片山さつき氏「中国の横暴を許してはならない。バナナを食べてフィリピンを応援しましょう」と訴えた
中国がフィリピンの主要輸出物のバナナの検疫を強化して事実上の「禁輸」とは 中国は酷い国ですね
中国の横暴許すな! バナナでフィリピン支援 片山さつき氏が訴え
片山さつき総務大臣政務官が「中国の横暴を許してはならない。バナナを食べてフィリピンを応援しましょう」と訴えている。日本とフィリピンは東シナ海と南シナ海でそれぞれ、軍事・経済大国となった中国の覇権主義に立ち向かう同志ともいえるが、「バナナを食べて…」とは一体どういうことなのか。
フィリピンは今年1月、南シナ海の領有権を争う中国を、国連海洋法条約に基づき仲裁裁判所に単独提訴した。中国は司法の場に出ようとしないが、その場合、中国に代わり国際海洋法裁判所長(柳井俊二元駐米大使)が仲裁人を選定し、裁判が開始される可能性が高まっている。
中国はこれに反発しており、先月末、東南アジア諸国連合(ASEAN)に対し、提訴取り下げをフィリピンに働きかけるよう圧力をかけていたことが発覚している。
中国によるフィリピンへの“脅し”は初めてではない。昨年5月、両国が南シナ海のスカボロー礁をめぐって関係が悪化した際、中国は「害虫駆除のため」として、フィリピンの主要輸出物であるバナナなど果物の検疫を強化し、事実上の「禁輸」措置を取ったのだ。
2010年の尖閣沖中国漁船衝突事件の際、中国がレアアースの対日輸出を規制したが、「相手国の弱みを攻撃する」思考はまったく同じだ。
追い込まれた中国の動向が注目されるなか、片山氏は旧知のドミンゴ・シアゾン元比外相に電話して、こう持ちかけたという。
「今度、中国がそんなそぶりをみせたら、日本に船ごと持ってくるように、民間ベースで段取りしましょうか」
つまり、中国が再びフィリピン産果物の「禁輸」措置に踏み切った場合、それを日本が引き取り、フィリピンを助けるというものだ。
安倍晋三首相は米国ハワイ、オーストラリア、インドといった民主主義国家・地域が連携して、中国を囲い込む「セキュリティー・ダイヤモンド構想」を提唱しているが、片山氏の考えもこれに合致する。
片山氏は「中国は何をするか分からない。日本をはじめ、フィリピン、ベトナム、シンガポールなど、類似の問題を抱えるアジア諸国が連帯することが大事です。万が一のときは、フィリピン産バナナを購入することでメッセージを発し、中国に対して国際社会の『モラルによる圧力』をかけてほしい」と訴えている。
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“つぶやき”!?( ・ω・ ) | 日記
Posted at
2013/04/17 17:00:00