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2010年12月25日

[フルモデルチェンジ]スズキ・ソリオ コンパクトハイトワゴン

[フルモデルチェンジ]スズキ・ソリオ コンパクトハイトワゴン スズキは、コンパクトなボディーながら広い室内空間と両側スライドドアを採用したコンパクトハイトワゴン、新型「ソリオ」を発表した。(発売開始は2011年1月7日より)
少し複雑だが、先代「ソリオ」のルーツは1997年に登場した初代「ワゴンRワイド」まで遡る。その後、僅か2年でフルモデルチェンジを実施。1999年に「ワゴンRプラス」として再出発した。2000年12月には車名が「ワゴンRソリオ」に変更され、更に2005年には「ワゴンR」の冠ネームが外れ、シンプルに「ソリオ」と呼ばれるようになった。結局先代の「ソリオ」は11年を超えるロングセラー車となったが、その割に知名度は低く、存在感も薄い。今度の新型はリベンジを果たせるだろうか。
新型「ソリオ」は、「乗って楽しく、使って便利、燃費も優れたコンパクトハイトワゴン」をコンセプトに開発。街中での取り回しに優れたコンパクトなボディーと広い室内空間を両立。ファミリー層に人気の後席両側スライドドアに加え、ワンタッチダブルフォールディングリヤシートを採用。エンジンとミッションは新型「スイフト」と基本的に共通のユニットである。販売目標台数は年間で12,000台。月販で言えば1000台/月。それ位の台数であれば裁けそうな気もするが、どうだろうか。
サイズは全長3710mm全幅1620mm全高1765mmホイルベース2450mmで車両重量は1000~1040kg(2WD)。最近ではコンパクトカークラスでも全幅は5ナンバー枠ギリギリ(1690mm前後)まで拡げる事が多い中、ソリオが全幅を1620mmに留めた事はセールスポイントになるだろう。全長も4mを大きく切る3710mmに抑えられている。それに対し、全高は1765mmと結構高い。なんとなくライバルになりそうなトヨタ・ポルテのサイズが全長3990mm全幅1690mm全高1720mmホイルベース2600mmで車両重量が1150kgだから、ソリオがコンパクトかつ軽量である事が判るだろう。
一方で、人気の軽ハイトワゴン(スズキ・パレットのT/2WD)のサイズは全長3395mm全幅1475mm全高1735mmホイルベース2400mmで車両重量が950kgである。いかに、ターボエンジンやCVTを用いてもやはり660ccに950kgは高負荷。更に全幅1475mmに対して全高1735mmはアンバランスを感じてしまう。そういう意味で新型「ソリオ」は理想的なハイトワゴンなのかもしれない。
私はトヨタ・ラウムやポルテの様な2列5名乗りでスライドドアを採用する1.5L以下のコンパクトカーは(趣味的要素を考慮しなければ)日本国内でファミリー層が使うにはベストマッチではないかと考えているのだが、残念ながらトヨタは国内専用車であるラウムやポルテに必要な改良を怠ってきた事で、パワートレーン・燃費・安全性能等が旧世代のまま停滞している。新型「ソリオ」はミドルグレードの「X」及びトップグレードの「S」にフロントシートSRSサイドエアバッグを標準装備。「S」にメーカーOP設定でカーテンエアバッグとESP(横滑り防止装置)ヒルホールドコントロール付を設定する。価格はセット装着で+8.4万円。価格は「G」(2WD/CVT)138.2万円~「S」(4WD/CVT)の174.7万円となっている。軽自動車でさえ150万円を超える価格が珍しくない昨今。新型「ソリオ」は他車ではメーカーOPになりがちな電動スライドドア(パレットから移植)やキーレスプッシュスタートシステムが全車に標準装着されるなど結構お買い得。まぁ正直カッコイイとは言い難いが、ギラギラしたメッキグリルを除けばスズキらしく実直なデザインは嫌いではない。メッキグリルは純正アクセサリーでスモーク塗装された交換パーツがあるのでそれを。
惜しいのはリヤにも3名分の3点式シートベルトが奢られたにも関わらず、ベッドレストが2名分な事か。左右独立のリヤシートスライド等を盛り込んだ事の弊害だろうが、もう少し知恵を絞ってクリアして欲しかった。バックモニター付CDプレーヤーがメーカーOPで+47,250円で装着可能なのも面白い。最近はポータブルナビが低価格で高性能だから、バックカメラを純正オーディオ側で表示出来るのは合理的だし、リーズナブルだと思う。もし私がこのクルマを買うのだとすれば、グレードは「S」にメーカーOP設定のカーテンエアバッグ+ESP(横滑り防止装置)とバックモニター付CDプレーヤーをオーダーするだろう。しかし、純正のエアロパーツはレスオプションしたいが、その選択肢は用意されない事が悩みかな。(↓)下の写真の様に、エアロレスなベースグレード「G」の方がスッキリしていて好み。
新型「ソリオ」は機会を見つけて一度試乗してみたい。


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Posted at 2010/12/25 01:03:19

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この記事へのコメント

2010年12月26日 1:02
こんばんは。
ベースであるパレットを見ても何とも思わなかったのですが、ソリオをパッと見た感じ、かつてのトヨタファンカーゴを思い出しました。(ファンカーゴもラクティス路線にシフトせずにあのまま正常進化していれば良かったのに…)
ただ、スイフトに比べると価格が割高な感じがします。ハイト系&スライドドアの分がコスト高に?
コメントへの返答
2010年12月30日 15:38
私もファンカーゴはあのままの路線で進化して欲しかった車です。今頃は日本のカングーになっていたかも....。
ソリオの価格は確かに割安感は無いですね。ただ、他のメーカーに比べるとメーカーOP設定にせず、標準装備されているデバイスも多いので、割高とまでは思いませんが、世間的には1.2Lという排気量からイメージする価格はもう少し低いですよね。

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「@(ご) 下取価格って愛車の通信簿みたいなものなので、低い評価をされると買い換える気が失せますね。更に言えば自社銘柄の価格提示としては低過ぎて残念です。私もヤフオク売却経験有ります(^o^)。」
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