とき時とき…捨てちゃダメ。

ども。高丘です。

えー,本日も特段ネタがございません。仕事も極めて普段通りでございました。

まぁこうして仕事して,レモンに乗務して…家帰ってきてこんな動画を見るのもなかなか乙なものじゃあないんでしょうか？



今では全く面影ゼロですが,自分の自動車界のスタート地点が休車でございますからねえ。ある程度は反応するわけです。特にヨタハチは原点中の原点でございます。当時,こういうのに乗る気満々でしたからね。ヨタハチは意外にいいんです。一見,小さくて手軽そうに見るスバル360は百瀬先生が改良を繰り返した結果,1年の間に何度もマイナーチェンジ,下手すればわずか数ヶ月違うだけで全くパーツの互換性がない…というのの山なんです。なのでかなり上級の車種です。ヨタハチはそんなことはなくしっかり形での区分けがあり,流用範囲が広く(元がパブリカだから。エンジンはトヨエース用流用がオイル経路の関係でベスト…など)そんでもってメカはシンプル…。いいんです。ただボディが当時のモノコックのご多分になんたらですがね。そんでもってこの旧車知識がなければ整備士学校受からなかった身です(面接で知識披露しすぎて面接官ドン引きさせたため合格。その後もポロッと「ジーゼル機器のコンプレッサーですか？」とか言うたびにドン引きされました)。なので感謝するべき点も多いです。

しかし今では新型機重視の人間です。最近の鉄道と同じく,結局のところ整備費用とかアコモデーションとかの関連を考えると徹底的な改良・改造よりも新型機導入のほうが結局最終でのコストが安いんでねえ…。当時の血をとりあえずカタナで抑えている程度でしょうか。まあ古い車にも学ぶ面はたくさんあるんですが。ヨタハチとかのめちゃくちゃ古いとかの話から,少し未来側に飛んで90年代あたりの車はよかったです。エンジンルームは別にして内装設計がね。特に90年代後半のトヨタ車のインパネ設計は神です。ハンドルはもちろんエアコンのA/Cスイッチまで妥協なく操作できる面では最高です。今のところ一番はA80系スープラでしょう。あと他社ならFD,ミラージュ・アスティとかですね。運転士への優美さではひょっとしたらレモン負けるんじゃないかとも思えるほどです。正直,左手の操作がつらい面があります。先ほどの車たちにはそんなことは一切ありません。全てのものが左手のためにありました。恐らく今の形になってしまったのは,AT…というよりCVTによる左手操作の緩和が原因でしょう。今の日本車はいささか不自然で時々ありえない車種もあります。実際,現在でもMT比率が高い欧州車は素晴らしい物があります。シフトからエアコン,ハザードまで人間向けの設計がされています。悔しい話がA80系インパネの進化型がここにあるんです。トヨタは果たして現行車種の中でA80系並の素晴らしさを持つインパネを作っているのでしょうか。自分から見れば間違いなくNOです。もしもA80系の進化型を日本メーカーが作ったら？天使ですねえ。下手すりゃ事故率も燃費もよくなるでしょう。皆様はどう思いますか？