2012年03月22日
7AT ATF交換について(備忘録)
結論
7ATのATF交換は、秋後半~春前の寒い時期に実施しましょう。
決して夏にやってはいけません。
特に、急ぐから直ぐやってって無茶を言ってはいけません(汗
2~3時間はかかるので、ゆっくり時間にゆとりをもって挑みましょう。
7ATは非常にデリケートな機械部品なので、交換した際は、以前のフィーリングと違うと感じたら
すぐにディーラーに連絡して見てもらいましょう。
事象
私の場合は、以下の症状が出ました。
・ブレーキを強めに踏んだ後、アクセルONした瞬間「N」に入ってるような状態に
なって、その後0.5秒~1秒ぐらい遅れてミッションが繋がり急発進する。
・特に冷間時からのスタート時に発生しやすいのと、通常走行時から強めのブレーキ
というのがキーポイントになります。
・何も100Km/hも出せとはいいません。
60km/h~70km/hで十分です。
この速度から赤信号で止まる感じでギュッと強めにブレーキ踏んで、10km/hぐらいまで速度が
落ちたときにブレーキを離してアクセルを踏むと現象でます。
※強めというのは急制動クラスと考えて頂いた方が確実に現象でます。
原因
・ATFの量が少ないという事だそうです。
別件でキャリパー交換した際に、ブレーキの走行テストをしてくれた
ショップのイケメン店長さんが、
「これAT調子悪いですね、もしかしてATF交換しました?」
はい。。。と伝えると
「それですね、ATF足りないですよこれ」
って原因が判明したんです。
・要は油量が足りなくて、力の伝達が遅れる時があるとの事。
対策
・ATF交換したディーラーにてATFの追加。
ディーラーではマニュアルに従って温度確認をしながらATFを変える様には
指示されており、守っているそうなのですが、なかなか上手くいかないようです。
私の場合は、夏に入替えた事もあり、AT自体の発熱が予想より下がらなかった
部分があったのかもしれません。
そのためATF交換時にATFが熱膨張し、適量が入らなかった模様です。
冬に追加で入れてもらったら1.2Lも追加で入ったようです(汗
単純計算8Lしか入ってなかったということですね。
※マニュアルには適量は9.2Lと書いてあります。
しかも、7ATには5ATのようにゲージが付いてないそうで、いくら油量が
入ったかもチェック出来ないという鬼のような仕様だそうです。
ま、もっともゲージがあったとしても熱の問題があるので意味はなさそうですね。。。
経過
・現状素晴らしいフィーリングに変わりました!
・変速ショックも少なく、上記のような事象は一切出ません。
・スムーズに繋がりニコニコです。
雑感
・この症状が出始めて色々調べたり尋ねたり、対策実行してました。
ATのリプロ
エンジンのリプロ
バッテリーの接点確認、バッテリー比重確認、消耗確認
点火系パーツの確認(イグナイト装着してるので)
ディーラーでの点検
カーショップの方に類似現象確認
原因が判らないから、正直イグナイトとか点火系、電装系に関するものも全て
純正に戻そうかと色んな人に相談してお知恵を拝借してました。
まさかATFの量とは・・・恐れ入りました。
これ原因が判明するまで、7ヶ月かかりました・・・・
キャリパー替えてなかったら、未だに解決してなかったかも・・・・(汗
類似問題
これだけ時間掛かったのは、別途7AT 2500CC V36 Y51に発生する
変速ショック問題もあったので、ATFの方だとは思わなかったのも一因です。
変速ショックは、低速時(20km/h)ぐらいにアクセル抜いて走行後、
アクセルオンした瞬間の「ドン」という衝撃があるんです。
しかも、Dモードのみで発生し、DSモードでは発生しないんです。
※こちらは「N」状態にならない、通常の低速走行時に発生するシフトチェンジ問題です。
こちらは上記ATリプロでほぼ治りました。
完璧ではありませんが、許容範囲内・・・・かな。
ブログ一覧 |
V36 | 日記
Posted at
2012/03/22 22:31:48
今、あなたにおすすめ