というわけで今日の本庄サーキット走行写真撮影演習の結果。もう一度言う。午前中はなぜ撮ってなかったのか?寝坊したからだ。レモン「まあ家にいるのは逆に疲れるからなあ」最近,オイラの安住の地はベッドの中と大洗くらいぜよ。レモン「ホント,今年は走行距離が伸びそうだ…」で,まあ見ていただければすぐにわかると思いますが同じカメラですが解像が劇的に改善されています。どう見てもA005のスペックです。本当にありがとうございました。また当然ながらより寄れた写真が多くなっています。レモン「それでも3ヘアはあまり大きくは撮れないんだな」まあそれは仕方ない。あと先日の教訓により流し撮りにこだわっていません。A005の性能見極めという意味合いもあったので冒険はほとんどしていません。あとMFで行こうとも思ったんですが,1年目過ぎない初心者には厳しい話らしいようで困難と判断。結局AF-C+ダイナミック9点で挑んでいます。レモン「ただ思いの外,合ってるんだよなあ」これもA005だと思います。実際,AF動作は格段に上です。ただ反省点はガッツリあるのであげましょう。・画角が思い切れていない。A005が高解像だからというのもあって,これがより目立ちます。寄りたいところを寄り切れない。その逆もしかり。結果,ズームリングを応急的に回すハメになる。これで合ったフォーカスも手元から落ちるし,レンズの解像は活きない。そしてミスショットを連発する。レモン「連写は使ってないんだろう」使ってません。っていうか連写したければシャッター指切りバーストすりゃあいいじゃんというのが最近wある意味1番自由自在な連写になろう。結果的に無駄撃ちも少なくて済む。午後丸々やってもCFは1枚ですんだしな。しかもRAWで。レモン「ということは何GBだ」使ったのは3.9GB。半分にも達していない。これがFINEならもっと少なくなる。つまり単純計算なら1日撮っても1枚で済む程度まで改善したことになる。ここは前回より進歩したところ。レモン「ほほお。無駄にはなってないんだな」とはいえ思い切りのなさ,ためらいのなさ,洗練さが足りないのは事実です。これでは止めたいものは止められないし,流したいものが流れません。某島田嬢並の余裕が我々にはないのですよ。・構図探しも足りない。これですね。前回の『ここはどこなんだ?』問題を解消するための課題ですね。レモン「要するにバリエーションを増やすということだな」前回は技量の問題で諦めていたフレームに2台以上入れた写真をあえて撮ったし,フリー走行だからピットロードでの撮影ができないのを逆に活かして『これ誰も撮らなそうだなあ』という場所から狙って秘密のスポット作ったり,あえて広角端で撮ったりなど試行錯誤しています。また今回はフリー走行なのでバイクも撮っています。ですがこれではマズイという危機感はバシバシ感じます。写真は設計図じゃないんだぞ…。レモン「地味に焦るんだよなあ」そりゃあねえ。よくよく考えて見給え。次回のパパイヤ走行会は18日なんだぞ。もうこの時点で時間がない。レモン「おい。もうちょいで残り10日切るんじゃないか…」そうだ。前回最大の反省に残り10日ちょいで及第点となる回答を見つけだなさないと自分も客も納得しない。ハードル上げすぎなのは承知の上。けども自分を追い詰めたくてしょうがなくなるのだよ。レモン「ドMだねえ」全く,普段はなんでありとあらゆる事が面倒くさく見えるのか。自分でもわからんよ。というわけで明日は1日撮影となります。A005とどこまで仲良くなれるのか,果たして自分自身に対しどこまでできるのか。これは不安なのか希望なのか…。オマケというか補足。レモン「午前中のあの記事ね」D810に合わせてレンズの話も改めて。走行会や痛車イベントでの撮影が多い上にストロボも使うので機材が元から多い身の上。なのでレンズに関する戦闘ドクトリンならぬ撮影機材ドクトリンが大幅変更となっています。元々は標準単焦点1本を主体とするドクトリンを予定していましたが,走行会撮影を行った結果それは無理という結論となりました。また自分は結局絞りは絞る派に落ち着いたので明るいレンズにこだわる必要性がそもそもなくなりました。よって……・焦点距離重視。・レンズ本数の削減もしくは小型化。・三脚使用頻度の削減。・コスト削減。・MF使用への対応力が高いこと。こうなりました。結果……・主力及び望遠:タムロンA005(導入済み)・主力及び広角:タムロンSP 15-30mm F/2.8 Di VC USD (Model A012)・標準域補完:フォクトレンダー・コシナNOKTON 58mm F1.4もしくは現用のDX3518となりました。比較的広い焦点距離と強力無比のVCを持つタムロンズーム2本で対応する布陣です。30-70mmの標準域はA012の最短撮影距離とDX3518での経験上,人の移動で対応できるため必須項目から除外しました。この2本とD810&D300を組み合わせて15-500ミリ相当という長大な範囲を射程に収めます。ただA012は超広角特有の前玉レンズのためフィルターが使用できません。D810のISO64と1/8000秒が生きてきますが,それでもフィルター必須の撮影はあるだろうしD300ではISO200止まりの都合上,対応力が低くなります。そういう時は小型で信頼性も高くコストも低いNOKTON5814もしくはDX3518で補完します。たった2本のレンズでほとんどの手に対応するという理由で個人的に『フルハウス(ドクトリン)』と呼んでおります。大三元でも小三元でもない布陣でこれからを戦いたい今日このごろ。