海底軍艦

1963年・東宝作品

左上：埠頭から海に転落したタクシー引き上げのシーン。プリンス・スカイライン、、、まんま'50sのアメリカ車スタイル。

左下：海運会社専務（上原謙）の秘書（藤山陽子）の乗ったプリンス・グロリア。

右上下：主役のカメラマン（高島忠夫・藤木悠）の乗るプリンス・スカイライン スポーツ コンバーチブル（！！）
コンバーチブルが何台造られたのか分りませんが、大変貴重な映像だと思います。
撮影用とは言え、こんな高い車を撮影所が所有していたのでしょうか？
しかも他も旧プリンス車ばかり・・・コレはメーカーがコマーシャルの一環として東宝に貸与していたんじゃないでしょうかね。

作品自体は破天荒なSFですが、日本人が忘れてはならない「戦争」というものを考えさせる台詞がちりばめられています。
まだ発展途上の日本、目いっぱいハイカラで正義感の強い主人公を表現する為の道具が、スカイライン スポーツだったのでしょう。

他に東宝のおなじみの面々、、、小泉博、佐原健二、田崎潤、田島義文、平田昭彦・・・。