ども,高丘です。
えー……メールが来ました。
明日,パソコン届きますよと。
で,ちょうど父親も明後日に大阪でのミッションを終え帰ってきます。
シャロン「あら,ちょうどいい時に帰ってきますわね」
そうだよ〜。じゃないと無線LAN引けないじゃん(iMacは高丘家ではもう2機しか採用していない有線LAN使用機)。書類全部あの人持ってるんだからwwwこの有線LANめっちゃ性能悪いし,そもそもノートに有線なんてアホ以外の何物でもないからなあ。
レモン「ただお前有線派だろ?」
だって簡単じゃん(キッパリ)。
とまあ
これで10年間一匹狼で採用し続けたMacintoshが遂に引退します。
初代はeMacです。こいつではおなじみの壊れ方であるジニー(ディスプレイの画像が歪んでいき,結局何も映らなくなる現象)を経験しながらもどうにか使って,2007年に現在のiMacに移行。
そして今回,その10年の歴史に幕を閉じるわけです。
そう言えば,オイラの自撮りはコイツで撮ってもコイツ自体を写真に上げたことは数少ないと思います。なので今回,その歴史の跡をご覧頂こうかなあと。
これです。これがあのアホな自撮りを撮りまくっていたiMacです。形式はMA877J/Aといいます。
当時のiMacは初代iMacから続いたポリカーボネイト樹脂主体のハコからこのアルミ+ガラスが主体のハコになりました。コイツはまさにその当時のモデルで,20インチモデル2種類のうち高性能な方のバージョンとなります。
※20インチが2種類(ザックリ言うとグラボの性能が違う),24インチが1種類。
当時はこれまた同時期にお披露目となったブートキャンプでWindowsを起動し,これでergとA列車で行こうをやろうとおもっていました。しかし投入に失敗し,原因不明の障害が発生して頓挫。そのままずっと今日までMacオンリーでの使用となりました。
その障害が笑えるものでして……簡単に言うとサウンド関連が全てエラー。ボリューム・イコライザ調整が全部死亡。更にたまたま妹が借りてきたKanonを入れてみたところ…
この人とかの声が序盤から全部エコーで流れる(例:うぐぅ→うぅぅぐぅぅぅううううう以下略)というまさに謎の状態。
ただちゃんとWindowsは動かそうとしたということは確かですぞ。
さて,この部屋でもかなり面積をとるものですから,周囲を見渡すとそれなりに普段の生活を偲ぶツールは並んでいます。
例えば…
我らがLAURAさんが鎮座する
玉座(正体は壊れた旧勉強机用のイス)といつぞやの時に某氏から頂いたまどマギクッション。
奥にあるのは初代MacintoshであるeMacです。未だに保有し続けています。実際外付けディスプレイを使えばとても処理速度が重いのですが使用可能です。
後ろには腹筋台とそれに並んだSISUCAとG3。その後ろには
高丘さん用正倉院(コラァがあります。
ハシゴは愛しのおふとんへの階段です。
イスはこれ。この通り物であふれています。このパソコンデスク?はeMacが来た時に内製されたもの。それよりも大きいiMacは入るべきスペースに入らず,本来ならばプリンターが置かれるスペースに鎮座しています。本来のスペースにあるのは三菱のダイヤモンドクリスタルRDT1712Sです。eMacのジニーに対処するため父親から無償譲渡されたもので,現在は運用を休止しています。ただしモノは当時でもかなりハイスペックだった品物で,ノーパソである新型パソコンでの運用復活が期待されています。
更にその下にはこんなものがあります。
ハーマン・カードンのサウンドスティックです。eMacがあったころ,Macファンではかなり人気のあったスピーカーセットです。高丘家では形状から
『ボラギノール』という名前で呼ばれています。
あ,当然セットなのでこれもあります。
これがヨコに2つ存在します。
これは新型パソコンでも引き続き運用される予定です。
そしてこっから2つが高丘さん最大のコダワリです。
キーボードとトラックボールです。
高丘さんの日記は基本長文。昔は40×40原稿120枚なんて余裕でした。しかも『、』は全て半角の『,』にして(つまりコレをするだけで日本語→英数の切り替えが必要)です。こんな狭いスペースですから当然道具も選びます。
まずはキーボード。Macの純正キーボードはどれも優秀でしたが,
現在はMatias製のメカニカルキーボードを採用。タッチは最高。見ての通りキーにはひらがななんていうチリッカスは微塵も書いてありません。入力切替もありません。日本語切り替えはShift+コマンドキー(Windowsキーとほぼ同義)のみ。速度はデューク東郷の早撃ちに匹敵する秒速切り替え(当社比)。家の1階まで地響きのように伝わるほどの騒音とハズレ個体はかなり病弱(1回保証で新品交換)なのが難点ですが,ホントにいい子です。
なお高丘さんが唯一新型パソコンで最も受け入れがたい現実はまさにキーボードです。あのかな入力切り替えのキーは邪魔だし,キーのひらがなもいらない上に美しくないし,同じフィーリングにするのにソフト上でかなり魔改造しないとだし…。ホントどうしよう…。
そしてもうひとつ。高丘さんはいまどき…
トラックボールなんだぜぇ〜。ケンジントンのエキスパートマウス5です。これをシステム環境設定で
軌道・スクロール速さを最速設定にして使っています。なのでもしも初見の人がこのパソコンを使おうとするととんでもないことになります。
・まずトラックボールが慣れない。
・トラックボールに慣れてもカーソル移動が速すぎてついていけない。
・スクロールも速すぎて以下略(ただこちらはマウスのスクロール用リングがぶっ壊れているので現在は体感不可能)。
しかしこの境地を乗り越えれば快適です。腱鞘炎になることは永遠にないし,画面のスクロールは球を1.5センチ速転がししただけで端から端まで攻略可能。
慣れた翌日にマウスを使った瞬間,それを20ポンドハンマーで叩き割りたくなるはずです。それくらい快適です。
そして現在の壁紙。HK416×咲夜さんです。ある程度のフリーソフトがないと不便が生じるMacですからDockは酷い光景です。そこにはネットとワープロ作業のみを追求したソフトが並んでいます。中にはeMac時代からずっと使い続けたソフトもあります。Windowsと違って,ソユーズ宇宙船のように枯れたプログラムを継ぎ足し継ぎ足しでバージョンアップするMac OS特有の姿です。
・Windowsよりもわかりやすく美しいインターフェース
・何もしなくてもウイルスとは無縁の安全性能
・最新版が1〜2世代以上前のシステムでも普通に動かせるほど軽くて信頼性の高いシステム設計
唯一不足があったとすれば…
・Windowsよりも世界が狭かった。
それがMac OS Xです。
ただそれだけで明日,彼はWindowsに道を譲ろうとしています。
今までありがとう。そして永遠にさよなら。
Macintosh,そして敬愛なるスティーブ・ジョブスの世界よ…。