![[懐かしいあのクルマ]ホンダ「S-MX」恋愛仕様/1996年 [懐かしいあのクルマ]ホンダ「S-MX」恋愛仕様/1996年](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/042/809/098/42809098/p1m.jpg?ct=611c0e853b90)
今年のGWは10連休。普段は手を付けないことに挑戦...ということで積もり積もったカタログの整理に着手している。紙のカタログがいつまで配布されるのか判らないが、もはや我が家の保管場所は満杯....。これまでは無差別にほぼ全車種を収集してきたが、今後はジャンルを絞ってと考えている。
そんな中で久しぶりに発掘されたカタログの中からこのクルマを。ホンダ「S-MX」。1996年11月の発売。クリエイティブムーバーシリーズの第4弾として登場。キャッチフレーズは「恋愛仕様」。プレスリリースには「ニュートレンド・パッセンジャーカー ホンダS-MX」と書かれている。
全長3950mm全幅1695mm全高1750mmの5ナンバーサイズ。エンジンは2.0Lの直4(NA)でミッションは4AT。ボディサイズの割には大きなエンジンを奢られている。
このクルマのハイライトは「フルフラットシート」。恋愛仕様と言うからにはクルマの中で愛を語らう空間が必要。今でこそ車中泊は一般的になったが、クルマは走るものであり、停車時の居住性を「売り」にしたクルマはとても新鮮だったが、個人的には拒絶反応に近いものを感じていた。
シートを倒したときにちょうど良い場所にドリンクホルダーやティッシュBOXが収納出来たり。当時は雑誌紙面等で破廉恥扱いすら受けていたが、今なら普通に喜ばれそうなコンセプトだ。
ホンダは「S-MX」以降も車中泊にこだわりがあるようで、「モビリオスパイク」「フリードスパイク」「フリード+」とその歴史が続いているのは興味深い。
軽自動車にも「N-BOX+」がありましたよね。今だと「N-VAN」なのかな...?
ちょっとこじつけかもしれないが、ホンダ「S-MX」が登場した平成8年当時は不景気の真っ只中。私も学生時代を過ごした時期なので良く覚えているが、クルマがステータスシンボルだったバブル世代の価値観から脱し、現在にも通じる身の丈にあったクルマ選びにシフトし始めた時期だったのかもしれないね。
無責任な感想で恐縮だが、今見ると「S-MX」のスタイリングは悪くない。スパっとスッキリ。最近の言い訳がましいデザインに食傷気味だから、こういうクルマが良く見えるのかも。
当時「S-MX」に試乗した様な記憶があるが、走りに関しては特に印象に残るものは無かったと思う。肝心なのは買った後の利用シーンなのだが、生憎自分は既に一人暮らしをしていたので、クルマに恋愛仕様を求める必要はなかったな...(笑)。「S-MX」で「恋愛仕様」を楽しんだ方はいますか??

↓このクルマのハイライトは「フルフラットシート」全長2146mmを誇った。

↓後ろ姿。

↓モビリオスパイク(前期型)

↓フリードスパイク
ブログ一覧 |
カタログコレクション | クルマ
Posted at
2019/05/03 00:35:48