高丘満方@タカダケのブログ一覧

えー,暇なのでもう一つ。

気づけば残り2ヶ月過ぎれば年末でございます。今年は当方みんカラ元年。mixiでは年末恒例としていろいろ書きまくったり,テケトーな企画物やったりします。現在,この定例をmixiの通りいろいろやる気です。一番名物(自称)だったのも少し名前を変えてやることにします。当方mixiでは年末,高丘の狭い視線で見た世界の中で一番萌える・燃える・感動したものを勝手に表彰する企画をしていました。今年の年末はその名前を変えまして

TEITO VEST PERSON OF THE YEAR(略してTVP)

としてこれを勝手気ままに執り行う予定です。賞としましては今年のニュースで気になった物事・人物に表彰する"NEWS PERSON",音楽関連でコレはいいと思った人物・作品を表彰する"MUSIC PERSON",アニゲー関連で今年貢献した作品・会社・団体に送る"VEST WORKING",2次元のベストキャラクターに送られる"グランプリ",以上の賞の受賞者の中から選ぶ最優秀賞"パルムドール"を予定。なぜベストキャラクターがグランプリなのかというと,単純に今までの通算パルムドール率が高いからです…。はい…。その他,今年の感想と反省などをただただグダグダ書く予定です。お暇でしたら大晦日,高丘光一とお付き合いください(ォィ

つまるところ高丘の年末は資金難のため冬コミに出れないから,お節の松前漬けに使うスルメ切りを懇切丁寧にやって(当方松前漬けは食べられないため,切った直後のスルメを大量につまみ食いするのが恒例),TVPをやってから年越しそばを食べ,今年の感想・反省・感謝のご挨拶をしてから寝るということになりそうです。

さて…来年ですかあ。レモンさんも就航2年目を迎えますねえ。現在,目下議論されているのは,ワンマン運転時の労働環境改善のため

レモンさんに後付擬似オートクルーズ付けるかどうか

というものです。この話はまたおいおい…。

ども。高丘です。

えー,最初の写真は昨日の日記のコメント(みんカラ)から。絵は綾瀬光さん。Sputnikで『echo.』『風ヶ原学園スパイ部っ!』でキャラデザをやっている人です。

さて…今日はとある一件で本庄サーキットにいたんですが,それが最悪の形で潰れてしまってしまいました。まだ朝っぱら。客もまばらで静か。そんな中,1台の見慣れないクルマが。



プロトンというメーカーをご存知のかたは何人いらっしゃるでしょうか？マレーシアにある大手自動車メーカーです。近くキャロッセさんがこのサトリア・ネオの正規輸入を開始するらしく,今日は試乗会ということで本庄サーキットにいらっしゃったのです。Top Gearファンなら「え？プロトン？ジェレミーとメイが凄まじいレベルで酷評したあのプロトン」とか言うでしょう。しかしあれからは相当な月日が立ちました。残念ながら当時の面影は一切ございません。



エンジンルーム。アジアンメーカーのエンジンルームはそのメーカーにどんな諸外国メーカーが絡んだかを如実に表します。ちょっと知識のある方なら一撃でしょう。どう見ても三菱チックだと。特にフロントカバーの処理が三菱製エンジンそっくり…というかほぼそのままです。4G63のフロントカバーデザインと大して差がありません。ブレーキのマスターシリンダーも三菱車と形状がよく似ています。

しかしそういうのに目をつぶると,中々いいんじゃねえの？という意見が出てきそうなオリジナリティも見えます。特に眼を引くのは吸気管長が長そうなインテーク処理。元がラリー車のベースとなるものだけあり,中低速をどうにか稼ごうとしている雰囲気が感じられます。そして細かいところですが,エンジン後ろのリブ処理が非常に高度です。いかにも強度が高そうです。実際にこの車は「エンジンじゃなくて脚で走るクルマ」とスタッフさんがいうほどのハンドリングマシン。その証拠は当然足回りにも見られます。4輪ディスクも目を引きますが,何より驚異的なのは

この車格でもおもいっきり4輪独立サスであること。

これは素晴らしい。強度的には2リッタークラス以上の出力にも耐えられるという頑丈な足回りを採用しています。リヤに至ってはマルチリンクを採用しています。実際エンジンは非常に非力との声が多いようですが,それをカバーどころか帳消しにするほどの脚を持ちます。自分たちから見ても脚に関してはZC31Sより遥かに高性能です。



内装はやはりそんなにはよくありません。作りはチープです。しかし意外にホールド感のあるシートとスイスポよりも広いフットスペースがグッド。メーターデザインも決して悪くありません。車体形状も昔のパルサーあたりを彷彿とさせるグッドデザイン。走りたくなるのもうなづけます。そんなZC31Sを凌駕するサスを誇るこのクルマ,プライスも絶妙で新車の車体価格は150万円後半。Brilliant…



本当にこれはいいクルマです。実は本庄から帰ったあと会社に寄ったんですが,カローラからFT86関連の資料が届いてたんです。読んだんですが…個人的にはプロトンのほうを推します。なぜかは簡単。それはどっからどう見てもプロトンのほうが『純粋かつ真面目にクルマらしく』それを作っているから。そしてその結果がしっかり出ているから。FT86の資料を見ただけで気持ち悪さを感じてしまいました。真面目さが薄く,商売本位のオーラしか感じられない…。なぜアジアンメーカーがここまで進化してきたは明白です。このプロトンの白い姿通り,純粋にクルマを作ろうと努力しているんです。商売どうこうもいいけど,このクルマには国の威信がかかっている…。そんな責任感を一心に背負い,欧米に勝とうとただひたむきに頑張っている姿が見えるんです。プロトンを見ていると日本車は正直残念な立ち位置になってしまった感がします。その理由は皆さんもよくご存知だと思いますが…。とにかく遠くマレーシアからいいライバルがやって来ました。日本車さん,特にトヨタさん…日本人は"日本人にしか売る気ないクルマ"にめっちゃ飽きてます。平和ボケもそろそろよしとしましょうぜ…。お互いつまんないですから。

ちなみにキャロッセさんはこのサトリアを痛車にしてレースに出ようとしているらしいです。応援したくなりますねえ。まだクルマも捨てたもんじゃない…。

そして本日。我が高丘にもう一つ新しい光がやって来ました。それはドイツからやってきた眩しき閃光!



目が…目がぁ〜。あのライトが来ました。



これはいいものです…。