過去ブログのF30レパード画像。好きなクルマだけど「細部に詰めの甘い処がある」と書きました。
サッシュレスのリヤドアガラスとCピラーの境界線の処理、ブラックアウトしてその「柱」の存在を隠そうとしてる割には、太くて艶っぽいガーニッシュを貼ってしまっている。
なんでこの様に出来なかったんだろ?
元々、サッシュレスドア+6ライト と言う形態自体 あまり見当たりませんが、このレガシィの処理は本当に素晴らしかったと思います(過去形なのが哀しい)。
ま、かつてはこんなのもありましたが・・・('73-'77 GM A-Body Sdn. Photo:Oldsmobile Cutlass)
リヤ・クォーター部分は、あたかも2ドア・ハードトップのドアとセンターウィンドゥのような佇まいを見せてくれてます。
さて、タイトル画像のガラス越しに見える室内からのクォーターピラー付近の眺め・・・
僕は、外観上のガラス面積と室内から見える窓の大きさに相違があると、非常に違和感を覚えるのです。
外観に較べて、中から見える窓は一段と狭くピラーは太く・・・屋根ふぇちの僕に言わせれば詐欺・騙しの類ですね(笑
これはレパードに限った事ではなく残念ながら多くの車、そして我がアネシスとて同じ事なんですが・・・。
外観上はクォーターパネル自体がガラス・オンリーであるかの如き印象なので、それほど気にならないのですが、室内からは露骨にC及びDピラーが見えています。いや、見えてても致し方ないのですが、DピラーがCピラーよりも細いと言う 何とも不安定なロケーションなんですよね。
この室内からのC及びDピラーの位置関係を見て、先ず思い出されるのが'75-'76 GM B-Body Sdn. なのです。(上からBuick LaSable,Oldsmobile Dela 88,Chevrolet Caprice Classic)
本来のクォーターパネルにオペラウィンドゥが付いただけなので、外観上も室内からも同じ大きさで詐欺・騙しの類とは思えません(笑
ただ、Cが太いだのDが細いだのと 取るに足らない事かも知れませんが、F30レパードを見てるとつい、このB-Body を思い出してしまうのです。
・・・続く
Posted at 2012/12/24 23:21:11 | |
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