オウム真理教の「走る爆弾娘」菊池直子が昨日 警視庁に逮捕されました
17年の逃亡生活に終止符がうたれました 残りは高橋克也だけですね
“走る爆弾娘”菊地直子は売られたのか!オウム捜査の舞台ウラ
1995年3月の地下鉄サリン事件など、オウム真理教による複数の事件に関わったとして特別手配され、警視庁に逮捕された菊地直子容疑者(40)=殺人と殺人未遂容疑。警察は、「走る爆弾娘」の異名を取った女の行方を追って威信をかけた大捜査網を敷いていた。約17年に及んだ逃亡劇の舞台裏では何が起こっていたのか。
逮捕のきっかけは、捜査当局にもたらされた情報提供だった。東京・霞が関の警視庁本部に3日午前、こんな情報が寄せられた。
「菊地容疑者によく似た女が神奈川県相模原市の家に住んでいる」
これを受け、捜査員が現地に急行。同市内のアパート前に張り込み、午後8時ごろに帰宅した菊地容疑者の身柄を確保した。
「市民の目」が、菊地容疑者の長い逃亡劇を終わらせる決定打となった格好だが、警察の捜査網は菊地容疑者を確実に追いつめていた。
ある捜査関係者は「実は、この2月から全国の警察がオウム手配犯を追いつめるためのローラー作戦を一斉に始めていた。個人名で借りているアパートやマンションだけでなく、会社名義で借り上げられている物件もしらみつぶしに調べていた」と明かす。
警察に全国規模の一斉捜査に踏み切らせたのは、昨年大みそかの平田信被告(47)=逮捕監禁罪などで起訴=の出頭劇だった。
「ここで警視庁は出頭してきた平田を追い返すという大失態を演じてしまった。名誉挽回をはかる意味合いもあって、警察庁が全国の警察に『菊地包囲網』の大号令をかけたのです」(先の捜査関係者)
一方、その行方がようとしてつかめなかったオウム逃亡犯が次々と逮捕された背景に、「オウム側の思惑も関係している」との見方も急浮上している。
公安筋によると、かつてのオウム信者たちは、元幹部の上祐史浩氏(49)が率いる「ひかりの輪」や、元教祖の麻原彰晃死刑囚(57)の家族が関係する「Aleph(アレフ)」に集ったほか、旧信者が集まって作った小集団もあるという。
そのいずれかと菊地容疑者がつながっていた可能性は高いが、「今回の情報の出元が、オウム関係者からの密告ではないか、との話が出ているのです。菊地容疑者がオウム側から逃走資金を提供されていた可能性が高く、その経費は教団側に大きな負担となっていたはず。麻原の死刑が確定したいま、菊地を隠し続けるメリットは教団側にはない。菊地を警察に売ることで厄介払いした、と見ることもできる」(公安関係者)。
この言葉を裏付けるように、菊地容疑者の逃亡生活には、常にオウムの影がつきまとってきた。
平田被告が逮捕された際、本紙の取材に応じた教団の野田成人元幹部(45)は、「菊地容疑者の足取りについて誤った情報を意図的に流した教団関係者がいる」と証言している。
平田被告の弁護を一時担当するなど、オウム関係者との接触を続けている滝本太郎弁護士が、今回の菊地容疑者の逮捕について、「一切ノーコメント」としている点も気になる。
すべてを知る菊地容疑者の証言に注目が集まる。
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“つぶやき”!?( ・ω・ ) | 日記
Posted at
2012/06/04 17:00:13