MF誌' 77/05号 Uカー/'68 インターメカニカ・オメガ

当時レーシングドライバー並みの「走り」のレポートが出来る、数少ない自動車評論家（と、認められていた感のある）の岡崎宏司氏が、毎号いくつかの中古車を評価する記事。

毎号登場する中古車はどちらかといえば絶版スポーツや外車が多く、カローラやコロナといった一般庶民車はあまり出て来ません。また新古車に近いタマも頻出しますのでさながら試乗レポート的な内容になったります。

過去ブログでコメントを頂いた時、チョットだけ話題になった珍車です。

説明されている前身のグリフィスがどんなクルマだったか、はて？思い出せませんが。
エンジンはプリムス製4.5L（岡崎氏の資料によれば）のはずが、フォード製4.3Lが載っている事やCG誌はシボレー製だと言っていた事など謎が多いですね。
尤も、こんな限りなくプロダクションモデルから離れた所に位置するエキゾチック・カーは、大抵のデトロイト製V8を「選択可能」なパターンが多いのではないでしょうか？
裏を反せばどのエンジンも皆、似たり寄ったりって事でしょうね。

'68の個体を'70に輸入された、と書かれていますし、この時点で日本にただ1台と言うレア車です。
販売店はあの、カー･ユニックさん。練馬ナンバーです・・・さすがにひとクセある個体を売りますねぇ～（笑