年06月12日 イイね!

[39台目の愛車が納車]スズキ・ジムニーノマド“FC”(4AT)

[39台目の愛車が納車]スズキ・ジムニーノマド“FC”(4AT)39台目のマイカーとしてスズキ「ジムニーノマド(JC74)」が納車された。
以前からジムニーのロング5ドアモデルが追加されると噂になっていたが、ようやく日本でも発売。以前から「ロングが出たら買う」と販売店にお伝えしていたのが功を奏したようで、無事にオーダーを入れる事が出来た。
とはいえ、こんなに早く納車されるとは全く思っていなかった。「ジムニーシエラ(JB74)」と「ジムニー(JB64)」はどちらも約15カ月もの長納期だったから、当然「ジムニーノマド(JC74)」ともなれば2年くらいは待つのか?? と勝手に思い込んでいたが、今回3.5ヵ月のスピード納車となった。短納期の要因は判らないが、販売店の話ではボディ塗色「シズリングレッドメタリック」の4ATを選択したからでは無いかと。まぁなんにしても今年の運はこれで全部使い切ったかもしれないね。
お陰様で現行型「ジムニー」は「ノマド」・「シエラ」・「軽ジムニー」の3種類を制覇出来た。
実のところ、納車前に「ジムニーノマド(JC74)」の実車を見かけたのは2度。どちらも路上ですれ違った程度なので、じっくり見たのは自分のクルマが初めてだった。納車されて札幌の幹線道路を走っていると、熱い(?)視線を感じる事があるから、やはり注目度はそれなりにあるのだろう。
今年も多方面からお仕事を頂き多忙を極めている関係で、レンタカーには月間2000km前後乗っているが、マイカーは3台合わせて500kmも行かない有様。現在私のファーストカーはスバル・インプレッサ(レンタカー)である。
先日納車された「ジムニーノマド(JC74)」の撮影を兼ねて、羊蹄山方面へドライブに出た。往復200km程度の通いなれたドライブーコースである。
前評判では、シエラからキャリーオーバーの1.5Lエンジンでは重量が増したノマドには力不足。そしてホイルベースが延長されたことで最小回転半径が4.9→5.7mに増したことで日常の取り回しに影響が出るとのネガティブな情報が多かったように思うが、個人的な評価としてはどちらも問題ない。
「速い」とか「軽快」なんて表現するつもりは無いが、遅くて周囲についていけないなんてことは全く無い。それよりも、違和感の無いコンベンショナルな4ATのお陰で加速のリズムが自然で心地良い。お若い方はCVTに違和感を抱かないのかもしれないが、やはりCVTは人間の感覚とズレが生じるもの。
また、最小回転半径が5.7mと大きいのだが、首都圏ほど道路や駐車場に気を遣う事が無い北海道だからなのか、今のところ困ったことは無い。カタログ値だけなら以前乗っていたトヨタ・ハリアー(HEV)が5.5mで、ノマドより取り回しが良い事になるが、実感としては物理的にボディサイズがコンパクトなノマドの方が圧倒的に扱いやすい。まぁハリアーやRAV4位の取り回しに苦を感じない環境であれば、そんなに気にすることはなさそうだ。
想定外だったのは「静粛性の高さ」。正直「ジムニー」に「静か」の言葉を使う日が来るとは夢にも思わなかったが、スタートスイッチを押してエンジンを始動後、シフトレバーをDレンジに入れ...の際に「あれ?エンジンかかってるよね??」と確認したくなる事がある。また走り出してもロードノイズが比較的綺麗に遮断されており驚くばかり。ベースの「シエラ」でここまでの静粛性は感じられなかったから、「ノマド」特有の事象だろう。個人的にはこの静粛性だけでもノマドを買う価値があったと思っている。
最も期待していた「乗り心地」だが、これもベースの「シエラ」とはかなり違うフィーリングに仕上がっていた。「ユラユラ・グラグラ」と前後左右に揺れるのが「ジムニー」の味だと思い込んでいたが、「ノマド」はその揺れがかなり抑えられていて、なにやら上質な乗り物の風格すら漂わせていた。
まぁもう少し詳しく味わっていくと、大きく減ったのは前後方向の揺れ。左右方向の揺れはそれなりに残っている様だ。
また「ノマド」はステアリングが重い。これは快適なトヨタ車しか乗ったことが無い一般ドライバーなら「えっ??」と驚く程に重い。私は重めのステアリング特性が好みだが、それでも重いと感じる。恐らく、このセッティングのお陰で直進安定性が作られているのかもしれない。
納車以降で約350kmを走行した初回燃費は13.46km/L。カタログ燃費(WLTCモード値)が13.6km/Lだから大健闘。先日まで乗っていた軽ジムニー(JB64)と燃費は変わらないような気がする。
正直な事を言えば、「ロングのジムニーが出たら買う」と決めていたものの、納車されたら「やはりジムニーは元祖3ドアの方が良い」と言うのが結論かな...とぼんやり思っていたが、良い方向で裏切られた。3ドアと5ドアは結構違うクルマに仕上がっていた。これなら「ノマド」と「軽ジムニー」を2台持ちしても面白いかもしれないとニヤニヤしているところ。
今回「ノマド」の契約時に「転売禁止」の覚書にサインをしている関係もあり、「ノマド」は少し長く乗ろうと思っている。案外ロードスターに続く長期保有モデルになるかもしれない。(誰も信じないと思うが...汗)



Posted at 2025/06/13 00:05:51 | コメント(2) | トラックバック(0) | ジムニーシエラ/ノマド | クルマ

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「@(ご) 下取価格って愛車の通信簿みたいなものなので、低い評価をされると買い換える気が失せますね。更に言えば自社銘柄の価格提示としては低過ぎて残念です。私もヤフオク売却経験有ります(^o^)。」
何シテル?   06/21 23:22
クルマとカメラが大好きで布袋寅泰の音楽を愛聴するヤツです。 随分と長いこと転勤で各地を転戦しましたが、ようやく地元北海道に戻ってきました。 マイカーはマツダ...
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