高丘満方@タカダケのブログ一覧

ども。高丘です。

今日一発目の画像…。これがVer1.XXSeries最終型の正体です。まだ試作段階のため幾分突貫でございます。洗練されるのはこれからです。とはいえまさかこのお二人さんが共演することになろうとは。ここには純正だと遮音板がありますが,堂々と撤去されています。元の遮音板はエンジンルーム洗車の際に水がかかって劣化。外すと取り付け穴の箇所が一瞬にして崩壊し,その時点で再取り付け不能確定となりゴミ箱行となりました。まあ結果はオーライです。

さて,こんな理由でボンネット開けているわけではありません。

そもそも本日の主役がレモンではありません。レモンは確かに理論上どこでも運用に就ける車体を持っています。しかしラッピング施行された痛車である身の上。当然これを嫌う場や人,組織があるわけです。そういうところに向かうための足が流動的すぎます。エスティマは自分対応の保険が掛けられておらず,そもそも完璧に車庫から出庫できる人間が父親しかいません。ステラは母親と弟こと妹が使うため以前よりも運用機会が多くなっています。これ以上,運用回数を増やすのは物理的に無理です。実質レモンの前任者であるクレアも所有権が実質弟のもののためあるときにしか使えず,レモン並みの長距離運用を何度もすることは出来ません。

そこでこいつの出番となる予定になっています。



帝都急行101系159F。正体はGSX250SSMカタナ。レモンと同じ黄色い車体。しかし黄色い車体はこっちのほうがよっぽど先。黄色の由来も異なってまして,レモンは西武新2000系が由来となっていますが159Fはあのハーベーカラーから来ています。レモンとは違い黄色と白のツートンとなっていることがその証明。整備開始から3年が過ぎて久しい本日。予算超過と度重なる作業遅延を乗り越え,遂に機関始動試験を迎えました。

まずはバッテリー投入。



当然バッテリーが入るのも3年ぶりです。当初はGSユアサ製が搭載される予定でしたが,予算超過によりヤフオクで落としたメーカー不詳の物になりました。さて,電源は入るのか？



やった…やった…やったよぉぉぉぉぉぉ!!

レモン「は〜うわあ〜。はじめて〜の〜」

おだまり。159Fはとりあえず動く気があるようです。ならばと作業を続けます。



オイルは適当に買ってきたスズキ純正10W40です。ジョッキがやたらと緑色なのは父親のバイク用のオイルによるもの。当初は自分が乗るからと父親が何十年ぶりにバイク家業を再開。気づけば限定解除取ってXB12STTを乗るような中年ライダーに進化してしまいました。世の中わからないものです。オイルは3年も動かしていないエンジンを考慮して,指定より多めに入れます。そのオイルとガソリンの中にはこんな物もいれます。



モチのエンジンクリーンとフューエルシステムクリーン。2輪のプロも頻繁に利用する性能の高いケミカルです。これで3年のアカを徐々に落としながら…という寸法。冷却水は入れには入れたんですが,水抜きボルトを緩めるのが少々めんどかったのと走るわけではないのでザッとしか入れていません。そしてこういう始動の際,バッテリーだけで始動させるのは159％無理です。キャブも清掃済みとかの場合,調整とかが狂っているのですんなりとはいきません。力技オンリー。よってこうします。



レモンに助けてもらうことにしました。この状態でスターターの様子を見ながらスロットルいじりつつ掛けます。当然最初はすんなり掛かりません。セルの音が響きます。5分後,マフラーから白い煙が出始めます。どう見ても混合気です。試しにキャブのドレン緩めるとガソリンが出てきます。ここからが本当の勝負です。マフラーから混合気出るようだと既にプラグが濡れている可能性があります。こうなるともう…です。そしてカタナのイグナイタは逝きやすいため,死んでいれば当然どうにもなりません。始動試験開始から8分。掛かりそうな音がしてきます。そのまま戦うこと始動開始から15分経過。遂に



掛かりました。

当然直ぐ様エンスト。再始動後,キャブのアイドル調整をいじりながらとりあえず勝手に動くレベルまでアイドルを高めます。当初は白い煙出ていましたが,全てガソリン燃していたようで,気づけばなくなっていました。オイルシールは思ったより健康なようです。しかしキャブが本調子ではありません。いきなりスロットル全開にすると吹けが7000で止まったり,アフターファイヤーこいたりします。まだまだですねえ。しかも配線を間違えているようで,フロントのウインカーが逆方向に点灯します。流石昔の自分。今以上に適当なりwww