ども,高丘です。
秩父缶詰生活7日目。
もうかなり消耗しているのは皆様ご承知の通り。
しかしその中休み1の予定だった
15日大洗行きがつぶやきの通り…潰えました。
レモン「仕方ないさ…。こんなものなんだよ」
そうか。
やっぱりあんこう祭りに行く運命なんだなオイラは!!
レモン「オイラは留守番だがな。VFRの出番だにょ」
よっしゃあ。ならば…
い~い!?あんこう祭りまでにVFRを完璧なミホーシャ状態にするのよ!!
レモン「資金的に無理ゲーじゃ…」
うるさい!!タカチューシャのミホーシャ愛は完璧だわ!!(コラァ
レモン「どこまでできるんやら…」
※資金的には……まあ皆様の予想通りです。
さて予告の本題へ。
先日からエンジンオイル,ATFと『オイル怖い,メッチャ怖い』という話をしてきました。今宵はラスボスです。
CVTFです。
世界で一番未熟なミッションのひとつ。故にその要求と進化が恐ろしい方向に進みがちなミッション。またそれ故にメンテナンスの周知が極めて進んでいないミッションでもあります。
例えば……
・CVTF=ATF
・CVTFは黄色い
というイメージお持ちの方は間違いなく昔ながらの敬虔なスバリストに違いありません。これらは基本スバルECVTなどが該当するからです。高丘さんとオイシイお酒が飲めそうな方なんですが……
残念ながらこんな頃のミッションです。今のものがぜんぜん違うのは言うまでもありません。電磁クラッチというところで全然違います。
まあこれとEN07がREXに載っているとハイブリッドさんが土下座しないといけないほどの超絶好燃費を叩きだすんですがね。しかも現行NA軽自動車をミサイルより早く駆逐するほどの山の神という……。軽いは正義。もちろんジャスティも忘れてはいけません。そもそも世界初の量産自動車用CVTは彼らです。そこを忘れている人民が極めて多すぎる…。悲しや悲しや…。
さて,じゃあなんでCVTF=ATFじゃなくなったのか?これが今回の話の肝となります。今宵はここを骨の髄まで覚えてお帰りになっていただきたい。じゃあ早速真相から参りましょう。
Q:CVTって何で変速しますか?
はい。一番単純ですが一番重要なことです。ATでは?無論……

ギヤですね。遊星ギヤです。ギヤはとてもいいものです。ギヤを超える機械効率と信頼性,精度を持った伝達機構を未だ神は創造していません。理論上99%。ATの場合はMT以上にオイル浸しでなおかつ理論上とてつもなく伝達効率の悪いトルコンを使うためその伝達効率は70~90%に落ちます。
さて,じゃあCVTは?

これです。金属ベルトです。

レモン「え?これじゃないの?」
うん。それもそう。

シャロン「これじゃなくて?」
それもそうですね。
まあ全部お話する予定ですが,どちらにしろ感じることは……
レモン「メッチャ滑りそう。金属だし」
シャロン「ギヤより不安を覚えますわね」
そのとおり。金属は滑るんです。つまり…
CVTFは滑っちゃいけないんです。そしてそもそも滑るものを矛盾を抱えたオイルに浸して使っているから効率がメッチャクチャ悪いんです。
はーい。ここ重要です。テストに出ます。
MTのギヤオイルは潤滑と油膜を追いかければ物になります。ATFはギヤもあればコントロールバルブがありますからこれまた潤滑と油膜,更に流動性が必要。
しかし
CVTFは金属間の摩擦というとてつもなくヘビーな要求が求められます。焼き付いてはいけない,けどもグリップしないといけない。しかもややこしいことにCVTはATとは違ってメーカー間でシステムの統一感が一切ない無法地帯と化しています。先ほどレモンさんたちが何個か写真込みで例を示してくれましたが,やはりあの3種類でオイルは全く違うものになります。
レモン「あ!なるほどATF使えないわけだwww」
そうです。
要求が天と地ほどに違いすぎるんです。未だもってそれを理解してない人間が整備士含めて多すぎるんです。整備士ですら……
「AT・CVT兼用がないかなあ…」といっている阿呆が未だに存在します。
なんと情けない。じゃなければここまで情熱的に書きませんって。
じゃあまずは……
一般的な金属ベルトから参りましょう。
これはいろんなメーカーで採用されております。ホンダとスバルを除く各社が使用しているタイプです。現在の自動車界ではベルトCVTといった場合はこちらを指します。
このタイプの場合はある程度,ATFのように”なんでも対応”のCVTFが登場し始めていますが,少なくとも高丘さんは純正を入れるという選択をするでしょう。というより
これから話すすべてのオイルは何が何でも純正のほうがいいです。
また各社全てミッションごとにオイルの入れ方も量の味方も全部違います。実際に……
『MTミッション見たく入れたら入れすぎて壊れた』
という事故も発生しています。つまり全ての正式な手段を網羅できる整備工場でないとまず作業なんて不可能です。そうじゃない場合,抜いた量を正確に計測して入れないといけません。しかもメーカーではそれすらオススメしていません。ATFとは段違いの難しさです。
しかも入れすぎへの過敏さは凄まじいものです。これは構造に起因する弱点をCVTF自らが生み出してしまうことがあるからです。それが…
泡です。
実は
CVTのオイル量はこの泡ができない,だけどもしっかり機能する絶妙な設定をされています。これを守らなかった場合は
ベルトがCVTFを撹拌してしまい泡ができてしまいます。いくらCVTFでも泡になってしまっては意味がありません。
泡によって油膜に隙間ができてしまい機能不全が発生,ベルトが焼き付いて派手に壊れます。つまりミッション積み替えです。
これはどんなベルト・チェーンCVTでも起こる問題です。しかも…
スバル・リニアトロニックのようなチェーン式はベルト式以上に金属接触が少なく,より泡に弱い特性を持つため,専用の純正CVTF一択となります。
ここ要注意です。何せ今のスバルは売れています。リニアトロニックも売れてます。売れているから注意しないといけないんです。
まあつまるところCVTFは必要ない限り交換しない・触らないほうが絶対にいいということです。ここをご理解いただきたい。
これだけじゃ話がつまらんので,あともう2つ変な子をご紹介しましょう。
1曲はさみましょう。
じゃあ例のECVTのCMで使われていたこの曲を。
ジョージ・マイケルでFaith
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Posted at
2013/07/07 22:58:07