リビアのカダフィ大佐が殺害されて 今度は北の将軍ですか?
北朝鮮の金正日総書記が居なくなれば良いですが 難しそうですね...(-ω-;)
カダフィの次は“北の将軍様”!?似たもの同士で戦々恐々か
「中東の狂犬」こと、リビアのカダフィ大佐(69)が殺害されたことで、北朝鮮の金正日総書記(70)の動向が注目されている。親子2代、66年間にわたる長期独裁体制を敷き、2400万人の国民を飢えさせながらも、日本や米国を恫喝する核・ミサイル開発を続ける北の最高指導者。今ごろ、中東や欧米メディアの速報を見ながら、震え上がっているのではないのか。
「カダフィ殺害は、金総書記の戦略に大きな影響を与えるはずだ」
こう断言するのは、元公安調査庁第2部長の菅沼光弘氏。北朝鮮の内情に精通する人物だ。
カダフィ大佐と金総書記の共通点は多い。ほぼ同い年で、個人崇拝の絶対独裁体制を敷き、国民を弾圧、国際テロを強行、豪華な生活…。ともに反米国家であり、リビアと北朝鮮は1975年に国交を樹立。82年にはカダフィ大佐が訪朝し、金日成主席と同盟条約に署名している。
2003年に、リビアは核放棄して米国の軍門に下ったが、北朝鮮はリビアへの批判を封印してきた。リビアに多数の労働者を派遣しており、北朝鮮でカダフィ大佐は英雄として受け止められている。「カダフィの否定は金正日の否定につながりかねない」(北朝鮮専門家)ためという。
今年2月、リビアで大規模な反政府デモが発生してからは、現地在住の労働者と本国との連絡・往来を絶ち、情報遮断に乗り出したという。
「一方で、金総書記は体制維持のため、リビア情勢を正確に把握している。ルーマニアのチャウシェスク大統領処刑(1989年)や、イラクのサダム・フセイン元大統領拘束(2003年)、国際テロ組織『アルカーイダ』の最高指導者ウサマ・ビンラディン容疑者殺害(今年5月)の詳細は、メディアだけでなく、情報要員を派遣して入手していた」(同)
金総書記は昨年5月の訪中以来、中国やロシアを頻繁に訪問している。背景には、独裁者特有の戦略があるという。前出の菅沼氏がいう。
「カダフィ大佐は核を放棄して、欧米の経済的支援を受けたが、最終的に自国の民衆に殺害された。金総書記は『絶対に核を放棄してはならない』という教訓を得たはずだ。中国やロシアへの訪問は、両国に利権を与えることで体制維持を狙ったもの。米国に対抗する意図がある」
したたかな策謀というべきなのか。北朝鮮でも、リビアのような民衆蜂起はないのか。金総書記は震え上がって、地下に潜るようなことはないのか。菅沼氏は続ける。
「中東や欧州と違い、北朝鮮は軍や官憲の力が強いうえ、60年以上、儒教的精神で『金日成、金正日親子は国の父』という教育をしてきた。民衆蜂起は考えられない。核兵器を握っている以上、米軍特殊部隊の潜入も不可能だろう。胆力のある金総書記は動揺せず、カダフィ殺害を反面教師にして、さらに体制強化策を強めていくはずだ」
今月26日、ジュネーブで米朝協議が開かれる。カダフィ大佐殺害を受けて、北朝鮮がどういう姿勢で交渉に臨んでくるのかが注目されている。
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“つぶやき”!?( ・ω・ ) | 日記
Posted at
2011/10/23 09:43:02