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伝書ヘビのブログ一覧

2025年03月31日 イイね!

ただただ悔しい甘ちゃんです!

ただただ悔しい甘ちゃんです!明日から4月、いろんな意味でわくわくしますねー 皆さま こんばんは
こちら北海道の帯広も日陰を除いて雪が見えなくなってきましたよ
そうなればですね、いつ伝書ヘビ号に乗り出そうかと期待が膨らむんですけどね・・・

タイトル画像にありますようにですね、この姿でオイルを入れてエンジンを回して圧縮を計ってみましょうかね♪ っていう前回まででした
やりましたよ、えぇ、やってやりました
もう、イグニッションをONにしてですね、ドキドキですよ
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1番 んっ!? こんなもんですの!!??
実際の話がですね、モノタロウさんで購入しておいたコンプレッションゲージを初めて使ったんですけどね、なんかこう いまひとつ締め付けが難しいんですよ
まぁ、ひと通り計ってから考えましょ ってことで
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2番 似たような数字ですけどね、こんなはずないんじゃないかなぁ
なんかモヤモヤしてきましたよ
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3番 こりゃマズいんじゃなかろうか
圧縮比10.4のはずがこの数字じゃどうもこうもないんじゃないの?
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4番 おぉー、ちょっと持ち直した ってそんな話じゃないんですよ
バッテリーを充電しながらですね、この数字の原因はどこにあるんだろうかと思案中w
こういう時はですね、全く違うことも考えちゃったりしてですよ、なるべく気分を±0にもっていきましょ
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前回、エンジンを組んだ時にですね、いくらクランキングしても油圧ゲージの針が全く動かなかったんですよ
油圧センダーにオイルが届かないことに原因があるんじゃなかろうか?って考えましてね、油圧センダーを少し下に傾けましてエア抜きの取り出しを付けてみました
クランキングの前にここからオイルを充填してプラグを打ちました らっ♪
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油圧ゲージの針が上がったじゃないのっ♪
ハァ~、良かった良かった!
オイルポンプもバラシて清掃してから組付けましたからねー、地味に心配してました

なんてことをしながらですね・・・決めた! ヘッド降ろすっ!!
そうですよ、いろんな方に相談に乗ってもらいながら『良いエンジン』を作ろうと決めたあの日があっての今日ですからね、ちゃんとしないとダメなんです
こんなもん、たかが2,3日 遠回りしたからってどうなん?
たいしたことないんですよ、時間はある! ことにする(笑

で、
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ヘッド降ろしたった!
カムは外して、まだバルブスプリングは付いてる状態で燃焼室に灯油充填の図
しばらく放置しますのでね、ポートにペーパーを詰めて観察です
灯油が漏れてきたらペーパーに浸みてくるでしょうからね
なんて、ものの1分も経たないうちにですね、2番のEX側と3番のIN側のペーパーがびしょ濡れです、マジか!?www
で、灯油を抜いて全部のポートのペーパーを見たんですけどね・・・
漏れてないのは1番と4番のIN側だけ、あとは全部ダメでしたーw
で、ホントの最後に分かるんですけどね、大丈夫と思ってたこの1番と4番のIN側もダメだったw
今になって考えたら分かるんですけどね、バルブ8個のうちの6個がダメなら全部ダメなんですよね
2個だけバッチリ、なんちゅうことはありえん話です(笑

で、やりましたよ、えぇ、こってりやってやりました、はい バルブの摺り合わせ
みっちり2日かかりましたよ
画像なんてあるわけないじゃないですかw
手のひらの痛いこと痛い事、夏場のハエより手をこすりましたからね
タコ棒を木の枝に持ち替えたらですね、完全に火が起きますよ
今、あちこちで山火事が発生してますけどね、あの火元には職人が居ますよ、きっと

でもですね、今回は勉強になりましたワ~♪
バルブの摺り合わせのやり方が分かりました
あと、光明丹の使い方が分かりました
で、めちゃくちゃ時間と労力とペーパータオルを消費することも分かりました(笑
これ、もし外注に出したらかなりの出費を覚悟しなきゃいけないかも、、、

バルブの摺り合わせを終わらせてバルブスプリングを付けてカムを載せてからバルブクリアランスの調整です
ってとこで、ふと・・・今まで積んでたエンジンのカムに付け替えてみましょうかね
どうせバルブクリアランスの調整をするんだからやっちゃいましょう

そうそう、カムのロックタブを交換するんだった
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あはは、もう完全に無くなっちゃってたんですよねー、組んだ時に知ってたんですけどパーツを頼めなかった事情がありましたw
どんな事情だったかは忘れましたけど(笑
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こうでしょ、やっぱり♪
でもですね、おそらく折れちゃってたのは純正部品だと思われるんですけどね、交換したコイツより断然 硬いですね
厚みの違いなのか材質の違いなのかは分かりませんけどね、ちょっとナットを締め付ける時に気にしないと引っ掛けてるとこがヨレちゃいますからね、皆さん 気を付けましょ!

で、計ってみたんですけどね、カムの加工精度ってスゴイんですね!
前のカムのクリアランスを計った時に書いたノートの数字と全然変わりませんねー
安心しましたのでね、モヤモヤしないで作業を続けます
灯油ダダ洩れの2番、3番なんかクリアランスの小さいところで0.03mm詰りましたからね、それだけ頑張った証拠ですw
でも、アタリ幅が広くなっちゃったんだろうなぁ、きっと 計るの忘れたけどwww
シム調整を終わらせてカムを載せて、ハァ~、やっとこさヘッドの完成
ブロックに載せて、バルブタイミングのマークを合わせて・・・チェーンを張って完成!

いやぁー、長かった、時間かかった、疲れた、けど満足した(笑
そうなりゃ、第2回コンプレッションゲージ大会の開催です さぁ、どんななん!?
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1番 ホーッ、サクッと11.5をマークしてきましたねー!
なんとなくですけどね、11は超えて欲しいと思ってたので良かったんじゃないでしょうか
やっぱり、バルブの摺り合わせが問題だったんですね~
というか、光明丹の使い方をそもそも理解できてなかったのが敗因ですワw
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続いてめちゃめちゃ頑張った2番 おぉーっと、12を超えてきましたー!
うそ! ホントか!? どえらい嬉しいんですけどーっ(笑
こういう数字を見せられると手の平の痛みなんか消えちゃいますね
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お次もはっちゃきこいて頑張った3番 うひょー、これも12を越えましたがな♪
やっぱり、神様は居るなぁ、頑張ったら見ててくれるんだなぁ たまりませんね
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さぁ、最後は4番 んんんっ!? 何故に10を超えたあたりで躊躇しておる!?

いろいろ考えたらですよ、12に届かない1番と4番・・・これってOKだと思ってたヤツじゃないの?
マジかーっ!? いやぁー、全部やれば良かった、全部 疑うべきだった!
そうすりゃ全部12を超えてきただろうに・・・悔しぃーっ、ほんとめっちゃ悔しぃーっ!
ね、やっぱり神様はおられます、はい
一瞬、もう一回バラすことも考えたんですけどね・・・これでイってみますw
もしかしたら上手いこと馴染んでくれることを期待しましょ

そんなこんなでベンチテストまであと少し、という経過報告でした
こういう失敗がまた良いんですよ♪
上手くいった事より、こういう失敗の方が残る物が大きいですからね
ほんと勉強になりました
いやいや、まったく おもしろいんじゃないの~♪ クルマ弄りってさー(笑
Posted at 2025/03/31 13:48:02 | コメント(5) | トラックバック(0) | エンジン | クルマ
2025年03月18日 イイね!

もうすぐ雪解けのはずが

もうすぐ雪解けのはずがやっぱりまだ3月なんですねー 皆さま こんばんは
そんなに気温は高くはならないものの確実に雪解けが進んでいたコチラでした
が!
やっぱりこの時期、一進一退の塩梅でしてですね、日曜の夕方から月曜の午前中まで もしかして解けた分だけ降ったんじゃないの?ってぐらいの降雪でしたよ

今朝、天気も良くなりまして事務所の玄関を開ける時にですね、ふと右手に違和感が
目を凝らして静かに近づくと・・・
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あれ~、雪の上に蝶がいます
少し暖かくなったもんだから間違って出て来ちゃったんでしょうかね
この時期、食べる物あるのかなぁ
寒くて可哀そうだから工場に放してあげようかとも思ったんですけどね、食べる物が無くてひもじい思いをさせるのもなんですし、自分でどうにかすると信じてそのままにしておいてあげました
無事に飛んでけよー

てことで、少し時間を戻しましょ
先週の事、部品が届くのをただ待ってる時間が勿体ないので外したパーツを綺麗にしてましたよ
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最初に取り掛かったのはスターターでした
オイルまみれの泥まみれで、地金剥き出しのとこなんか錆びて赤くなってましたからね、根気で錆を落としまして艶消しクリアで塗装しておきました
これでしばらくは大丈夫でしょう
というか、ここまでオイルでギトギトだった理由も対処しないとダメですねー
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お次は、アルトだかナイトだかの静岡でも広島でもメジャーなオルタ(笑
この辺の部品ってさぁ、なんでこうもアルミ特有の錆というか汚れというかで特有の汚れが出るんでしょ
ピカピカに光ってるのも伝書ヘビ号には似つかわしくないのでどうかとは思うんですけどね、最初から汚れが付かないように処理しといてくれませんかねぇ
てなわけで、リューターでせこせこと錆とか汚れを落としましてね、これも艶消しクリアを噴いておきましたよ
プーリーも外して艶消しブラックです
あえて、このナットは綺麗にしないでおくあたりがワタシです(笑
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いちばん頑張ったのがこのデスビでした
リューターで汚れを落としてですね、コヤツには細目のコンパウンドまで使って仕上げるという手の入れようです
これから先、コヤツとの付き合いも真剣にならないといけませんからね、先にゴマ摺っておきました
このデスビのシャフトに入ってるOリングを交換したかったんですけどね、なんか素材がウレタンのゴムみたいなんですよ
なんか特殊なゴムなんでしょうかね?
っていうのもですね、このOリングの断面がカマボコ型でしてね、シャフト側に平らな方、外側に丸い方が当たるようになってるんですけど、うまく気を付けてデスビを挿入しないとですね、このカマボコOリングがクルっと180度回転して入っちゃうんですよ
結果、オイルが止められなくてオイルが漏れ出していたのが伝書ヘビ号でした
なんて、デスビのあちこちを見てたらキャップを落として割っちゃうという始末w
ここへきてオーダーする部品が出ちゃいましたよ
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エレクトリックなトリオ勢ぞろいで組付けを待つ、の図
さぁ、しっかりやることやらんとねー
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工場のあちこちに置いてあったパーツや道具なんかをガレージに持ち帰ったんですけどね・・・
その中に、昔 買ってあったんだなぁ、スレーブシリンダーのリペアパーツw
一緒にマスターシリンダーのも出てきましたのでやっちゃうことにしました
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これも錆を落として艶消しブラックで塗装しました
どちらも純正品で、昔 伝書ヘビ号から外されたヤツです
スレーブシリンダーなんてエア抜きのキャップまで付いてましたよ
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ね、ほら、こんな箱や油紙まで取ってありますからね、こうやってストックしときます
マスターシリンダーはジップロックですけどね(笑
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ラジエターも忘れずに綺麗にしておきましたよ、虫とか草とかけっこう詰まってますよねー

と、そんなことをしてたら届きましたよ、待ってたーっ!
写真は無いですけどね、シムです、シム
3番のIN側とEX側、それに4番のEX側の3個だけ手持ちのシムじゃ加工が辛かったんです
夜中に包丁を研ぐサイコパスな老婆を想像しながらシャコシャコと加工します
で、出来上がったシムを付けて、カムを載せて規定トルクで締めて、タイミングチェーンを掛けたら、テンショナーを張って、バルブタイミングのマークに合わせて・・・
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たったこの2行の作業に何時間かけたんだろ(笑

で、ふと思ったんですけどね
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そこにいらっしゃる105/115の達人の皆さま、このチェーンテンショナー、ちょっと違うと思いません?
こんなテンショナー、伝書ヘビ号以外に見たこと無いんですよ
実際の話、このデカいナットに付くボルトとロックナットはパーツリストにもありません
普通、テンショナーのロックは前方に見えるボルトで行いますけどね、伝書ヘビ号のこれは、実に100mmはあろうかという長さで直接テンショナーの位置を押えることが出来ます
使い方としてはですね、前方の14mmのボルトでロックしておいてからに、その位置を保持したいが為にですよ、もういっちょロックするということではなかろうかと思うんです
さすが伝書ヘビ号、いろんなとこに隠し技がありますよ(笑
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エンジン本体の組付けは完了しました
あとはベンチに載せてから、試運転に向けていろいろすることになります

てなわけで迎えた日曜日
この日は天候も良くて早起きしてガレージのシャッターを開けての作業でした
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もうミッションも外してありましたからね、エンジンを引っ張り上げるのなんて朝飯前でしょ♪
なんて軽く考えてたんですけどね、朝飯 食えんかったw
そんなに苦労した記憶が無いんですけどねー、何故にスタッドが干渉する!?
あれ? もうちょっと斜めに釣り上げたんだったっけ? もう少し後ろかい?
なんてやってるうちに・・・
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アクセルのリターンスプリングが逝ってしまわれました
まーた発注する部品が増えたw
でも、こんな部品がカタログに載ってるジュリアってすんごい!
エンジンを降ろすときにスタッドに引っ掛けてスプリングを折っちゃう人が全世界にたくさん居るということでしょうかw そんなに居るわけないか(笑
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四苦八苦しましたけどなんとか無事にエンジンを吊り上げられましたので、組んだエンジンはベンチに固定しまして、この降ろしたエンジンはスタンドに掛けてしまいましょー
で、どうにも気になってたスタンドの固定位置を修正します
エンジンが回転しないように固定するピンの位置がずれてて気色悪かったんですよ
この際ですから精神的に良い固定場所を探します
プレートを90度回転させたらピッタリの位置が出ました
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伝書ヘビ号のフロントにエンジンクレーンがありますからね、狭いガレージは満ち満ちですね
奥が降ろしたエンジン、手前が組んだエンジンです
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スタンドから降ろせたので、やっとクランクリアのオイルシールを打ち込みましたよ
降ろしたエンジンからプレッシャープレートとフライホイールを外して、汚れを落としてから、なんちゃってベルハウジングを取り付けてから組んで・・・
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試運転に向けてだいぶ作業が進みました
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スターターやオルタを組み込んで、あ、そうだ! 圧縮も計ってみましょうかねー♪
そういえば、エキマニはあるけどマフラーが無いんだっけw
友達の工場へ行って借りて来よう(笑
早く試運転に漕ぎつけないとイタリアンジョブの申し込みできないし!
って、もう受付始まってるしーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!
Posted at 2025/03/18 18:39:18 | コメント(5) | トラックバック(0) | エンジン | クルマ
2025年03月07日 イイね!

いろいろ考える

いろいろ考えるなかなか部品が届かない皆さま こんばんは

まぁ、こちらはお願いしてる方で、先方様の都合もありますからココはじっと我慢の子ですね

つい、先日の事 いつものように仕事先へ出掛けてせっせと作業をして終わったところでゴミを捨てに行ったんです
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ゴミ箱の底の方にモンキーレンチが見えたんですよ
モンキーレンチって、ガタが出たりスライドが効かなくなったりして用済みになるモノがあるじゃないですか
ワタシはちょっと作りたい工具がありましたのでね、柄のほうが欲しくてゴミ箱の底から引き揚げたんです
すると、後から後から工具が現れてですね、こんななっちゃいました
ほとんどが19と17ですけどね、下の方に見える黒いのなんかボルトやナットの頭を面じゃなく角で抑えるメガネと、スパナの方がラチェットになってる素晴らしいヤツ
まぁ、スパナのラチェットは一方向にしか使えないので、使う場所を選ぶ必要がありますから賛否の分かれるところではありますけどね

こうしてワタシのガレージに持ち帰ってですね、ギトギトの油やサビを拭きとって並べてみたんですけどね
中には機械を買った時に付属で付いてくる工具もみられます
でもねぇ、いくらもっと良い工具があるから とか 買ったから とかだとしてもですよ、こうやってゴッソリ捨ててあるってのは良い気分じゃないなぁ
かく言うワタシも 何時 どんな時に どうやって使うのかは定かじゃありませんけどね、ん~ でも やっぱり工具は捨てられません
目につくところに置いて少しでも使ってやることにします
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オーダーしてるシムが届くのを待ちながら、手持ちのシムを削って調整してました
3番のIN側とEX側、4番のEX側以外は完了です
イイ感じの音をさせて東西南北に20回づつ、合計80回擦ると0.05mm削れます(笑

時間が余って、何気に机の上を見てたんですけどね
気になるパーツが目に留まりました
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これから積もうと考えてるミッションに付いてきたクラッチ スレーブ シリンダー
軽く汚れを拭きとっただけなんですけどね、リペアのゴム部品も出てますから使えるようにしてやりたいですね
これは 別にもう1個ありますからね、復活出来たらもう買わなくても大丈夫と思います

なんて考えてたら
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こんなのも出てきました、クラッチ マスターシリンダーassy
ちゃんとAteのネーム入りのタンクも付いてて、無いのはキャップだけです
これも使えるようにしてやりたいですねー

伝書ヘビ号が路上復帰してからワタシが購入したのはですね、クラッチスレーブシリンダー1個のみです
このクラッチ マスターシリンダーなんて交換する必要があったんでしょうかね
部品図を見る限り、消耗するのはゴム部品ぐらいだと思うんですよ
シリンダーの内部は清掃と洗浄でいけなくないですよね
しかも、たしかリペアパーツでゴム部品があったはずなんですけどね、違ったかなぁ

交換するのは良いんですけどね、捨てるのはいささか勿体ない気がします
整備して使えるパーツは予備で大事にとっておきますけどね、使えなくて机の上にただ置いてあっても何気にカッコイイですしね、色とか質感とか
全く違う使い方を考えてもおもしろいですし

でも思うんですよ、どんどんモノが増えていく典型的なヤツです、これが
捨てられないー!
Posted at 2025/03/07 20:39:05 | コメント(6) | トラックバック(0) | エンジン | クルマ
2025年03月03日 イイね!

すっかり忘れちまったミッション

すっかり忘れちまったミッション先週はだいぶん雪解けが進みましたよ 皆さま こんばんは
家の周りに積み上げた雪も およそ半分ぐらいになりまして、伝書ヘビ号も例年通り4月には近所を徘徊できるのではなかろうか、という感じですよ

さて、バラしては洗浄して・・・という毎度ですけどね、今まではその辺で容易く手に入るブラシで賄っていたものの、もっとしっかりしたブラシが欲しくなりました
で、購入したのがタイトル画像にあるパーツ洗浄ブラシです
モノタロウさんで購入しましたけどね、もっと早く買っとけって話しですね
このナイロンが実に使い易いですワ!

てことで、日曜日は伝書ヘビ号からミッションを降ろしてやりました
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前回、エンジンの積み替えをした時にタイヤの下に咬ませた 通称『伝書ウマ』を使いたかったところなんですけどね、サスを交換しまして車高を上げちゃったもんですから ミッションの脱着の場合、取り付け位置が高すぎて上手くいかないんじゃないかと断念です

ですので、今回はジャッキポイントにウマを4つ掛けましての作業です
ここで問題なのが腹下の有効スペースでしてね、油圧ジャッキを利用して作ったジャッキに載せたミッションがですよ、はたしてサイドシルを越せるのか
結果、クリアランスが10mm無いぐらいですけどね、無事に潜りましたー♪
よく、シンデレラフィットなる言葉を耳にしますけどね、シンデレラクリアって言葉は存在するんでしょうか
これを機に、ワタシはこれを『伝デレラクリア』と呼ぶことにします

それよりですね、ここで大事なのはですよ、そのミッションとパーツ洗浄ブラシの相関関係にございます
伝書ヘビ号のミッションなんですけどね、どこからオイルが滲んでるのか、マウントが絶えずギトギトしてるんですよ
そのマウントの奥まった部分までちゃんと洗浄して塗装したかったわけであります

今回はバラして勉強したスペアのミッションを載せることにしましたのでね、一つひとつ確認しながら原因を探ります
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降ろしたミッション、シフターロッドの付け根、この円盤がギトギトしてますねー
両サイドのエア抜き穴のメッシュもゴミだらけでギトギトしてますのでね、この辺が悪さしてるんでしょうかね
って、ミッションを2台立てて並べて見比べてたら驚きました
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これから積むミッション、なんかゴムのパーツと薄いワッシャが付いてますよ
うそー、こんなの伝書ヘビ号のミッションに付いてないよー
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慌ててパーツリストを見ましたらね、ちゃんと載ってるじゃんっ!
こういうことが平気で日常的に毎度 起こりますからね、伝書ヘビ号を弄るのはたっぷり時間が掛かりますです

ミッションマウントを取り外して塗装しようとボルトとナットにレンチを掛けた時もですね、なんか違和感があるんですよ
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めっちゃ緩い、手締めかっ!?ってぐらい甘い、よくナットが落ちなかったもんだ
って、そりゃそうでしょうよ、丸ワッシャとロックワッシャの順番が逆ですやん
これだもんなー、一つひとつ疑ってかかりましょー

で、ジョージ・ベンソンを聞きながらホットココアを飲んで小休止♪
最近、とっても聞きやすい気がするジョージ・ベンソン
グローバー・ワシントンjrもイイ感じだし、デヴィッド・サンボーンも良いんだよなぁ
いや、その前にレッド・ツェッペリンのCDを揃えなきゃ!
とか、考えてるとホットココアも冷めましたので、作業再開です

さぁ、レリーズベアリングまで組んでミッションオイルを補充しましょー
レリーズレバーとスプリングを組むのは簡単だったんですけどね、レリーズベアリングを保持するスプリングが入らないっす
この辺のスプリングやレバーは一式でミッションに付いてたヤツなんですけどね、何故か、どういう訳か、しっくりこないので、移設することにしました

なんとか移設も完了しまして、ミッションオイルを補充、で 勢いよく入れすぎて200㏄ぐらい床にぶちまけた!
オイルをこぼしたら掃除が大変なんですって
ペーパータオルもほとんど使い切ったので、買いに行かなきゃー

で、急にざわッと・・・
『あれ? ミッションのオイルシールって交換したんだっけ!?』
念のためにベルハウジングのナットを緩めてみたら本締めしてあるし・・・
オイルシール交換しないでおいてからに、本締めするヤツは~居ないでしょ
居ないよね・・・いや、ココにひとり居る気もする

てことで、ベルハウジングを下にしてミッションを立てて放置中のワタシですw
Posted at 2025/03/03 12:52:15 | コメント(3) | トラックバック(0) | ミッション | クルマ
2025年02月25日 イイね!

ブログを思い出しました

ブログを思い出しました何か月もブログをサボっていると、その存在さえすっかり忘れてましたよ 皆さま こんばんは

最後の投稿を見ると驚いたことに去年の10月ってんですから困ります
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バラしたエンジンはちょこちょこと弄ってたんですけどね、11月に入ってから仕事が超多忙になりまして昼も夜も働いて・・・いや 働かされてましたよ
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そんな中でも静岡へヘッドの加工をお願いする予定もありましたから、暇を作っては清掃したり洗浄したり計測したりの毎日でした

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10月の投稿でバルブを綺麗にした件があったんですけどね、ステムを計測してビックリしました
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バルブの材質とガイドの材質を見る限りですよ、ガイドが減ってバルブにガタが出るとばっかり想像してたんですけどね、なんとまぁ あんなに綺麗にしたのにも関わらずですよ、バルブのステムがIN側もEX側も摩耗して使い物にならない状態でした
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いつも通りダルマンドーさんに手配をお願いしましてパーツが届いたのが12月の中頃
ヘッドとバルブ一式を梱包しまして、静岡へ いってらっしゃーい♪
静岡の内燃機屋さんは超人気な繁忙店のようでして、出来上がりは1月下旬か2月の頭ぐらい、ってお話しでした
めっちゃ楽しみにしながら他の出来ることをやっちゃいましょー
メインベアリングを付けてクランクシャフトを組み込んで回してみたんですけどね・・・なんかこう・・・スッキリしないんですよね~、回転が・・・
いろいろ考えましたけど、外したベアリングは全然何ともない状態でしたので再使用することにしました
そりゃそうですよね、路上復帰してから1万kmも乗ってないんですからそうでしょう
でも、ベアリングを以前のに代えたらですね、これがまぁ実に気分のいい塩梅♪
ってことは、計測の間違いですね、、、次はもっとしっかりしなきゃねー
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うはうはなピストンとライナーのセット
年末年始はどっぷりとエンジン弄れるねー♪
なんて、いろいろ妄想していたクリスマス、、、なんだかもの凄い悪寒
会社の体温計で38.5度、うわっ 久々に見たわー、こんな数字
その日は早めに帰って寝て、翌朝の体温は35.6度
とりあえず病院に行っときますか~、ぐらいのノリで受診をしたら ばっちりコロナw
年末年始は無くなるは、カミさんにも娘にも移しちゃいまして大ヒンシュクの あけましておめでとうございます でございます
ほんと、今年こそよろしくお願いしたいもんです
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伝書ヘビ号に現在 積んでるエンジンを降ろさなきゃならないので準備を始めます
まずはキャブを外してバタフライの交換に挑戦しました
このビス、以前 中途半端に手を掛けたら全くビクともしない代物でしてね、結局 ナメちゃってました
今回はちゃんとした道具を使用しまして無事に交換できましたよ
これできっと調整が楽に出来るようになったと信じましょう

そうこうしているうちにですね、遠く南国静岡からヘッドが おかえりなさいー♪
で、いろいろやりたいことが出来るのでワクワクしてたんですけどね・・・
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で、タイトル画像にもありますところのこの写真
北海道の帯広は2月の3日までこうだったんです、全然 雪が無いっ
で、あくる2月の4日 午前6時に玄関 開けたらこうですわ
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出られない、ポーチから先に出られない
ガレージに除雪の道具があるので、どうしてもガレージまで行かんことには始まらない
意を決して飛び込んだ
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この時点で夜中からの積雪量は90cm、ここからあと4時間で30cm積もりまして記録更新の120cmでございます
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一時避難したガレージから大沢誉志幸、もう知りません、冗談じゃない

主要な道路は完全ではないものの早々に除雪車は入るんですけどね、こういう住宅地の中まではまだまだ時間が掛かりますからね
なんだかんだで1週間ぐらいはこの大雪の影響がありました
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除雪も一段落したところでですね、静岡帰りのヘッドをひと通りキレイにしてからバルブの当たりの確認からいってみましょう
キレイですねー、揃ってますねー、素晴らしいですねー♪
ここまでしてくれたヘッドですからね、しっかり組み上げたいです
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ここで、ちょっと興味があったので実験です
排気の上死点、業界でいうところのオーバーラップです
オーバーラップってことは、吸気バルブが開き始めてて排気バルブが閉じかかってる時ですよね
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ピストンが一番てっぺんにある時にですね、実際の話 バルブとピストンにどんだけクリアランスがあるんですかっ?っていう疑問です
昔、粘土で・・・って話を聞いたことがあるんですけどね、ワタシの脳内イメージではですよ、外すときに なんか ひっついちゃってまともに測れない感じがするんです
腕の悪いほうに自信のあるド素人の脳内イメージですからね、失敗する気しかしないっす
でも、ちゃんと測りたいってことで、こんなスプリングを用意しました
弱いバネなので、実際に押してピストンに当たったところを計測する計画です
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まずは圧縮上死点なるものを出します
ダイヤルゲージもマグネットベースもモノタロウさんで揃えた優れものたち
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さぁ、数年前に間違ってワタシの元へやってきた360度フルスケールのアルミプーリーが満を持しての登場です
でも、実際にあてがってみたんですけどね、、、これ なんか違う気がするんだよなぁ
キーの切り欠きがありますからね、こういう風にしか嵌らないのにですよ、圧縮上死点とアイドリング時の点火時期、それに最大進角のマークがあるにはあるんですけどね、ちょうど裏側になるんだよなぁ
今回はしっかりとダイヤルゲージで圧縮上死点を出しますからね、問題ないっちゃないんでこのプーリーを使います

って、ここまでしっかり考えてたのにですね、実際にヘッドを載っけて排気のバルブがピストンに当たっちゃってクランクが回らないんです
焦りましたねー、えぇ 実際の話が冷や汗出てきましたよ
どれだけ焦ったのかは画像が無いってことでご理解ください
吸気のバルブは当たらずに回ったんですけどね、それでもクリアランスを計測したらば なんとなんとの0.6mm
これは終わったと思いましたね、ほんと
バルブを削ってクリアランスを稼ぐしか方法はないのか・・・と思って相談したんですけどね
生まれながらにしてアホを貫いてるワタシですからね、困ったもんです
先に書いた通り、開き始めと閉じ終わり、そう バルブタイミングを完全に無視してました
タイミングチェーンもかけずに計測できるわけないじゃんか、と教えてもらって気付くアホでございます
自分で言っといてこれですからね、ほんと困ります
で、チェーンを掛けて計測したら吸気が6.4mm、排気が5.5mmと出ました
ハァ~、良かった~♪
こんなことを毎度やってますからね、経験を積んでるというよりも、アホの引き出しを増やしてるといった方がしっくりくるワタシです

安心しましたので、ヘッドを降ろしてバルブスプリングも組んでしまいたいところだったんですけどね・・・
クランクを回した時にですね、『キューッ』ってなんとも心地の悪い音がしてたんですよ
最初はクランクを回すときに使ってるブレーカーのしなる音かな、とか思ってたんですけどね、ヘッドを載せてカムも一緒に回したとはいえですよ、なんかトルクが増えた気がしてました
よーく観察しながらバラしましたところですね
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アルミのプーリーに擦った跡がクッキリとありましてございます
何処に擦ってんのーっ?
もう一度プーリーをあてがってみたらばです、アッパーオイルパンの正面 ド真ん中の補強部分ですね
プーリーに付いた跡の部分をノーマルのプーリーと比較しましたらですね、なんと外径で10mm強違います
てことは、最低でも半分の5mmなんとかすればクリアランスは生まれるはず
アルミのプーリーを削るか、はたまたフロントカバーの補強を削るか
プーリーを削るには旋盤加工が必要ですからね、おのずと削るのは補強部の1択となりました
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なんとなく元からこうですよ的な形に仕上げようと奮闘中、これで3mm
これからこの印が無くなるまで削れば5mmです
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リューターで地道に頑張りましたー、作戦成功です
あんまりピカピカで削った感ありありですので、ちょっと汚した方が良いですね
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こうやって横から見ると何処がどれだけ当たってたのか分かりますねー、このプーリー
と同時に、そこが何故に気付かなかったのか分かりませんねー、このワタシ

てな感じでチマチマと弄っておりました およそ4か月間のまとめ報告でした
先日、ヘッドにカムを取り付けてバルブクリアランスを計測したんですけどね、シートカットをしましたから手持ちのシムじゃ対応できなくなりまして、またダルマンドーさんにお願いをしたところです
何故かオイルまみれになってるセルモーターやデスビとか、サビだらけのオルタネーターなんかもせっかく外れてますからね、いろいろ綺麗にしちゃおうと考えてます

雪解けまでは まだ やることてんこ盛りですよ
Posted at 2025/02/27 12:53:39 | コメント(5) | トラックバック(0) | エンジン | クルマ

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2021/09/14 20:11:55

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アルファロメオ ジュリア アルファロメオ ジュリア
アルファロメオ ジュリアはシレッと路上復帰しております(笑

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